男の作法 (PHP文庫) |
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著者: 板坂 元 定価: 価格:→¥ 1 | 万人受けではしないが,関心があればお勧め ![]() ![]() ![]() 日本はかなり平等な社会ですが,それでも些細な立ち居振る舞いや対応によって作法の有無が見抜かれ,それ相応の扱いを受けることになります。まして,厳然とした階級差がある諸外国では言うまでもありません。そうした最低限の作法の上に,より洗練された作法があります。それを身に付ける際には,すでに立派な作法を体得している大人から指南を受け,学ぶことが必要です。例えば,池波正太郎の『男の作法』も男にとってのより高等な作法に当たるでしょう。<p> 本書は英国のエリート階級のマナーを手本として,日本人でも国際人を目指す人間を対象に書かれていると感じる部分が多々あります。その意味で海外の人と交際のない方や自分はエリートではないと考える方はバタ臭く,嫌味な本という感想を持たれるかもしれません。しかし,人間が社会で円滑に生きていく上で作法は極めて重要です。その意味で本書には随所に参考となる作法や指摘が出てきます。<p> 例えば,「小さな切手とか電話とかい対するマナーをみると,人の倫理観が素直に読みとれることが少なくない(P. 65)」,「道を歩いていて,後ろから急ぎ足で来る人に気づいたら,「ソーリー」と言って道を空ける(中略)ところが,日本の若い人は,そのマナーを知らないせいか,横一列になって道を塞いで歩く習慣がある。それも,狭い日本の歩道だから,交通妨害の度も甚だしい(P. 200)」といった指摘は身につまされます。また,「英語のマジョリティーという言葉は,たとえ一人でも一%でも多く票を取ったら,その方がマジョリティーと見なすが,日本の多数というのは,おそらく六〇か七〇%くらいはないと多数という感じがしないものらしい(P. 81)」や「ネクタイの柄は三色以下(中略)インターナショナルなルールなのだ(P. 139)」等は本書で初めて知りました。関心がある方や外国に用事がある方にお勧めです。 へぼな日本人批判 ![]() 内容に感心できない。じじいの戯言に聞こえるきわめて主観的内容。パロディとして読むには最適かもしれません。けっこう期待して購入しただけに残念でした。 分かりやすく読みやすい! ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() 海外での研究生活が長く、専門は日本文学という板坂先生だからこそ書けた内容かもしれません。各章が短めに設定されていますので、軽く読めるようになっています。軽く読めると言っても内容はしっかりしたものですから心配は要りません。大人の男ならば是非一読しておくことをおすすめします。 |
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大いなる旅路―Michio’s Northern Dreams〈5〉 (PHP文庫) |
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著者: 星野 道夫 定価: 価格:→¥ 332 | |
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生きがいのマネジメント―癒しあい、活かしあう生き方へ (PHP文庫) |
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著者: 飯田 史彦 定価: 価格:→¥ 37 | 生きがいとマネジメント ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() 本書は、案内役である著者に従って行う自分探しの旅を行うものです。著者の案内に、時に共感し、時には疑問を感じ、時には反発しながら、読者であるあなたは、どんどん自分自身の本質を発見していくことでしょう。 「マネジメント」とあり、また経営学者である著者に、企業・役所・病院などでの経営のヒントになるようなことを期待される向きもあるでしょう。しかし、それだけでなく、個人の人生を生きるヒントもこの本にはあります。 個人的には、第五章の「人間関係の本質」における愛についての論述が説得的かつ具体的でわかりやすかったです。その他、この本には価値ある人生を生きる、具体的な視点・示唆・方策がたくさん書かれています。人生に行き詰まりを感じておられる方は一読されてみてはいかがでしょうか。 それぞれのトピックスは面白いが、つながりが難解で理解困難 ![]() ![]() ![]() 生きがい論と価値観論を手始めに、シャインの5つの基本的仮定にのっとって 博識ぶりを展開する形式です。 著者の著作をそれほど読んだことはないですが、本書が一番 学術的な記述で、かつ、難解ではないでしょうか。 その難解な中でも、一神教を信じる民族と対比させて、神仏偏在を信じる? 日本人の思想枠組みと責任感の考察は興味深く、おもしろかったです。 また、終章に、イギリス人のワークライフ・バランスに対する考え方 (仕事は仕事で金を稼ぐ手段という割り切り)の寂しさと反論は、安易な英国 のスローライフ礼賛に日ごろ違和感を覚えていたので、この辺は納得。 