新聞記者 疋田桂一郎とその仕事 (朝日選書 833) (朝日選書 833) |
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著者: なし 定価: ¥ 1,260 | 疋田桂一郎と新聞というメディアの本質 ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() 朝日新聞記者として活躍し、優れた記事を書いた疋田桂一郎氏について、その仕事を 時代ごとに分けて記事・著述をたどりながら、活躍した当時の実際の新聞報道について 再現し、将来の存亡についての岐路に立たされている新聞というメディアについて ジャーナリズムの点から考察する素材を提供することを目的にした書になります。 1950〜60年代、70年代、70年代後半〜80年代の3章に分けて構成され、 各章の最後には各々氏に縁のある人による当時の新聞報道に対する論考が載せられています。 全体を通して、疋田氏の仕事がいまだ色褪せず、むしろ現代の新聞記者や新聞報道の あり方について鋭く、かつ的確な指摘をしているように思えてなりません。 既に古くは上前著になる「支店長はなぜ死んだか」でも中心に取り上げられている、 ある事件記事の報道をめぐる検証についても疋田氏の分析が基になっていますが、 そのような氏の優れた洞察力は20以上年も前から、現在も急速な多様化が進む メディアの中で新聞記事の役割の変化と自己変革が無き場合には信頼の低下を 予測し、憂いていたことが窺えます。 本書は一般の新聞読者側からも新聞記事の読み方、捉え方と新聞報道の問題点を 俯瞰する意味で非常に有益なものとなっているので、是非一読をお奨めしたいと 思います。 新聞記事を書くことの責任 ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() 「管理職にしては惜しいと考えられた大記者」疋田桂一郎。本書は彼が書いた記事から選りすぐりのものを集めたものだ。疋田氏は、無味無臭、真水のような文章を書くことを目指したというが、どの記事も抑えた筆致であるにもかかわらず、記者の熱いものを感じとることができる。 「ある事件記事の間違い」では、幼い娘を餓死させたとしてエリート銀行員が逮捕され、判決の後自殺した事件について、ミステリーを読み解くように記事を検証していく。そして警察の供述調書にウソがあると結論する。記事を正しく書いていれば、会社員は死なずにすんだのではないだろうか。新聞というメディアの影響力の恐ろしさを感じる。 また疋田氏は記事の中に(まるかっこ)を多用することを批判する。たとえば首相答弁の「(憲法改正の動きには)私は加担しない」などのように、補足的に使われるものだが、氏はわかりやすくする装置としては、かえってマイナス要素だという。私も同感である。今ではテレビの字幕でもこのような(まるかっこ)の使用がよく見られるが、読んでいてわずらわしいだけだ。 このような問題提議をしてきた記者がいたことを、ジャーナリストは忘れてはならないだろう。 |
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新聞記者という仕事 (集英社新書) |
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著者: 柴田 鉄治 定価: 価格:→¥ 109 | 新聞はやはり社会に必要 ![]() ![]() ![]() ![]() 「報道の自由のないところ、必ず人権侵害あり」 筆者は、かつてほどの輝きを失いつつある新聞の現在のありように警鐘を鳴らし、新聞復権への道を提示しますが、その中で最も私の心に残った言葉が上記のものです。戦前の日本、北朝鮮では報道の自由がないがために、権力の乱用を抑止できず、幾程の生命、人権が犠牲になったことか・・・人間に人権というものが存在する以上、新聞の社会における必要性はなくなることはないでしょう。 新聞はどうあるべきかわかります ![]() ![]() ![]() ![]() 過去の新聞にはスクープとよばれる記事がたくさんあった。<br>しかし、今では見る影もない。<br>テレビに遅れをとるだけの二流メディアになりさがるしかないのか?<br>しかし著者は言う。そうではないと。<br>今の新聞に足りないのは何か?<br>過去のスクープを書いた記者たちの姿勢はどうだったのか?<br>当時のスクープができるまでの話をおりまぜて、これからの新聞はどうあるべきか訴えています。