この国を守るための外交戦略 (PHP新書) |
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著者: 岡崎 久彦 定価: 価格:→¥ 45 | 大人の議論を経た外交 ![]() ![]() ![]() ![]() 2005年後半から2007年2月までの間に、新聞・雑誌等に寄稿した小論文の集積です。そのため、それぞれの末尾の掲載日を確認しながら読まないと、「今回の交渉では」といった記載の意味がわからないといったことも起こります。 ただそういった些細なことは抜きにして、外交上の読みや可能性、問題点の捉え方は見事なものです。私とは異なる見解もありましたが、著者の主張にも一理あると感じました。ただ単に感情的な外交姿勢を主張するのではなく、やはり大人の議論を経た外交が大切であることを痛感しました。 きわめて現実的な外交論 ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() 歴史的、地政学的に深い理解のある著者によるロングタームでなおかつワールドワイドに書かれた現代日本の外交/政治論。新聞雑誌等に掲載されたものが多く読みやすいが、著者の経歴からのリアリティにあふれた、なおかつ歴史観を入れながらの堅牢に構築された論理に触れるとこれまで論じられた近代日本についての歴史認識が文学的に過ぎないのではないかと思うくらい濃厚であった。親米保守の立場から、日本がとるべき外交戦略は成功している現行の国際的枠組みー日米同盟を堅持強化し、中国には毅然とすることであると明快に論じてあるのだが、我が国近隣で生じた問題を例に引き、リアルで英知にみちた説明となっていてそれぞれがとても面白い。 この極東アジアにあって、日本はなぜ英国同様に米国にとって重要なパートナーか。ユーラシア大陸の一筋縄ではいかない国々ー仏独露中を両端で英国と日本が接しているという地政学的な見地から、米国にとっても日米同盟は米英関係と比肩しうる関係であり、日米同盟は両国にとっては利害が一致しているはずだと言う意見も妙に説得力が感じられた。核武装論についてもリアルに見識高く、前書きに書かれている。ただ本当に困った近所のならず者国家については言及が少なく、著者も明快に書くことができなかったのであろうか。 やはり日米同盟が基軸 ![]() ![]() ![]() ![]() 元駐タイ大使である岡崎久彦氏の最近の論文集である。 岡崎氏の立場ははっきりしていて、 日米同盟こそ現実的かつ最良の選択肢ということである。 著者の言う通り日英同盟の30年と日米同盟の50年は 日本にとって安定した時期であった。 これからも日米安保が軸になることは間違いないだろう。 少し気になるのは、 以前イラク戦争を積極的に支持していた著者が、 その後の混迷のイラクを前にして論調が変わったことと、 対等な立場での日米同盟について展望を示していない点である。 前者については西部邁氏による指摘が厳しいところだ。 後者は、自主防衛を前提にした日米同盟こそ将来に向けた 日本のあるべき姿と考えるが、そこまでの言及はない。 もともと新聞などに掲載の論文であり、論理もわかりやすく 外交問題入門編と捉えるとよいだろう。 |
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戦国10大合戦の謎―「桶狭間」から「関ケ原」まで、通説に消された真実 (PHP文庫) |
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著者: 小和田 哲男 定価: 価格:→¥ 48 | 通説は真実か? ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() 誰もが知っている事から細かい事まで、様々な通説を検証している。 通説とは異なる説を唱えているとはいえ、押し付けのような形ではなく読みやすい。 著者の説だけではなく、近年言われている多様な説を取り扱っているので 歴史に対して新たな見方ができるのではないだろうか。 わりかし満足です。 ![]() ![]() ![]() ![]() 若干、一つ一つの内容が薄いような気がしますが、ざっと内容を把握したい人にはおすすめの本だと思います。 興味深い事実の宝庫 ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() 戦国時代で語られることの多くが、独り歩きした話である。<br>本書はそんな戦国時代の実相を、<br>あまり知られていない史実や、<br>歴史の意外なエピソードから読み解いていく。<br>戦争の始まりは戦争の終わりであるという言葉もある。<br>事前の準備や駆け引きがいかに重要かを説く。 |
