封印作品の憂鬱 |
|
|
著者: 安藤 健二 定価: 価格:→¥ 900 | 掛け値なしの力作・傑作ルポ ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() 封印3部作の前2作とはやや違い、はっきりと現在進行形(?)の封印をも扱う、最も危険でつらい、地を這うような調査の成果である。 本書の前に、能天気なサブカル礼賛やオタク産業立国論は色を喪うであろう。 「ハルヒ」「ウルトラマン」「ドラえもん」を通じて、重厚な日本経済・経営論ですらある。 傑作。 ○○ノンフィクション賞などというものは、こういう作品にこそ与えられるべきだと思う。 渾身の一冊 ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() 三作品しか取り上げていませんので、物足りなく感じるかと思ったらとんでもありません! 読後感も大満足な一冊です。が、同時に製作者=人間の業を痛切に感じさせるルポです。 特にハヌマーン&ウルトラ6兄弟映画のセクションにはもっともページが割かれており、 ’さもありなん’な事実が浮かび上がってきます。日テレ版ドラえもんの背景にも、数々の 人間ドラマがあったんですね。 推理小説を読むような快感! ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() 日テレ版ドラえもん、ハヌマーン、みずの版ハルヒ。 それぞれの封印された経緯を、ネットの情報だけで 充分に知っていると思い込んでいた自分が 恥ずかしくなるくらいの力作。 真実を丹念に明かしていく中から、さらに新たな真実が 炙り出される経過には、まるで推理小説を読むような快感がある。 久々に一気に読んでしまった一冊。 お薦め! |
|
| |
封印作品の謎―ウルトラセブンからブラック・ジャックまで (だいわ文庫) |
|
|
著者: 安藤 健二 定価: 価格:→¥ 168 | 失われた記憶(挿話)を求め、果てしない旅(取材)を続ける衝撃のルポタージュ!! ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() 仲のよかった友達が、ある日突然いなくなった。しかも、その人のことを周囲に聞いても、その人の存在すら覚えていない………。 このようにまるでSF小説のような冒頭で始まる本書であるが、一読してこのような話が現実に存在することからSFや恐怖小説を読む以上の戦慄を覚えた。 かつて大手新聞社に在籍していた著者がある事件をきっかけに封印作品について関心を持ち、新聞社を退職し、当座の生活費と取材費に充てるため自家用車を売却し、1年に及ぶ取材の末、何度も暗礁に乗り上げながらも苦難の末に書き上げて完成された不朽の労作である。 本書は第一章『ウルトラセブン』第12話「遊星より愛をこめて」、第二章『怪奇大作戦』第24話「狂鬼人間」、第三章 映画『ノストラダムスの大予言』、第四章『ブラック・ジャック』第41話「植物人間」第58話「快楽の座」等を取り上げている。 封印への真相を掴むため取材を試みるなか、特に第一章『ウルトラセブン』と第二章『怪奇大作戦』の取材に纏わる挿話は、関係者の口が想像以上に重く難航し、取材的な立場から著者自身窮地に立たされる内容や第三章 映画『ノストラダムスの大予言』では長年封印されていたなか突如海賊版ビデオが流通し、その背景を追ったドキュメントや差別団体への突撃取材などまさにSF恐怖小説を読む以上にスリリングな内容でした。 著者自身、本書の取材が世間的には何のメリットもない関係者を傷つけるだけの過去の作品に対するただの“のぞき見趣味”“墓荒らし”と揶揄される向きがあるかもしれないが今回取り上げられたこれらの作品群は後世に残る歴史的名作であり、後世の研究家たちがこの作品の背景を調査する上で本書は間違いなく第一級資料の役割を果たすものと考える。少なくとも私自身は著者の行動がこれら歴史的作品(文化遺産)の背景を後世に伝える重要な役割を果たしていると思う。 既に単行本を買っていたものにとっては ![]() ![]() ![]() ![]() それでもやはりこの本は買いかと。 第二弾の「封印作品の闇」と違い、それほど記述内容に違いはないけど、単行本よりも図版が多く引用さ れている(普通は逆だと思うけど)点、および文庫というコンパクトなサイズと値段の点で、こちらを買う(もしく は買いなおす)ほうがよいと思う。 有名作品にも封印が ![]() ![]() ![]() ![]() この本に興味を持ったのは授業でキャンディ・キャンディ事件を調べていたのがきっかけ。 事件名で検索をかけると、この本の姉妹本がヒットしこの本と出会った。 こちらに乗っている作品は私が生まれる以前のものがほとんど。 作品を知っていてもリアルタイムで観たことはなく、こうして「封印作品」と呼ばれるもの があることすら知らなかった。 巻末にこの本で紹介されているもの以外の封印作品のリストも載っており、名前を知ってい るものも知らないものもあり、こんなにあるのかと驚いた。 内容としては封印の理由に絡んで人権や差別についてといったものも取り扱われており、当 時の社会事情も知ることができる一冊である。 単なる疑問提唱ではなく、取材を当時の関係者に行い、出た答えが仮説であったとしても限 りなく真実に近いだろう。 大変興味深い一冊だった。もう一冊の方もぜひ読んでみたい。 |
|
| |
封印作品の闇―キャンディ・キャンディからオバQまで (だいわ文庫) |
|
|