<br>今の記者はネットを利用しているが、もっと直接走り回って体当たりで記事を書くことや、記者クラブ体質からの脱却など、しっかりしろ!という気持ちが伝わってきます。 スター記者の必要性 ![]() ![]() ![]() ![]() <br> マスコミ志望者は新聞社志望に限らず読んでおくとよいと思われる本。こういった手の本はかなり明確に著者の姿勢が前面に出てしまい、主張がウザイと感じる本も少なくないんですが、この柴田さんはその点、非常にバランス感覚のいい書き方をなさっています。平易な文章ですらすら読めますしね。かなりの好感触。<p> でも提言はしてるんですよね。新聞ジャーナリズムの在り方について。スター記者を作ろう、という呼びかけは特に私は賛同するところです。<br> <br> たしかに玉木明さんなどが指摘しているようにジャーナリズムが産業として発展する段階において無署名であることは必然だった、という側面があります。だけれど、新聞の部数の伸びが頭打ちになった現状において面白い新聞を作っていかなければならない現状を考えたとき、このスター記者の育成というのは非常に有効な打開策だと思います。<p> 文芸雑誌にしろ、漫画雑誌にしろ、誰それが書いている雑誌だから買うという人は結構多いはず。そういうノリで読者を惹きつけるということをそろそろ新聞社も考えてもいいんじゃないかな、とは一読者としても思うところです。<p> ただ問題点は、安易な大衆迎合に走る危険性がなきにしもあらずということですが・・・ まあこの点は記者に十分取材以外の勉強をさせるということでしょうか。欧米の一流のジャーナリストというのは、陳腐なマスコミ論ではなしに、政治学や社会学や憲法学で大学の講師くらいは務まる学術レベルにありますし!<p> とにもかくにも、生き残るためにまともな記者を育てよう、記者のレベルを底上げしようというのは正攻法だけに難しい点も多いでしょうが、現場サイドはぜひ頑張って頂きたいと思う次第。 |
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情報のさばき方―新聞記者の実戦ヒント (朝日新書) |
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著者: 外岡 秀俊 定価: 価格:→¥ 97 | 新聞記者のノウハウ ![]() ![]() ![]() ![]() 情報の集め方,分析・加工の仕方,発信の仕方について,新聞記者としての経験から実践的なポイントを解説しており,役に立ちそうです. まず,情報を集めるにあたっては,情報のないところには情報は寄ってこないという当たり前のようで,ショッキングな事実を知りました.警察に取材をするのに,「何か情報はありませんか」とご用聞きのように聞きに行っても何も得られないそうです.取材する側もある程度の情報を持っていなければ相手も話をする気にならないとのこと.そして,断片的な情報を集め,組み合わせて次第に本質に迫っていくというのはさすがに新聞記者ならではです. 次に,情報の分析にあたっては,その情報がなぜそこにあるのかということを考えなければならないようです.それは,意図して流された情報であったり,偏った情報であったりする場合があるためです.情報が氾濫する現代にあって必須のスキルですね. 最後の発信については,新聞などニュースに特化しており,一般人にはあまり役に立たないかもしれませんが,ブログなどを書かれる方は要チェックかもしれません. 参考になる ![]() ![]() ![]() ![]() 筆者が考える5つの基本原則を 具体例をあげながら説明されています。 筆者の基本原則 1.情報力の基本はインデックス情報 2.次に重要な情報力の基本は自分の位置情報 3.膨大な情報を管理するコツは、情報管理の方法をできるだけ簡単にすることである。 4.情報は現場や現物にあたり、判断にあたっては常に現場におろして考える 5.情報発信者の意図やメディアのからくりを知り、偏り(バイアス)を取り除く 上記5つのことを日々積み重ねた新聞記者の体験談に興味のある方はぴったりです。 個人的には、 1.情報の概要を掴み詳細はインデックスとして管理 2.自分の視点を意識し様々な視点も考慮する 3.モノの管理には限界がある。全部管理できないなら最小の管理で良いじゃん 4.百聞は一見ににしかず。見てない(経験していない)情報は判断できない。 5.情報には必ず意図がある。 このように受け取りました。 