「新選組」の事情通になる!―マニアも知らないネタまで開陳 人物、事件史、ウワサ話まで徹底取材 (PHP文庫) |
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著者: 岳 真也 定価: 価格:→¥ 1 | 新選組マニア、読むべし★ ![]() ![]() ![]() ![]() 「沖田総司、その強さはストレスにあった?」<br> 「今宵の虎徹はよく斬れるか?」<br> など、新選組マニアには驚きのテーマがズラリ★なかなか読み応えがあるテーマに、思わず手に汗握る(笑)「新選組に女隊士はいたか?」というテーマは、別の本「バラガキ」を読むと面白いかも。<p> しかし。星4つに留めたわけは、大半の内容は、マニアは知ってるのでは?と思ったので。本当は3つでもいいのだけど、選ばれたテーマがどれも面白かったので、4つにしました★<p> マニアの皆さん。この本、一度は読んでみるのも面白いと思いますよ♪<br> |
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「懐かしの昭和」を食べ歩く (PHP新書 510) |
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著者: 森 まゆみ 定価: 価格:→¥ 547 | 食を通じた昭和史 ![]() ![]() ![]() ![]() 単なる食べ歩き日記や飲食店紹介ではない、 「食を通じた昭和史」を真正面から採り上げた一冊。 加藤登紀子さんのご実家や、あのボースに繋がるナイルレストランなど 現在も尚営業せる料理店と、本でしか知らない歴史とを 本書が橋渡しする、その記述には大いに心が躍らされる。 |
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古武術からの発想 (PHP文庫) |
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著者: 甲野 善紀 定価: 価格:→¥ 80 | 「聞いてはいけない約束」で硬直化した世界を打破すべく活動する人の話 ![]() ![]() ![]() ![]() 「合気道の演武がどうも形だけのものになっているのでは」という、見れば誰でも思うが聞いてはいけない約束の問いを発してしまったところから、独自に武術の解明の道を歩み始めた著者は、「科学者の世界でも、業界の礼儀があり、自分たちの手に合いそうにないことは無視するということがまかり通っているそうだ」と憤慨する。エドワード・W. サイードが指摘してる、「専門家能力が直接的な関心事の外にあることをみえなくさせ、人を特定の権威なり規範的な考え方だけに迎合させる(知識人とは何か:平凡社)」という問題に対して著者は憤慨している。自分の足にうっかり真剣をさしてしまうくらい体をはって「根源的な問い」に対して答えを追求していくという著者の姿、部外者から見るとこっけいにみえるほどのその熱心さに触れ、我が身を振返ってみるにどうか?と自らを啓蒙するのによい本である。(あえて言えば、水おう流を「本当にあったんですねp.110」と過去のものとして片付けてしまうのは、現在もその流派を引き継ぎ鍛錬している人たちに失礼ではないのか) 考え方が変わるのか?否、カラダの動かし方が変わるのだ。 ![]() ![]() ![]() ![]() 内容は軽い本である。普通のエッセイ的な内容だ。しかしオレはこの本を読む前と読んでからモノの考え方があきらかに変わった。別に古武術を行う訳でも格闘技をするわけでもないが「開眼」というに値する何かが変わった。この後、甲野 善紀氏の本を数冊読んだがあまり内容に差異はない。何度言葉にしたところでなかなか伝わらないだろうし、言葉に出来るものは限られているからだろう。まず1冊、甲野 善紀氏の本を(どの本でもいいと言い切れるのがまた面白いが)読む。まずそれからだろう。読んでからどうするか?読むだけで終わる内容ではない。自分の考え方に、否、自分のカラダの動かし方に変化が起こるのは間違いないだろう。 著者の体の動きを見てみたくなる。 ![]() ![]() ![]() ![]() 形にとらわれて本質を見失っている現在の武道から離れて、独自の道を行く。<br>なかなか面白い筆者の発想と行動。<br>実際にこの人の動きを見てみたいモノだ。私のような凡人には、すごすぎて、<br>わけわからないのかもしれないけれど。 |
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ほんとうは日本に憧れる中国人 「反日感情」の深層分析 (PHP新書) |