しかし、総じて、各トピックスは、それなりに興味深いのですが、 各章の抽象度やクライテリアがばらばらに見え、全体を通しての論旨、メッセージ が希薄に思え、理解するには、一回くらいではわかりません。 普段の合理主義的唯物論の生活をしちている脳には、素直には受け入れがたい のかもしれませんが、しかし、多様な価値観も受け入れたほうが楽しいと 思えば、このシリーズをじっくりと読む値打ちはあるような気がします。 長々と書いてる割に、中味は薄っぺらい ![]() 要点にすれば、 ○部下にあなたが必要と思わせることで、賃金などの待遇改善しなくとも自ら進んで働くようになる ○あるがままの自分を受け入れる(「あなたを必要とする人がいる」と存在感を煽る) ○何事があっても楽観的で前向きに捉える ○嫌な相手や嫌な仕事であっても受け入れることで、トレーニングのように受け止められ、自分自身の気持ちが楽になる。 書いてるだけでバカバカしくなってくるのだが、時折便所に飾ってある汚い字の相田光男日めくりカレンダーを思い出した。 人に“我慢”を強いり、仕事をさせるのが好きな経営者が飾っているのだと解釈している次第だが、著者もそろそろ前著『生きがいの創造』とは異なり、少しは御用経済学者らしい姿を現してきたというところか。 イチイチ反論するほどの本ではないと思われるが、箇条書きになっている箇所があり手っ取り早いのでそこを挙げる。 カール=ロジャース氏の未来に向けて増えていくであろう(増えていくべき)人間像「未来人の特性」(P219)である。 読み流すと何と言うことはなさそうであるが、これを現代社会で実践しようとすると大変な苦労が伴う。 「開かれ」「真実」や「全体性」を「求め」「旧式の制度にしばられ」ず「思いやりを持」ち「変化のある行き方を喜んで受け入れ」「自然と融合」し「内なる権威に従」うならば、日本にだけ目を向けても、社会の深い闇の部分には手をつけずに上っ面だけをおためごかしになぞる捜査機関・マスコミ、労働力の安価な供給を促進する立法によるワーキングプア・過労(自)死、自然破壊の公共事業・原発、なんでも民営化や予算きり詰めによる地方・(障がいを持つ人・老人・公教育を受ける子どもたち・在日外国人・在日米軍周辺地域の人々等)社会的弱者の切捨て・・・これらにひと時の休まる瞬間も無いぐらいに怒りる狂わねばならず、見知らぬ他人は全て犯罪者との概念を持たされ、監視カメラにさえ抵抗の声を挙げ辛いにもかかわらず「親密さ」を求めることは不可能で、この格差社会で「物質的基準にこだわらない」生き方をどれだけの人ができるのであろうかと大変疑問である。 欝の人が自分を受け入れる気持ちになるには使えるのかも知れぬが、こう大勢の人を生き辛くさせているのは、著者と仲良し(オカルト友達とでも言えば良いか?)の船井幸雄たちや経団連ではないのか!? マッチポンプだなと冷笑して読んでいたが、読めば読むほど腹立たしくなってきた。 |
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東洲しゃらくさし (PHP文庫) |
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著者: 松井 今朝子 定価: 価格:→¥ 77 | 自分の期待した写楽像とは・・・ ![]() ![]() ![]() ![]() 本書は、江戸時代の歌舞伎、浮世絵といった、 個人的に興味深い題材を小説にしており、 しかも作者は歌舞伎の世界に精通した専門家ということもあり、 最後までとても面白く読ませてもらった。 天才浮世絵師、写楽は謎の人物であり、生没年はもちろん出生地も不明。 たった一年の間に百数十点の浮世絵を描いて消息を絶った。 写楽の浮世絵は素人の目で見ても、他のものと比べて明らかに独創的であり、 私個人としてはもっと個性的で破天荒な天才像を期待していたのだが、 本書の写楽はちょっと平凡かなと思ってしまった。 本書は歌舞伎作者・並木五兵衛が上方から江戸へ進出し、成功を収めるまでの エピソードが物語の中心であり、それはそれで十分に面白いのだが、 それならば並木五兵衛の目を通して写楽の天才振りを描いた方が良かったのでは? (たまたま最近、天才画家を主人公にしたモーム著「月と六ペンス」を読んだばかりで、 つい比較してしまった。) 歌舞伎+写楽の謎 ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() 直木賞作家松井今朝子のデビュー作。 作者のもともとの専門分野である歌舞伎の世界を踏まえて、東洲斎写楽の謎を扱った作品です。 上方の人気歌舞伎作家並木五兵衛の江戸下りを中心に、それに同行した大道具の彩色方彦三を写楽として話が展開します。 この本は、所謂「写楽もの」とは一線を画しているように思います。それは、中心は悪まで上方と江戸の歌舞伎の違い、もっと言えば、文化の違いを描き出すことにあります。もう一つは、虚構の世界とリアルな世界の対立にあります。 この対立の中で、写楽は写実性を追求して行くことにより、表舞台から去らざるを得なかったという結論に至っています。 歌舞伎の世界の舞台裏は、流石に専門分野ということもあり、見事と言う他はなく、歌舞伎の魅力に取り憑かせる興味深い内容です。 