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進化する企業のしくみ (PHPビジネス新書) |
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著者: 鈴木 貴博,宇治 則孝 定価: 価格:→¥ 228 | ITとは縁遠いと思っている人に ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() 「WEB2.0」なんて言われても、自分のビジネスにどう関わるのかピンと来ませんでしたが、この本は、そんな私にも身近な視点で、ITの進化によって何が起きているかを、分かりやすく説明してくれます。 企業を取り巻く活動基盤の変化を、5つの要素(業界・インフラ・顧客・他企業・社員)に整理し、その各要素に対してタイムリーな国内外の事例を挙げながら説明しているので、全体像を把握しやすいです。 一つ不満なのは『進化する企業のしくみ』というタイトルです。 おそらく、「いかに、変化に適応しつづける企業であるか」という普遍的な命題をタイトルに持ってきたのだと想像します。ただし、内容は、やはりITの進化を背景とした話が主ですので、こちらを前面に出したタイトルにしたほうが、内容が伝わりやすかったのではと感じました。 非常に読みやすいですし、ITとは縁遠いと思っている人でも、自分の生活やビジネスと照らし合わせて、ピンと来る内容が盛りだくさんだと思います。 ITの進歩が引き起こす今日の企業環境を分かり易く描写 ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() 本のタイトルと内容が合致しているか否かはやや微妙だが、ITの進化によって引き起こされる、新しいビジネス・モデル、従来の業界を超えた競争環境の現実、巨大開発投資とSOA, SaaSを通じた新しいアライアンスや相乗り、オープン化による自社プラットフォームのデファクト・スタンダード化或いは社会基盤化、集合知の活用の必然等々を、分かり易く描いている。 その一例としてJR東日本によるSuicaの導入、PASMOとの接続、コンビに等での利用可能性、モバイルSuica等々といった広がりは、鉄道旅客会社が巨大な決済インフラと消費者のマーケティング・データベースを持つことになったということでもあり、そのことの業界を超えた競争環境へのインパクト等は有益な視座を与えてくれるし、種々のanalytics(分析)をベースにした企業経営への流れとも大いに関連してくるだろう(例えばThomas Davenport著”Competing on Analytics”を参照)。 また、本書の最後の部分でWeb 2.0的な流れがナレッジ・マネジメントや集合知に及ぼす影響を述べているが、その視点は有効な顧客対応という部分が強調されているように感じるが、更に、どうやって全社員の知を最大限に引き出して「経営管理そのもののイノベーション」に進化させていくのかを論じた本としてはGary Hamel著”The Future of Management”(現在翻訳中らしい)が参考になる。 新ビジネスモデル考案の参考に・・・ ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() 「パラダイムシフト」 この言葉の意味をじっくりと味わった。 IT技術の進化に伴うビジネス形態の変化について、具体的例をもとに記載されており、 非常に分かりやすく、納得感が得られる本だった。ビジネスモデル考案の参考として、 一読して損は無いと思われる。 まさに今必要なことがタイムリーに書かれている。 |
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世界一わかりやすい「老荘思想」 (PHP文庫 な 34-10) |
