遺品整理屋は見た! |
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著者: 吉田 太一 定価: 価格:→¥ 96 | 独りで死をむかえるということ ![]() ![]() ![]() ![]() ゲテモノ好きの好奇心をそそる感じのタイトルだが、なかなかの良書だと思う。この世の去り方も人それぞれだが、自殺、他殺、孤独死などにより、後を濁さず穏やかに死を迎えることが出来なかった人々の最期の様子が伺える。当然気味の悪い場面もあるが、そちら系の読者をターゲットにしているわけではないので、状況の描写は適当なところに落ち着いている。そのせいか、こういっては何だが、読み進むと、話のバリエーションには欠けてくる。だが、誰も好き好んでやりそうもない仕事を、誠意を持ちながら行う著者らの姿勢に、敬意を抱かずにいられない。 著者によって繰り返し強調されるのが、孤独死をむかえる人の多さである。少子高齢化社会が着実に進む日本で、この問題は非常に厄介なもの。核家族の一員でもなく、社会との接点も少ない人間が増える傾向にあるのは、衆知の事実だ。これら人々が次々に孤独死をむかえると、どのような状況になるのか想像に難くない。一人身の人間にとって、誰にも看取られず、顧みられずに死をむかえる生の尊厳とはどういうことなのか、少々直視することを避けたい方向から、考えるきっかけを与えてくれる本である。 よくぞ本にしてくれました! ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() 著者は全国初の「遺品整理」専門会社を設立された方です。 遺品整理とは、遺族の代わりに故人の日用品や部屋の片付けを引き受ける仕事のことを言います。 故人といっても、その死因は自殺、孤独死、殺人等があり、それぞれの現場で著者が実際に経験したエピソードをもとに本書は書かれています。 エピソードは全部で46ありますが、それぞれ3〜6ページがほとんどなので、一つの一つの話はすぐに読めます。 やはり内容が内容なだけに、かなり悲惨な状況も描かれていたりしますし、どうしても(自分を含めた)死を意識させられる内容なので、そういうのが苦手な方は注意しておいた方が良いかもしれません。 ただし、著者の人柄の良さが文章から滲み出ているので、悲惨な話でも辛い思いをしながら読まないといけないということは無いと思います。 なかなか日常生活において出会うことの少ない仕事ということもあり、一般人が具体的なことを知ろうとしても難しいので、よくぞ本にして出版してくれたと思います。非常に勉強になりました。 稀な業種でなくなるときが来る ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() 死体の惨状に関しては「法医学教室の午後」「墜落(御巣鷹山の死体処理プロジェクト)」が印象に残る。ただ、この本を読んで思い出したのはむしろ「片付けができないOLの住まい」に関する週刊誌の記事。会社ではキレイ好きで通っている女性のゴミ屋敷。 死後に人生が暴かれたエピソード満載なのだが、死んでしまったら、どうでも良いことかも知れないという気もしてくる。むしろ後始末をする親戚縁者のためを思いなさいということか。「その視に方は迷惑です」にあったように遺言を作り、資産を整理し、キーパーズに予約を入れてから、第二の人生を楽しむのが正しい順序ですよね。 |
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遺品整理屋は見た!!天国へのお引越しのお手伝い |
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著者: 吉田太一 定価: 価格:→¥ 800 | 死んだら自分で片づけられない ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() 生きることの大切さを教えられるとともに、 いつ自分が死んでもいいように、 心構えだけでなく、残された人たちに迷惑を かけないようにしなければと身が引き締まった。 最後の監察医との対談も読み応えがあります。 吉田さんと上野正彦さんの対談はとても為になりました ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() いつも愛読している週刊現代で連載している高橋源一郎さんのコラムでこの本が紹介されていて2冊目が出ているという事で購入して拝読しました。 前巻と同様に現場と格闘している吉田さんの姿がこの本を読んで頭に浮かびます。また今回は更に元監察医である上野正彦さんとの対談はこの本のテーマの中でも最重要でもあります。 病死・自殺問わずその多くは想像を絶する程のままの状態であの世へ旅立っていきますが、孤独死も然ることながら、年間3万人を超える自殺者がいる現実を考えると「後片付け」をする人達の仕事がなくなるという事は無さそうです。 またの続刊を望みます。 孤独な死体の教訓 ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() 悲惨な孤独死と、その後に起る厄介ごとの数々を、独自の淡々とした文章で述べていく本だ。ゴミのなかで腐敗し不気味なハエやウジ虫がわいてくる死体が、特にその「臭い」を強く印象づけながら様々に紹介され、また死者の遺族や親類や隣近所や大家さんたちの、死の現場を前にした際の驚きや怒りや悲しみやある種の達観がナマナマしく語られている。ものすごい現場のリポート集だが、しかしこれらの現場は私たちの身近なところに存在しているのであって、そう考えるとゾッとさせられる。 死んだらおしまい、などと言ってられない。誰にも相手にされなかった人間、あるいは「天涯孤独」を決め込んだ人物も、死体となれば周りの人々に嫌でも注目され、多くの手間や時間や気苦労や、何よりお金をつかわせるのだ。そんなはた迷惑な死体にならないためには、めんどくさくても他人との「つながり」を作り保たなければならない。といったような見識が、本書で紹介される孤独死の恐怖を疑似体験すれば、自然と身につくようになるだろう。 |
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死体があった部屋から見えること 遺品整理という仕事 |
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著者: 中岡 隆 定価: 価格:→¥ 719 | |
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