具体的な体験談で引かれたものが ・筆者の自分の個人情報を管理する方法 ・具体的に情報を取得する前に頭の中でストーリーを作り現実の情報とのギャップを 体験することにより視点を明確にする 上記2つです 今後自分の進むべく道を数々の情報を参考に 軌道修正していく際に参考になる実用本だと思います。 2年後、3年後読み直して行きたい本です。 情報力の基礎は「インデックス情報」 ![]() ![]() ![]() ![]() つい最近まで、最も権威あるメディアとしてその地位を守ってきた新聞。その新聞社にあって、客観的で、スピーディに、なおかつ正確な情報を発信し続けてきたベテラン新聞記者が、武器にしてきた実戦的ノウハウをぎゅーーっと押し込めたのがこの本。 新聞というと、これから取り残されそうな旧世代メディアの代表格であるが、ベテラン新聞記者が、いかに情報を引き出し、まとめあげるかということを追求して身につけてきたスキルは、想像していたよりもずっとすごい。今でこそ、重要な考え方がたくさんあった。 1章 情報をつかむ 2章 情報をよむ 3章 情報を伝える 大きく、3ステップでまとめられる。 情報の量や質がかわっても、このフローは普遍なだけに、誰でも違和感なく入ってくる。 ちなみに、この本の言う「さばく」は、単なるフィルタリングではない。「自分のものにする」ことを指す。 まず、情報をつかむことに関しては、次の一言に集約される。 情報力の基礎は「インデックス情報」 メモの取り方(PCでも、紙も同じ)にしても、なんにしても、量だけ揃っても使えない。 そこに何が含まれるか、どうすれば、必要なことが引き出せるかという、インデックス情報がすべて。このインデックスをいかに整理、習得するかがポイントである。この本質は、IT社会でも変わらない。 インデックス情報をつかむには、理解・要約の力、真偽の見極め方になる。情報の本質を読む、情報の裏を取るという考え方は大切にしたい。 「情報をよむ」では、数ある情報の分析方法を具体的に述べている。 米政府の公式文書でよく使われるという、「pro」と「con」による分析、「オプション」という考え方は、いまだに基本なので、是非知っておきたい。 「情報を伝える」 文書の種類によって、 ・わかりやすさ ・正確さ ・美しさ をバランスさせること。シンプルに見えるが、このバランスを意識することで、情報は伝わるのである。文書も、実は設計が大切なのかもしれない。 これが無謀なことかどうかはあまり考えたこともないんだけど、できるだけ遮断せずに、多くの情報に触れるようにしています。もちろん、情報をトリガに行われる各種タスクの対応能力や、コミュニケーションのクオリティは落とさずに。 RSSリーダとか、ソーシャルブックマーク、その他諸々のツール使って、飛躍的に情報処理能力が上がった。ほしい情報をすばやくつかんで、深堀するという事に関しては桁違いのスピードになったと思う。たしかに、たくさんの情報を得ている。でも、情報に対する接し方というか、質が変わってしまったように思う。たとえるなら、「読む」ではなく、「見る」感覚である。情報の二次的利用の量は、確かに伸びているものの、入ってくる情報量に対しては、それほど伸ばせていない。 理解力というか、自分のモノにするということを、革新的に伸ばす方法が見つかるまでは、この本に書いてあるようなノウハウは、まだまだものすごく強力で、役に立つ。 |
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歴史新聞記者 2 鎌倉~室町時代 |
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製作: 創育 定価: ¥ 9,975 | |
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歴史新聞記者 2 戦国時代 |
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製作: 創育 定価: ¥ 9,975 | |
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歴史新聞記者 2 縄文~飛鳥時代 |
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製作: 創育 定価: ¥ 9,975 | |
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