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著者: 長尾 剛 定価: 価格:→¥ 150 | おもしろい発想の本 ![]() ![]() 荘子の思想に興味があってこの本を手にした。 老子と荘子がわかりやすことばで自分の思想を 講演会でしゃべる。最後に両者が対談をする。 おもしろい発想で、わかりづらい両者の思想を かみくだいて説明されているので、読みやすかった。 はじめて両者の思想にふれる方にとっては、 最初に読む本としてよいと思う。 ただ、私としては、他にいくつか老荘思想に関 する本を読んだことがあるからかもしれないが、 少し物足りなさを感じた。 荘子については、ほんの一部分しか紹介されて おらず、荘子の思想の全体像を十分説明しきれてい ない。 今回は荘子について読みたかったので、 老子は、荘子を読んで読むのをやめてしまった。 また、少し経ってから老子を読んでみようと思う。 |
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韓国人から見た北朝鮮―独裁国家のルーツ (PHP新書) |
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著者: 呉 善花 定価: 価格:→¥ 75 | 小中華と侮日観 ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() 第三章「小中華思想と日本を見下す侮日観」で目から鱗が落ちた。<p>曰く、現在の日本とのややこしい関係は李氏朝鮮時代の小中華思想に端を発する。つまり1)李氏朝鮮は中国に朝貢して属国として認めてもらった。2)中国に事大(小が大に仕えること)して中国に範をとって国家運営した李氏朝鮮はやがて中国との文化的同質性をもった小中華となる。3)しかし表向き中国に朝貢している李氏朝鮮だが、当の中国は女真族に明が滅ぼされ、清の支配下に落ちた、すなわち夷族に支配される国に成り下がった。→内心、(小)中華である我々がなぜ夷族に朝貢しなければならないのかと思うに至った。→中国が夷族に支配されている今、真性の中華(世界の中心)は自分ら=李氏朝鮮である。・・・面従腹背の矛盾を抱えるようになった。4)一方、日本は朝鮮よりもより中国から遠い分、もっと夷族である。彼らは、より高度な文化をもった我々=李氏朝鮮が教導すべきである。5)しかしその日本が日清戦争で中国を軍門にくだし、さらにはその夷族に植民地支配されるに至った=清の中国と同じていたらくになってしまった。6)本来、中華思想的には自分ら=李氏朝鮮は正統な長男であり、そのまた孫にあたるのが日本である。なのになぜ孫から親が支配されなければならないのだ、という葛藤がある。<p>この李氏朝鮮の思想心情をそのまま受け継いでいるのが北朝鮮であり、韓国である。従って日本を蔑む思想心情は日本による朝鮮の植民地支配に始まったものではなく、18世紀の朝鮮通信使の時代に既にあったのだ!<p>しかし一般的には日本による植民地支配が今日のややこしい韓日関係の発端だと思われている。<p>こんな世知辛い世の中、世界の中で「自国がNo.1」だなんて民族主義を振り回してどうなる?日本は既に民族主義や愛国心などとっくに捨てているのに韓国、北朝鮮は未だに自国No.1に拘る。そのことが韓国や北朝鮮のグローバル化を著しく阻害している・・・というのが呉先生のおっしゃりたいこと。<p>実にフェアな判断であり解説であると思う。 北朝鮮に関するなぜ?に答えてくれる、説得力ある良書。 ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() 呉さんの本としてはこれが2冊目だが、いろんな発見があった。いわゆる北の瀬戸際外交はどこからくるのか。韓国の「太陽政策」の継続はなぜなのかなど、自分のなかにあったさまざまな疑問がかなり氷解した。主なものを列記すると、まず地勢条件により「朝鮮」(朝鮮という国号は明から与えられたもので、だから、韓国では朝鮮という呼称を使わない)は、歴史的に中国に対する朝貢国家であり、独立国家になりえなかった。14世紀に成立した500年以上続いた李朝は極端な東洋的専制国家であり、極端な中央集権主義であった。古来、現在に至るまで儒学、とりわけ朱子学にもとづく小中華思想をもち、それにもとづき日本に対する民族的優越意識をもっている。とくに、明が滅び、満州族の清朝以降は、朝貢はしながらも、自分の方がほんとうの優れた国家という意識をもちながら、一方で事大主義で対応する非常に屈折した国家になった。明治になってからの「征韓論」もここに起因する。現在の北朝鮮はこの李朝的な国家が社会主義という看板を掲げているに過ぎない。韓国が敵視政策をやめ、「太陽政策」という融和策をとるのは北朝鮮の軍事的脅威より、「崩壊」による混乱、経済的打撃、負担が怖いから。いずれもなるほどと思った。