柝の音が響く余韻の味わい ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() 平成九年に書き下ろされた松井今朝子のデビュー作。 題名から明らかなように写楽もの。寛永年間に忽然と登場し、短期間に幾多の傑作を残して忽然と消えた謎の絵師。写楽の謎を求めてはいくつかの作品が書かれている。それらは写楽の正体について、魅力的な答えの一つとして了解されるものの、謎は依然謎のまま生き続けている。先人、先達が寄ってたかって発掘し尽くした感のある写楽。そのような写楽を、あえてデビュー作に持ってこようというは一体どんな了見かと思うが、松井今朝子という人がいかに性根の座った、良い根性の持ち主であるかが、一読してすれば良く判る。 大阪の狂言作者並木五兵衛が江戸に下った時期と、写楽の登場とが期を一にしているという史実から、歌舞伎の世界を通して上方と江戸の意識、文化的違いの対比のうちに、歌舞伎にまつわる人々の様々な生業、営みをもって写楽とその時代を説き起こし、返す刀で写楽の謎を描ききる。その解釈もまた胸に迫る。 客観に徹した作者の態度切れのいい叙情がうまれ、歌舞伎の制作、劇評に長く携わっていたという作者の豊富な教養知識は物語の流れに自然に溶け込んで、単なる蘊蓄を聴かされる辛さもない。 新人のデビュー作と思えない、悠揚迫らぬ堂々たる筆致で描かれた写楽の時代。抑制と格調で安易に情緒に訴えようとしないから、こちらも作中人物への感情移入や思い入れで読むのではなく、結構知的に読み進めてきたつもりだったが、淡々と綴られたエピローグに思いがけずに涙こぼしそうになった。鮮やかな幕切れにいっそう高く響く柝の音が聞こえたような気がして、深い余韻に包まれた。 |
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伝説の「魔法」と「アイテム」がよくわかる本 (PHP文庫 そ 4-16) (PHP文庫 そ 4-16) |
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著者: 造事務所 定価: 価格:→¥ 284 | |
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Perl→PHPらくらく移行ガイド |
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著者: 浅岡 省一 定価: 価格:→¥ 2,038 | 内容は良いが使い勝手が悪い ![]() ![]() ![]() ![]() 会社から会社のホームページの手直しを命じられたところ、単なるHTMLだけではなくCGIが含まれていたこともあり、どうにか自分だけでできないものかと本書を購入。プログラミング初心者にもわかりやすく書かれており、長年プログラムを配布しているという著者だけのことはあり、実戦に即た内容に仕上がっており満足度は高い。ただし、見出しがわかりにくく、リファレンスもあまり充実していないので、後から見直す際の使い勝手が悪いのが非常に残念。 |
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これは使える!「料理」ワザあり事典 (PHP文庫) |
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著者: 快適生活研究会 定価: 価格:→¥ 0 | 裏技・小技・マメ知識のデータベースみたいな本 ![]() ![]() ![]() ![]() これほど沢山、料理に関する裏技小技マメ知識が紹介されている本は他にないだろう。 とにかく情報量豊富で、知りたいことがあったがたいていのことは載っています。 なので、辞書のような感じです。例えば・・・「干ししいたけを早く戻すには砂糖を使う」「トマトやナスは`へた'で、きゅうりはイボイボで見分ける」「フライの衣に粉チーズを混ぜて揚げる」「かぼちゃはお茶で煮るとおいしくなる」「ハンバーグにマーマレードを加えると肉のくせがなくなる」「牛乳と酢でカッテージチーズを作る」・・・など、とにかくたくさんあります。 見ているだけでも、なるほど〜と思えるので面白いです。 ★が4つ止まりなのは情報が多すぎるために、一つ一つのワザの説明が必要最低限しかないということ。 できたらもう少しだけ説明があるといいかも。 だからって使えないわけじゃない。データベースや、辞書として使うなら★5つかな。 |
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秋山好古―明治陸軍屈指の名将 (PHP文庫) |
