神戸 (’09) (マップルマガジン―関西) |
|
|
著者: なし 定価: 価格:→¥ 740 | |
|
| |
やっぱり神戸はモノがちがう (エイムック 436) |
|
|
著者: なし 定価: 価格:→¥ 450 | |
|
| |
神戸在住 10 (10) (アフタヌーンKC) |
|
|
著者: 木村 紺 定価: ¥ 540 | でも嫌いになれない ![]() ![]() ![]() ![]() 最後まで主人公を好きになれなかった。 桂の友人たちは皆一様に桂を愛し、不器用な人も不器用なりに体全体で ぶつかってくるのに、桂本人は一歩引いて高いところから相手を 分析しているような感覚が最後まで消えない。本来なら素晴らしい友人達に 囲まれているというだけでも桂が魅力的な人物であることの 説明足り得るはずなのだが、物語の進行が主人公の独白形式であるが故に、 どうしても「めんどくさい女だな」とか「何様だよ」と感じてしまう。 とはいえ、そう感じた自分にさえも最終巻まで読ませる力をこの物語は 持っているし、なにより幕の引き方が素晴らしい。 作者が登場人物への溢れる愛を上手く抑えながら、幸せな結末を 迎えることができているのは、読んでいるこちらも嬉しい気持ちにさせられる。 『ヨコハマ買い出し紀行』の美しい幕引きを思い出させるような この終わり方がどれだけ素晴らしいかは、同じように登場人物を愛し、 しかしそれが故に悲惨な結末になってしまった『彼氏彼女の事情』と 比較するとよく分かるだろう。 そしてもう一度通して読んでみて、やはり中盤の阪神大震災のエピソードは とてつもなく秀逸で、歴史の教科書に付録として加えても良いほどの 完成度だと感じた。 ついに完結 ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() 原作終了からも前巻出版からもすでに2年ほど経ってしまいました。 出るのにここまで時間がかかった作品はあまり記憶がないんですが 新たな書下ろしを5編も追加して満足の出来る形で終わっていて とてもうれしかったです。 というのも本誌で読んでいた時、桂の卒業&就職の意外に簡潔な終わり方で 寂しさを感じるほどだったんですが追加の書き下ろしで桂以外の目線 (最後を迎える前の日向さんの記憶や後悔していた鈴木さんの暗い過去等) を描くことによってより深くいろいろの方向からの神戸在住を楽しむことが 出来る終わり方になったと思います。 あとそれぞれの人物のその後も丁寧に描かれていて改めて作者の独特でいて優しい 目線を感じることが出来ます。 僕自身、今現在も舞台の近くに住んでることもありますがこの作品を通して 神戸という雑多な街の魅力を再確認または知ったという人は多かったのでは ないでしょうか? ほのぼのだけではなく暗いテーマもしっかり描いたこの作品をまだ読んでいない人 にはぜひ読んでほしいと思います。 理想の大学生活に隠された心の傷 ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() 作者が深みのある人物像を何人分も描き分けており驚く。 登場人物の性格描写はリアルで緻密。しかし、あからさまな悪意は消し去られている。 現実の大学の一大勢力である無気力で怠惰な学生もわずか一人しか登場しない。 才色兼備で優しい博士後期課程の先輩もいる。楽しく友愛に満ちた理想の大学生活だ。 それが逆に日常的でささいな負の感情を浮き彫りにして強烈な印象を残す。 誰にとっても身に覚えがあるはずの負の感情だ。 また、登場人物の多くは心に傷を負った人たちでもある。 主人公の友人でムードメーカーの鈴木さんも単純に明るいだけの女の子ではない。 素朴な絵柄と学生たちの明るいギャグ等で巧妙に打ち消されてるが、物語の芯は尾を引くように暗くて重い。 物語がほのぼのとして見える一番の理由は、主人公が過去に悲惨な経験をあまりしていないからだろう。肉親との別離や持病のある弟への負い目などは描かれている。しかし、それらはもの心がついた頃のあいまいで幼い記憶。 対して主人公の友人たちのケースとして描かれるのは、世間をリアルに見ることができる年齢以降に経験する震災、友人の死、複雑な家庭環境、身体の障害、疎外など、生々しい記憶を伴うものだ。 主人公は、かつて二回、悲惨な経験を通じた友人たちの連帯感のようなものに触れて、「わたしには何もないなぁ」とつぶやいている。 悲惨な体験をしていないために、主人公は友人たちの心の傷を心底から理解しているわけではない。もらい泣きをするシーンが頻繁に描かれているが、それは本好きゆえの感受性だろう。そんな主人公の目を通して語られることによって、友人たちの劇的な体験はオブラートで包んだように苦味を薄められたものになっている。 神戸在住は全10巻を通して、一見物語のスタイルに変化が無いように思えるが、震災ボランティア編前後くらいから、マイノリティが登場する話が増えている。おそらく意図的なものだ。主人公は自然体で接しているが、現実世界ではマイノリティへの偏見は少なくはない。 物語の後半、尊敬する人の突然の死によって、それまでにない激しい感情のうねりが描かれる。友人を心配して気を使ってきた主人公が、今度は心配してくれる友人に対して心を閉ざし、よそよそしい態度を見せる。 また、最終巻で書き下ろされたエピソードでは、「尊敬する人」の視点から安らかな最期が描かれる。安らかな死とその死への激しい悲しみ。 