他にも金日成は実在の抗日パルチザンの英雄として実在したが、30年代に死んでおり、我々が知っている金日成は偽物。李朝時代には女系を排した父系血族主義の「宗族」があったが、酷い身分制がいまも残っている。故・司馬遼太郎氏が「儒教と賄賂は不可分」と言われたことを記憶しているが、読めば読むほど酷い国である。そして、民族的優越意識は韓国にも強く残っており、それが「反日」という形をとっている。北朝鮮に対する疑問の多くに答えてくれ、納得のいくものが多く、良書である。「拉致問題」以降、日本単独での「経済制裁」にも世論の過半が賛成する状態だが、相手が相手なので、「切り札」を持ちながらも、感情的なリアクションではなく、「国益」を考えた冷静な対処策を考えるうえでも、この本はとても参考になった。 北朝鮮のみならず韓国のことも日本のことも良く分かる ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() 北朝鮮はどうしてあのように専制的で、日本に対して威圧的なのだろう。韓国の男性はどうして厨房に入らないのだろう。韓国にどうしてキリスト教徒が多いのだろう。北朝鮮も韓国もどうして大国、特に中国に従順なのだろう(事大主義)。<br> 本書を読むとこれらの疑問が氷解する。そしてあらためて歴史の重さを感じる。これらは主に次の理由による:<p> ?日本より厳しい儒教を中心とする李朝王朝の伝統が朝鮮半島に強い影響力を残していること。そして北朝鮮の専制体制は李朝王朝に非常に良く似ている事。<br> ?父系血縁制が徹底している事。<br> ?海に守られた日本は中国の朝貢国となることを免れたが、李朝はずっと中国に朝貢していたこと。<br> <p> また、北朝鮮も韓国も戦後漢字を廃してハングルのみを使用したが、これによって抽象的な思考ができなくなり、過去の文化の継承が困難になったという指摘も興味深かった。<br> 北朝鮮も韓国も、儒教の影響を受けているところや言葉の語順は日本と似ているが、文化や考え方が大幅に異なるのは、歴史的背景によることが良くわかった。 |
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PHPプログラミング入門―PHPによるWebアプリケーション開発 |
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著者: レオン アトキンソン 定価: 価格:→¥ 49 | 理解しにくい ![]() はじめてこの本を読んでPHPに取り組むと,まずどこから手をつければよいか分かりません。分厚いだけの本であり,冗長性のある文で読むのも面倒である。しかも視覚的に読みにくい。<br>根拠のない事が書いてたり,説明が不足しています。もっと論理的に記述するべき。<br>まず簡単な本などで学んでからやったほうがよいです。<br>しかし,だいたいの使い方を知った後で見てみると,この本は単なコマンドリファレンスにしか見えません。もっと実際にやったときの写真や例なども載せるべき。<br>レオンさんは有名な著者らしいだけに残念。<br>もし私にレオンさんくらい知識を持っていたら,これ以上説明すると分かり易すぎて,それでいて薄い本を作れるはずです。理解力に優れている方にお勧めします。<br>出品しておきますので,頭の回転が優れる方は購入すると良いでしょう。<br>初心者や,私みたいに理解度の無い方は,山田 祥寛著「改訂新版 基礎PHP」をお勧めします。 一度目を通しておくべき入門書 ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() 改訂もなく初版から数年が経過し、記述している PHP は PHP3 と内容が時代遅れの感を否めない。また、PHP4 の入門書も数年前とは異なり、かなり充実してきており、一読を勧めるにも、値段が高いのがネック。<p>しかし、これから PHP を始めたいと考えている人に一読を勧める理由は下記の理由のため。<p>・(若干説明が足りない部分も散見されるが)記述はシンプルで好感を持てる<br>・説明にはサンプルコードがあり、(実際に自分でサンプルコードを書いて)実行結果を確認できる<br>・入門書には珍しく関数のリファレンスがある(現行バージョンではりようできないものもあるが…)<p>・入門書には珍しくプログラミング設計の前段階である仕様書作成の方針が記載されている<br>・記述は PHP3 の内容だが、PHP5 でも通じるデザインとデータ処理、データ部分の分離について記載されている<p>など、入門書らしからぬ豊富な内容が収められている。