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著者: 王 敏 定価: 価格:→¥ 1 | 読んでみて、違和感が残りました。 ![]() 「反日感情」の深層分析とありながら、中国の現状を肯定している様にしか思えないのですが、 著者は、反日感情のよりどころとして中国人の歴史感を強調し、歴史教育は愛国教育で反日教育ではないと主張されている様ですが、過度の愛国主義は排外主義に陥る危険もあるとも書かれています。 歴史教育自体が近現代史中心で、中国共産党に都合の良いもので、共産党に都合の悪い情報は報道規制が掛かる状況で、子供たちが偏見を持たずに育っていくとは僕には思えないです。 タイトルと内容が違う! ![]() ![]() ![]() 私も、おそらくほかの多くの方と同じように、タイトルを見てこの本を買いました。しかし、結局のところ、朝日新聞によくコメントが掲載されているこの著者のメッセージは「日本人はもっと反省しなさい」ということのように読めました。失望しました。 ただし、これまでも多く語られてきた日本人と中国人の歴史への向き合い方の違い、日本人は「水に流し」て未来へ向かうことが大事なのに対し、中国人は、「恨み憎み、決して忘れない」ことが大事、ということは、この本を読んで改めて認識を深めました。その点は評価したいです。 しかし、たとえわれわれ日本人が「理解」したとしても、中国人の日本理解が一向に進まないのでは、われわれのような一介の市民としては不公平感が募るばかりですよね。その点で期待を持たせてくれるような内容がほしかったです。 従来からある中国のプロパガンダ ![]() 声高に日本を非難する姿勢こそ避けてはいるが、しかしいつもながらの中国人の押しつけがましい言い分に変わりない。「中国の若者は日本に親近感を持っている」という導入が、「しかし彼らの感情には二重性があって、靖国に強い拒否感を覚えサッカーでは反日が吹き荒れてしまう。それは日本が過去を反省し謝罪しないがために・・・」と続きます。合間に中国の世論アンケートのデータが並び「中国と日本は過去に縁が深かった」とか「開放政策以降の世代の中国人は考え方が新しい」などのトピックが散りばめてあります。しかし、言論の自由のない一党独裁国家で集計したアンケートに意味があるのか? 昔からあるような中国のプロパガンダ本。未だに真に受ける人はどれくらいのでしょうか。 |
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不幸論 (PHP新書) |
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著者: 中島 義道 定価: 価格:→¥ 207 | これはパンクだ。万歳。 ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() この著者の本は初めてだが、これは笑える。 嘲笑や冷笑ではなく、ほんとパンキッシュな笑い。 爆笑の太田なんかが読んだら絶賛するのではないか。 この滑稽さを表現するのは非常に難しい。 真面目な顔をして講義する先生のズボンを下ろす、とか。 う〜んダメだ。 イメージとしては酔っ払ってヘンテコな踊りをするジョーストラマー。 なんかヘンだけど、目が離せない。 フュージョンとかアンビエントとか好きな人はダメだろうな。 当然のことながら僕は大好きです。 主観 ![]() ![]() ![]() ![]() この手のものは、客観的に読んでは何の意味もない。 また、特にこの著者の場合、著者と同じか、それに近い主観で接しうる読者が読まなければ、全く何も伝わってこず、何の意味もない。(このことは、本書中に著者が言っている。) よって、他人に容易に薦められるものではないが、シンクロするものにとっては、ほぼ唯一の参考文献となりうる。しかし、だからこそ、異なる主観を持つ読者は本書を「トンデモ」扱いしてはならないと思う。 私は著者の基本的姿勢には、疑問を持つところもあるが、かなりの充実感が得られた。 実に不幸。 世界全体の不幸を前にして前もって不幸を述べる ![]() ![]() 幼児期家族内で一人で幸せになってはならないというコードが存在し、その出し抜きゲームから死ぬまでとり憑かれた筆者がそのゲームを表示するための原理としてカントとその周辺を相変わらず提示し、原理とその応用を利かしている間はまだしも、ただの随筆みたいな感じになっていく後半。