これらの対比で作者が何を言おうとしたのかは分からないが、読む人によっては、人が人を理解しえないという当たり前の事実について改めて考えるかもしれない。 この物語では全巻を通して、もう一人博士後期課程の学生が登場する。 文系の男子学生が参加している震災ボランティアの拠点に、大学から資料の束が届く。 「将来は大学の先生ですか?」と仲間の女子高生が尊敬の眼差しで問いかける。 「そんな、いいもんとちゃいよるで」と学生は苦笑して答える。 何気ないやりとりだ。 最終巻では、「日本では研究者の立場が弱い」とも口にする。 彼には婚約者がいる。 “諸々の事情”で結婚のめどはたっていない。“諸々の事情”は分かる人には分かる。 切実な問題に日常会話の中でサラリと触れている。 単純にほのぼのとした物語ではない。 誰にでも分かる直接的な表現が好まれる世の中だから、なおさら貴重に思える。 作者の真意はともかく、自分なりの読み方を試し、自分のまわりの人たちの心について考えてみるのも悪くはないだろう。 |
|
| |
神戸 (ことりっぷ) |
|
|
著者: なし 定価: 価格:→¥ 299 | 少し物足りない ![]() ![]() ![]() 内容は充実しているとは言い難いけれど、とりあえずどっか出かけたいなぁ〜ってときに雰囲気を楽しむのに良い。 この本を手に取ったあと、気に入った場所についてもう一冊観光案内を使って調べたりパソコンで情報を集めるようにすると良いと思う。 |
|
| |
るるぶ神戸 ’08 (るるぶ情報版 近畿 9) |
|
|
著者: なし 定価: ¥ 840 | |
|
| |
神戸ハイカラ案内 雑貨とカフェとスーベニール |
|
|
著者: ポット 定価: 価格:→¥ 1,600 | |
|
| |
神戸ベストガイド 2009年版―おすすめします。ハイカラ神戸の魅力満載・満足スポット! (SEIBIDO MOOK BEST GUIDE 13) |
|
|
著者: なし 定価: 価格:→¥ 800 | |
|
| |
タビリエ 神戸 (タビリエ (25)) |
|
|
著者: なし 定価: 価格:→¥ 1 | 使い勝手はいいけど・・・ ![]() ![]() ![]() 確かに、使い勝手はいいです。るるぶはどうしても大きな荷物になってしまうので、手頃な大きさのこの本は便利です。るるぶ楽々シリーズよりも詳しく情報が掲載されていますし。 ただし、この本に関して、旅行者の対象がミドルからアッパークラスの人たちなのが、すごく不満です。また、神戸の裏名物であるそばめしが、あまり触れられていないところも不満です。 |
|
| |
神戸在住 1 (1) (アフタヌーンKC) |
|
|
著者: 木村 紺 定価: 価格:→¥ 1 | 神戸の街に住む人達の日常生活。 ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() エッセイ風のマンガ。 絵は、華やかさが無く、パッと見は下手に見えるかもしれません(私も最初は下手だと思いました)。だがよく見ると、ちゃんと遠近感は取れているし、人物の表情は豊富で動きはリアル。↓のレビューに有るように、「スクリーントーンが一切使われず、光源と陰影、明るさと暗さの度合いをすべて、丁寧な横線の濃淡によって表している」のですが、それによって神戸の雰囲気や登場人物の生活風景が見事に表現されています。画風は少しずつ変化していきますが、私は初期の頃の方が好きだなぁ。 話は、淡々と流れる日常を描いた話やモノローグや台詞や人物描写は、「もしかしたら実話では?」と思える程、リアリティが有ります。第7 ̄8話は阪神大震災を扱っていますが、あざとく感動を煽ったりしていないし、中途半端に逃げたり誤魔化したりしていません。真正面から描いているのに説教臭くならず、読者に自然と感動を起こさせるのは、作者の木村紺さんの表現力が凄いからではないでしょうか?私も読んでいると時々泣きそうになります。 派手で華やかな絵ではないし、ドラマチックなストーリーは殆ど有りませんから、徹夜で一気読みをされる方には向かないと思いますが、ドラマチックな漫画に疲れてしまった方や少しずつ読んでいく方にはお薦めします。作者の木村紺さんの視線は優しく柔らかく暖かく、作品世界は静謐。そんな神戸の街に住む人達の日常生活をあなたも味わってみませんか? 主人公の目を通して見る風景 ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() 神戸在住の面白さは主人公の感覚から世界を覗けるところ。 これにつきるのではないでしょうか。 主人公は綺麗な物の見方をする人物。 妙に渋い趣味の持ち主で、見た目は地味です。 人には左右されず、でも柔らかい印象。 そんな主人公・辰木桂を囲む神戸や友人たちはとっても魅力的です。 神戸という街とそこに住む人々。 ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() 僕は京都に住んでるんで神戸にもちょくちょく行く機会があります。 綺麗な街で大阪ほど雑踏としてないのが好きです。 震災の時は高校生で、伊丹から通ってた友達にレトルトのカレーを届けたり、 補給物資を運んで歩いたりしました。 震災の事ばっかり書いてるわけじゃないし、いわゆるそっち系のお話ではありません。 神戸という街とそこに住む人々の事を「桂」の目を通して感じる。 そんなお話です。 |
|
| |
神戸学 |
|
|
著者: 崎山 昌廣 定価: 価格:→¥ 418 | |
|
| |