生きる意味 (岩波新書) |
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著者: 上田 紀行 定価: 価格:→¥ 594 | 「世界に一つだけの花」的世界観 ![]() ![]() 「交換可能」である自分に生きる意味を見いだせない、という立脚点から著者は論を広げていく。 しかし、自分自身や心の病になった知人などの話しを聞いてみて、「交換可能であること」がどれだけ救いになったかを思うと(自分自身やひいては自分の悩みも、それほど大きなものではないという自覚は、非常に気をラクにさせるものではないのか)、そういう立脚点が普遍性を持つものなのかどうか疑問だった。 が、他の人たちのレビューを見て、著者と同じような思いの人がいるところを見ると、著者の立ち位置はそれほど妙なものでもないと教えられた。 ただ、私は心を病んでいた身内がスーパーでアルバイトを始めた時に「いま、私、社会の歯車になれている!」と喜んだことを忘れられない。歯車であることに疲れる人もいるのだろうが、歯車にさえなれないもどかしさの中で暮らしている人の方が重症なのだ。 「世界に一つだけの花」以上でも以下でもない内容であったが、こういう本が共感される社会というのは、ある意味、きちんと機能した社会なのだろうと思う。歯車になれない人間が少数派、というのは機能的な社会だろうから。 「覚醒のネットワーク」からの大きな成熟はまだ感じられず、今後に期待する。 誰でも幸福になりたい ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() もっと早くこの本に巡り合いたかった。 もう4〜5年もの間、生き辛さを抱えてのたうち回って来ました。 著者は「苦悩」とは自分の「ワクワクする」ことに気づく大きなチャンスだといいます。 成果主義、頑張った人に多くの報酬をという大儀のもとに強引に推し進められてきた弱肉強食主義への転換こそが、時代を覆う漠とした不安の根源だったのかもしれません。 奪われる安心の場、手段から目的へすりかえられる経済成長。その中で500兆円ものGDPをどれだけ成長させるかに腐心するのではなく、いかに再分配するかにこそ目を向けるべきだと説きます。数字信仰からQOL社会へというわけです。 本書が書かれた2005年よりも2008年の今になって一層の的を得ていることが確信されます。 今の苦悩を将来の希望につなげて生きたいと心から思います。 熱く共感するわけではないけれど・・・ ![]() ![]() ![]() ![]() 高校生です。 この本を読んで熱く共感することがあったり、これから生きていくのに大きな支えとなるようなことがあったわけでは無いのですが、自分でも気が付かなかった無気力感の原因や(今まさに私がその渦中にいる)教育について、論理的に理解したり新しい視点を発見したりできました。 学生で、将来について考えるべき岐路に立たされている人は一度読むといいかも。 |
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生きることの意味―ある少年のおいたち (ちくま文庫) |
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著者: 高 史明 定価: 価格:→¥ 1 | 読むことの意味 ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() 年に何冊かは、良書にめぐりあう。 この本は、紛れもなくそんな本だ。 いろんなところで紹介されていて、 ある意味、評判の本でもある。 この本を読めば、やり場のない怒りを、悲しみを、空虚感を 感じる心を養うことができる。 読むことの意味は大きい本である。 高史明と対峙しないといけない凄い書。 ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() 1974年刊行されて以来、何回も読んだ。 著者が日本国が敗戦後、30年経過したと「むすび」で述べている。まだ、彼は40代である。若々しい。 私は、「朝鮮人という意識へのめざめ」の章の「参観日に来てくれた父」のところ、「坂井先生との出会い」の章でいつも泣いていた。 父が彼の授業参観日に来て探し出し、目が会うとにっこり笑ってサッサと去っていく場面。 そして、坂井先生との出会いと永遠の別れ。 敗戦直後の彼の姿。 著者は、「やさしさ」をひたすら我らに求める。難しい課題である。 年齢を経て、幼年から少年時代を思い出し、自己に対して優しかった人たちのことを改めて位置づける作業を執拗に行ってきた著者の姿は求道者 そのモノ。 この文庫版には、解説者として鶴見俊輔氏をえた。 その後の著者の生き方に対して「やさしい」人をえていることを考えると、この書は、まるごと読んでおかないといけないと思ってしまう。 はじめに・本文・むすび・解説と。 一気に読んだ ![]() ![]() ![]() ![]() 図書館司書の方に薦められるまで、私は高史明という名前を知りませんでした。在日として主張を続けようとした矢先にひとり息子の自死にあったことが、彼を光の当たる場所から、暗いところへと再び帰らせてしまったのだろうと考えてしまいました。<p>彼の少年時代は、おそらく戦後の日本人の多くとおなじような貧しさであっただろう、というレビューを読みましたが、やはり日本人以外への差別は根深いし、金天三少年が心に負った傷は否定されるべきではないと思います。<p>海外旅行で、うめぼしを現地の人に薦めて、吐き出されてしまった経験のある日本人は多いと思います。わたしにとっては貴重なものなのに、と怒る人もいるでしょう。そうした経験が、恒常的に学校というコミュニティのなかで繰り広げられたわけです(作中、にんにくくさいといわれています)。しかもそれは、仕事に疲れた父親が弁当に入れてくれる漬物です。泣けてきます。<p>近頃のヒネた子供に読ませたい本ナンバーワンです。 |
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生きる意味を求めて (アドラー・セレクション) |
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著者: アルフレッド・アドラー 定価: ¥ 2,100 | |
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意味までわかる 大人の熟語練習 角川類語新辞典から5万問 |
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製作: ナウプロダクション 定価: 価格:→¥ 3,747 | |
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