小事しか扱わないという宣言にも関わらず、応用で大事との比較(精神病、殺人、戦争)を十分に盛り込みつつ、ただの感想文となっていく、その尻すぼみっぷり。 他人の評価に如何なる態度で臨むか。作者の場合、傷ついて落ち込んでいる姿を見せれば家族内で許しのコードでもでたんでしょうが、そういう自分の世界に結局とり憑かれていること自体が作品としても同じようなものを縮小再生産させるのだろうから、ここで経済に対しての取材をするだとか、対談集をだしてみるだとかそういうマーケッティング的戦略性には結びついていかないのか? この人の行動原理は!? この人が前提を簡単に覆して、ヘンな悲鳴を上げること自体が商品としての価値があるんでしょうが、そこいらへんをホンキで本人が勘違いしているところに問題があると思う。 ここまで死に関して問題を取り上げているのにあくまで今まで引きずってきた哲学にこだわり、仏教が全然でてこないのがまったくおかしい。ホント仏教者と対談したほうがいい。 最後のほうは引用だらけになってしまっていて、 甘い憶測をしていると後で手厳しくやられるために前もってそれを言おうという姿勢、あまりにも成功が遅く手に入ったためにこれから幸福になっていってやるという気力がおきず、結局は死んでしまうという厭世感に悩まされる。 その気分にもはや原則もなにもなく引用をただ載せる。 なんでしょうか、これは? |
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「出雲抹殺」の謎 ヤマト建国の真相を解き明かす (PHP文庫) |
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著者: 関 裕二 定価: 価格:→¥ 380 | 出雲と古代日本の関係を知るきっかけとしてよいのでは ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() 日本書紀、古事記、風土記などの書物あるいはヤマト中央政府の政治、考古学の発見などから出雲とヤマト朝廷の関係を探る。そもそも、出雲に関する記述は記紀神話の3分の1を占めているにもかかわらず、最近まで存在さえしていなかったと思われていたのはなぜなのか。 出雲は全てが逆である。注連縄(しめなわ)の巻き方もそれ以外の神社の逆。天皇家が「日継ぎ」といって天皇霊を継いでいるのに対し、出雲国造家(国造くにのみやっこは現代でもまだ続いている!)は「火継ぎ」といって祖神・天穂命(あめのほのみこと)の霊を継いでいる。ヒは霊を意味する。日は昼、火は夜をあらわすと考えるとここも逆である。有名な話だが、島根では神無月ではなく神在月である、などなど。 日本書紀が編纂された8世紀は激動の時代だった。藤原不比等は自らの出自(百済系と考えられる)を正統に見せるため、また過去の歴史を塗り替えるために歴史を神話化したのではないだろうか。伊勢の名の元になった伊勢津彦は出雲出身の神である。そして、ヤマト中央政府の物部氏や蘇我氏も先祖をたどると伊勢に行き着く。 他に出雲の国譲りの話や邪馬台国の卑弥呼、トヨ、出雲大社で祀られている大国主命、出雲国造家(千家)、初期の天皇の話、出雲や北九州の当時の文化の話など初めて出雲関連の本を読んだ私にとっては驚きが多くあり、知的好奇心が大いに刺激された。著者の推理が多くの部分を占めるので賛否両論があるのかもしれないが、初めて読む人にとってはよい入り口になるのではないだろうか。 出雲の姿は鮮やかに浮かび上がらず ![]() ![]() 「出雲」でなく、「記紀をどう読み解くか」に主題を置いているのではないか、と思えるような内容である。そのため、「記紀がいかに真実から目をそらさせ、敢えて誤解を招くような記述をしてきたか」についての印象が強く残り、当時の出雲の姿が、その存在感と裏腹に、鮮やかに浮かび上がってこないのである。記紀の記述の問題と、出雲の実像を明らかにする部分は明確に別けた方が良かったのではないか、と思う。 読み物としてはおもしろい ![]() ![]() ![]() 関 裕二といえば、「聖徳太子 = 蘇我入鹿」で有名であり、出雲に古代王権があったのは事実だとしても、それが蘇我氏とどう結びつくかは不明である。関門海峡が古代史に与えた影響は大きかっただろうが、それが出雲と大和にどう関係するかの論理的関係は疑わしい。 出雲や日本古代史に興味を持つ第一歩としては、よいのかもしれない。 |
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日本史「わき役」たちの言い分 (PHP文庫) |