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著者: 野村 敏雄 定価: 価格:→¥ 135 | 秋山好古の人柄が伝わる ![]() ![]() ![]() ![]() 司馬遼太郎の「坂の上の雲」を読んで、もっと秋山兄弟のことが知りたくなりこの本を読みました。より、秋山好古の人柄が描かれており、読んでいる途中で何度も涙しました。こういった本を小・中学生の時に推薦図書として紹介してもらえれば、もっと自分の国(日本)の歴史も興味をもって勉強できたと思います。 私に子供ができたら絶対勧めます。 弟もすごいが、兄もすごい ![]() ![]() ![]() ![]() 江川達也著「日露戦争物語」に出てくる、真之君の「コワイお兄さん」秋山好古の本です。<p>「日露戦争物語」がどのような形で進行していくのかそれは謎であり、また楽しみでもありますが、多分脇筋となる好古の陸軍生活、日清・日露戦争従軍、そしてその人となりが書かれ、お兄さんファンの方には恰好の参考書になるでしょう。<p>すごい才能と豪胆にあふれる人です。でも意外とおちゃめな一面もある人でした(笑)。 |
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本多静六一日一話―人生成功のヒント366 (PHPハンドブック) |
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著者: 本多 静六 定価: 価格:→¥ 814 | 心のヒダに届く言葉 ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() 働き学ぶことを信条とする本多静六は、亡くなるまでの25年をかけて 人生学の研究をおこない、数々の著書を世に送ってきた。 本書は、本多静六氏の心血をそそいだ人生学書から、珠玉の言葉の数々が人生成功のヒント として各月のテーマごとに分かれ、366話あげてある。 現在、代表的な著作が次々と復刊され、時代を超えて、 いまに生きる私たちへ心強い指針を与えている。 しかし、まだ絶版書となっているものが多く、編者の配慮からこれら絶版書からも 本多静六の言葉を選び出されている。 本多氏の著書は、人生の指南に満ち満ちている。 著書を常に何冊も持ち運ぶわけにはいかないが、 本書であれば常に持ち歩くことは可能であり、 座右の書として常に携帯したい書である。 人生のベースにしたい哲学 ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() 本多静六氏の書には「人生即努力、努力即幸福」をベースに多くの充実した人生を送るためのヒントが記されているため、繰り返し読み込むことで是非日々の生活に繋げていきたい。 本書は多くの著書から重要な部分をコンパクトに(読みやすく)纏めてある(引用している)ほか、絶版本からの引用も多く絶対にお得感が得られる。 読み方は人それぞれであるが、私の場合は通読するよりもこま切れの時間に適当に開いて読んでいる。このため、例えば、トイレや寝る前の僅かな時間用の本にしている。 より良い人生を送りたいと思っている方にはお薦めしたい1冊。 素晴らしい!理想の人! ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() 素晴らしい!これに尽きます。 366日分、魂の言葉が書かれています。 深遠なる言葉は、そんじょそこらのビジネス書の比になりません。 他の書が復刊されることを切に願います。 |
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古代出雲王国の謎―邪馬台国以前に存在した“巨大宗教国家” (PHP文庫) |
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著者: 武光 誠 定価: 価格:→¥ 369 | 土着の出雲と、創作の大和 ![]() ![]() ![]() ![]() ものすごく大雑把に言うと、土着の信仰が洗練されて出来上がってきたのが大国主命(おおくにぬしのみこと)を頂点とする出雲の信仰で、それを組み込む形で創作されたのが天照大神(あまてらすおおみかみ)を頂点とする大和の信仰のような気がする。 本書でも記載があるが、出雲を舞台にする物語は記紀神話の1/3を占める。その出雲の神々は人間のように畑を耕したり死んだりする。それに対して大和の神々はほとんど死なない。 大国主命は記紀神話ではスサノオノミコトの子(あるいは6世の孫)として組み込まれている。出雲の連合国家が大和の連合国家に組み込まれた際に出雲の神々も大和の神々の系列の中に飲み込まれたのではないか。 そもそも記紀神話自体が政治的に作られている。その作られた物語の裏にある真実をいろいろな考古学的な資料などをもとに推理していく楽しさが味わえる。 古代出雲王国は神政国家だった! ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() 昭和58年斐川町荒神谷遺跡から銅剣358本が発見された。そして昭和60年には銅剣の発見場所のすぐ近く(わずか7m)から銅鐸6個、銅矛16本が発見された。幻の古代国家ともいわれた出雲が現代に蘇ったのである。出雲風土記に記載されている神社399社と銅剣358本との関連など本書はこの古代出雲王国の謎に真っ向から迫っている。平成17年には新たに荒神谷博物館がオープンした。本書を読み、古代出雲探訪の旅に出かけると面白さが倍加すること請け合いである。 |
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