<br>PHP でこういうプログラムを作りたいという明確な目的意識があれば、本書とインターネットから無料でダウンロードできる PHP のマニュアルがあれば、不足部分を十分に補える。<br>なんとなくプログラムを使ってみたい人は、掲示板の作成を丁寧に扱っている入門書と本書があれば、きちんと勉強すれば初級者から中級者になるまで十分に役立つ。 PHPでプログラミングを学ぶ人が初めて買うべき本 ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() PHPが初めて学ぶプログラミング言語だという人にお勧めです。<br>自分もその1人で、日本語で販売されているPHPの書籍は殆ど持っています。<p>特筆すべきはプログラミングの基本(条件分枝等)と関数リファレンスのバランスでしょう。<br>入門と名の付く多くの書籍はどちらかに偏りがちです。 |
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織田信長101の謎 知られざる私生活から、「本能寺の変」の真実まで (PHP文庫) |
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著者: 川口 素生 定価: 価格:→¥ 1 | 信長入門書としては、まあまあ ![]() ![]() ![]() ![]() 大雑把だが信長のことがだいたい掴める本である。 とりあえず、こんな生い立ちでこんな人生で〜といった感じだ。 信長のことを、ざっと知りたい人には良いだろう。 ただ、元々薄い本に無理矢理詰め込んでるというのに、光秀ら関係者のことまで詳しく述べようとするから、信長のことを十分に書ききれていないような気もする。 信長入門書としては読みやすいので、悪くはない。 センセーショナルなだけ ![]() センセーショナルな内容で素人の目を引くにはいい書籍。 歴史的考証もしっかりしている部分もあるが、作者の独断と妄想が入り交じっている部分が多過ぎる。 しかしながら文庫本であるし、値段に釣り合うと考えると腹はたたない。 のちのち、きちんと歴史を調べた時に、あんなトンデモ本でも興味を引くのに役に立ったくらいには思い出せる本かもしれない。 目次を見れば全部読みたくなる ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() 文献も多いが、謎も多い織田信長。 信長好きになって最初に疑問や興味が湧く謎はもちろん、目次を読むだけで興味をそそられる内容が盛りだくさんです。 歴史公称も非常にしっかりして、著者解説通りどこから読んでも楽しめます。 信長ファンは必読の一冊。 |
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疑う技術―ウソを見破る9つの視点 (PHP新書) |
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著者: 藤沢 晃治 定価: 価格:→¥ 1 | 疑うことはできた、それからどうしよう ![]() ![]() 言葉を疑う、思考を疑う、ユダヤ人的な発想で疑うなど、本書は様々疑いを持ち掛けており、この多くの疑いのノウハウから、似て非なるものを類似と錯覚させる巧妙なトリックを見破る、もしくは気づくことができるきっかけができるのであろうが、それからの行動も書いてほしかった。 ただ、本書の中で触れている食品100mlあたり5カロリー未満であればカロリーゼロ、ノンカロリーと表示できるというのは初めて知ったのでココに☆一つ追加。 疑わないことは考えないことと同じ! ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() 本書は、疑わないことは考えないことと同じ!と断じてます。 疑うこと、すなわち、入ってくる情報を自分なりに解釈して、 自分の頭で考えて、それをもとに自立的に生きることを主張 していて、同感しております。 ウソを見破る視点では、以下の内容がお気に入りです。 ・アンケートに回答してくれるのは熱心な相手だけ! →新規顧客向けのサービスはアンケートできない!? ・議論がかみ合わないときは、言葉の意味を疑う →共通言語を共通理解するようにしよう! 広く浅く ![]() ![]() ![]() 世の中に蔓延する当たり前が、疑ってみると結構怪しいことがたくさんある。