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著者: 岳 真也 定価: 価格:→¥ 1 | 面白い。でもそれだけ。しかし、それでも星3つ。 ![]() ![]() ![]() 多作で、小説家・エッセイスト・歴史評論家・大学の先生と多様な顔を持つ著者。1947年の生まれと云うから、御歳60か61。その御年にしては軽妙な調子の文章が板に付いているのは、著者の多面性の顕われか、歳の熟れか。要するに、読みやすい。 内容に関して言えば、常識の範疇に収まることが、編年体の羅列ではなく著者の軽快なテンポで書かれていることが多書との違いに思える程で、此と言って際立った優点も劣点も無い。独創的な分析が為されている部分がちらほらと見られるが、歴史好きの読者にしてみれば反論が多かろう事も用意に予想がつく言説である(特に「安国寺恵瓊」と「尾張(徳川)宗春」の項)。 それでも、通説と「言い分」と称された著者の分析の差を、通説と読者の分析、と置き換え、読者が自らの歴史に対する認識を客観的に見直す機会を与えてくれている点は十分に評価に値する。故の星3つである。 |
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貧困なる過剰―ビジネス文明を撃つ (PHP文庫) |
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著者: 西部 邁 定価: 価格:→¥ 1 | |
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山県昌景(まさかげ) (PHP文庫) |
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著者: 小川 由秋 定価: 価格:→¥ 120 | 戦国時代狂 ![]() ![]() ![]() ![]() 武田軍団の中で真田を除けば数少ない人物小説である。赤備えはやがて徳川の井伊直政に引き継がれてゆく名物武将だけ合って面白くまとめられている。歴史小説121作品目の感想。 信玄に心酔した昌景 ![]() ![]() ![]() 武田四名臣の1人である、山県昌景を描いた作品です。 最近の研究で昌景は飯富虎昌の弟ではなく甥であるとする説が有力になりつつあるようですが、この作品では従来からの弟として描かれています。 徳川家康に「さても恐ろしきは山県」と言わせた昌景は、しかし人より小柄で貧弱な体躯しか持ち合わせていませんでした。 しかし文武に修練を重ね、近習から侍大将に進み、義信事件の後には飯富の赤備えを継いで武田軍団の中核を担います。 そんな昌景は、近習として武田晴信に仕えた時に言われた「強さとは心から生まれるもの」という言葉を噛みしめ、また「戦に臨むにあたっては常に初陣のような覚悟で慎重に策を練ることことそ肝要」と堅実な戦いぶりを見せます。 惜しくも設楽が原の露と消えますが、そんな昌景の半生を描いた数少ない作品です。 もっと小説ぽく・・・ ![]() ![]() 著者の小川氏の作品は、読んでいると通史のようだ。昌景の話よりむしろ武田信玄の通史ぽい。合戦場面も簡単にさらりと流してしまっている。読者に対して著者の見せ所が感じられない。読んでいてつまらない。 |
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PHP新書 仏教の常識がわかる小事典―歴史から教義、宗派まで |
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著者: 松涛 弘道 定価: 価格:→¥ 117 | 日本仏教入門 ![]() ![]() ![]() 本書のタイトルは「仏教の常識がわかる小事典」となっているが。その内容と異なるように思える。むしろレビューのタイトルの方がストレートであると思う。<br> 日本人は無宗教だといわれるが、私は決してそのようなことは無いと思う。ただ仏教に対し無知、無学なだけである。本書はそれを補完し、日本仏教の概要を知るには適当と思われる。<p> しかし、仏教徒である読者はけっしてこの程度で満足してはならない、この書はあくまで日本仏教の概要書であり仏教の教えを説く書ではない。より積極的に、仏教の教えについて感心を持ち、自ら率先して学習してほしい。<br>「眠れない人には夜は長く、疲れた人には一里の道は遠い。正しい真理を知らない愚かな者どもには生死の道のりは長い」(ブッダ) |
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