これをセールス(ポイント制は本当にお得?)、数字(予備校・塾の合格率は本当?)、言葉(「××協会」って公的機関?)、「科学的」(梅干が血液をサラサラにする?)、安全(ネット情報の信憑性は?)、メディア(選挙結果予測の報道は正しい?)、通説(学校英語は悪者?)、組織(会議で一致した意見は正しい?)、自分(自分の意見はコンプレックスの裏返しではないか?)というように9つに分類し実例を並べ、注意を促す。 筆者がアンケートの項で述べている「量が少なく、分かりやすく、簡単に読める」本である。その分、掘り下げてはいない。 疑うというのは、真偽を不確定の状態にすることだ。その後、吟味して真か偽かをきちんと確かめなければならない。その吟味に必要なデータやエネルギーがなければ、単なる懐疑主義者でしかない。本書でも、ちょっと考えればウソと分かるような項目(これが殆どなのだが)を除くと、ただ疑っているだけでその先に進んでいないのがやや不満に感じた。 「宗教に入っても大丈夫?」の項目で、疑うポイントとして金銭の要求、無償労働の要求、肩書きの提供が挙げられ、このうちどれか1つでも該当すればカルト教団かもしれないというが、その要求の仕方を問わなければ、少なからずこの3つはカルト以外の宗教団体にも該当する。この3つがない宗教は、非社会的で極私的な「自分教」以外ありえないのではないか。 ネタ帳としてはよいが、項目が多すぎて、ひとつひとつの項目には考察が不十分という印象をもった。 |
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太平洋戦争・主要戦闘事典 指揮官・参加部隊から、戦果・損害まで (PHP文庫) |
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著者: 太平洋戦争研究会 定価: 価格:→ | 戦争を知らないことが良くわかった ![]() ![]() ![]() ![]() テレビや映画等で取り上げられる戦闘以外にも多くの戦闘があり、敗戦までの過程がざっとですが良くわかりました。難点は陸軍と海軍が別々に章立てされており、私のような太平洋戦争をよく知らない人間がとにかく時系列に知りたい場合には、陸軍と海軍で付箋を貼り、戦闘の年号を見ながら読み進める必要があったことです。それでもとても役に立ちました。 便利ですね ![]() ![]() ![]() まずタイトルの「太平洋戦争・主要戦闘事典」ですが、明らかにおかしいです。 というのも支那事変の戦闘から収録されているからです。ここは「大東亜戦争〜」とするべきでしょう。 内容についてですが、インパール作戦やミッドウェー海戦などの有名なものはもちろん、非常にマイナーな戦闘も収録されているあたり、素晴らしいと思います。 各戦闘には詳細な地図(進軍路や陣地の配置まで記載されてる!)が付帯されており、文章のみではわかりにくい所が上手くフォローされています。 他の戦記等を読んでいて、「○○島ってどこだっけ?」などという時とても便利なので個人的には☆5個つけたいのですが、 いかんせんマニアックな代物なので3個にしました。 軍事ファン必携の書と言えるでしょう。 日中戦争以来(太平洋戦争だけではない)の戦闘の詳細 ![]() ![]() ![]() ![]() 本書は、個々の戦闘の詳細がほぼ時間軸に添って記されているので、戦闘というものを通して、日中戦争以来の戦況の変化を読み取ることが出来る。例えば、日本も日中戦争初期には物量にものを言わせた作戦を行っていたことや、終戦間近では安易な玉砕戦法に走らず、出来るだけ米軍の進攻を遅らせるような作戦を立てるようになったことである。 また、かなりマイナーな戦闘についても書かれているので、主要な戦闘場面だけを取り上げて戦争を語る、その他多くの著作とは違った観点も養われるのではないかと思われる。 ただ、陸軍については1937年7月の蘆溝橋事件、海軍については1937年8月の中国中部都市への渡洋爆撃から書かれているので、タイトルはすぐにでも改めるべきである。 |
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まめうしのまんまるいふゆ (PHPわたしのえほんシリーズ) |
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著者: あきやま ただし 定価: ¥ 1,260 | |
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