著者: 安藤 健二 定価: 価格:→¥ 379 | 作者の苦悩に鋭く迫る ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() 封印の謎、から続いた封印シリーズ、の一冊。 詳しくは内容を読んでいただくとして、著名な作品が何故現在公開されていないのか、その理由について取材をし実像に迫る。 取材の仕方について教本ともなる、名著です。 続刊であるこちらもお勧めいたします。 封印されたミッキーマウス―美少女ゲームから核兵器まで抹殺された12のエピソード 姿勢に感銘! ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() 封印された理由をめぐって様々な憶測が流れていた、 オバQ、キャンディキャンディ、サンダーマスク…といった名作について、 豊富な資料と関係者への直接取材で真相に切り込んでいく。 読み始めると、引き込まれて半日で一気に読んでしまった。 それぐらいおもしろい。 内容のおもしろさ(期待にちゃんと応えているという意味で)もさることながら、 強く感じるのは、 執念とも言える取材姿勢、 そして 封印されてしまった作品への愛情 だ。 ここまでやられたら、書かれた方も認めざる得ないんじゃないかと思う。 文庫本だけのために、 より深くオバQ封印の真相に迫った章を用意したあたりにも、 この作者の真摯な姿勢が現れていると思う。 本当のことは当事者にしかわからないものだけれど、 丹念な取材で、これが“真相”だと信じるに十分な結論を導いている。 古本屋に売らず、永久保存すること決定! 大人たちの利権問題により闇に葬られた“子どもたちのヒーロー” ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ・ 「お母さんが二人とも赤ちゃんの手を放さなかったんです。その結果、キャンディは引き裂かれて、この世から消えてしまいました」――第一章『キャンディ・キャンディ』 ・ 「そっとしておいてほしいというのが私の思いです。だから、幻で終わっていただいてよろしいかと思います」――第二章『サンダーマスク』 ・ 「これを黒人だということで出版社が自主回収したとしたら、明らかにひどすぎますよ。」――第三章『ジャングル黒べえ』 ・ 「知らされないほうがいいんじゃないですか?そんなことしたら、藤子プロも藤子スタジオも傷つくでしょ。当事者がいるのに、人を傷つけてまで本を出す必要があるんですか?」――第四章『オバケのQ太郎』 前回大好評であった『封印作品の謎』に続く第二弾であるが、前回以上に取材の壁が立ち塞がり難航する様子が伺える。今回は『キャンディ・キャンディ』『サンダーマスク』『ジャングル黒べえ』『オバケのQ太郎』の封印の背景に迫る戦慄のドキュメントである。前回が封印理由の背景に差別表現に対する抗議が原因に対し、今回は著者同士や関係プロダクション、著者の親族の利権問題により今現在も絶版の原因となっている真相が少し明るみとなる。 特に『ジャングル黒べえ』の絶版に纏わる背景に現在から20年前に突如湧き起こった黒人差別の問題が原因とされ、私自身も当時新聞で大きく取り上げられていたのを知り、それが原因と信じていたが今回本書を読んで真実が別にあった事を知り驚愕した次第である。 さらに『オバケのQ太郎』絶版に追い込んだ黒人差別問題の背景に実は黒人差別とは何も関係のない日本人一家3人が自らの売名行為のためにこの問題に加担して世論をあおった事実を知り、深い憤りを感じた。 最後に少年時代に数々の夢を与えてくれた名作が大人の利権問題等により歴史の闇に完全に葬られたことが残念でならない。 |
|
| |
Boichi作品集HOTEL (モーニングKC) |
|
|
著者: Boichi 定価: ¥ 890 | 期待したんだけどね。 ![]() ![]() 「忘れられない衝撃!!」という帯の文句と、凝ったカバーに惹かれて読んでみた。 ……。正直にいいます。大絶賛の人もいるのにアレなんだけど、 私には面白さがわからない。 まず表題作は「感情を持つ人工知能」「人類絶滅後の地球」といった、 SFとしては手あかのつきまくった設定。まあそれは料理次第でどのようにも転ぶので とりあえず読み進んでみたんだが、どうも作者の「SFってこんなものだろう」との 思い込みと類型的な描写のみでつくられている話のような気がしてならない。 それに、Kimさんと同じ感想なんだけど、安易に「感動」へと持っていこうと する癖もあるようで気になります。 だって、機械がピュアな心を持ち続けたまま辛く長い職務をまっとうして 亡き父母への慕情を語る……って、ここが泣きどころ、感動のしどころのようなのだが、 そもそも機械が最初っから感情を持ってるのは、なぜ?? あ、「Stephans」という話もね、何回も最初から読み返してやっと意味らしきものが わかりましたよ。 でもさ〜、なんなんだろなこれ。思いつきの域を超えてないよ。 そんで絵のほうはというと、ぱっと見ほど画力は高くないように思うし、 幾人かの既成作家の影響を感じるけれど、ひと目でこの人だとわかる個性は 確かにあり、いいんじゃないかしらと思います。 ただシリアスからギャグへの転換が唐突で、ぜんぜんスムーズじゃない。 「これ誰?」ってくらい絵柄が別もんになっちゃうし、なんのために ここにギャグシーンを持ってくるのか? と違和感。 このへんはもしかして「ベルセルク」の影響があるのかな? と 思ったが(パックやイシドロの登場シーンでおなじみですね)、 あんまりうまくいってないようですね。 いろいろと残念です……。 ギャクとシリアスの融合 ![]() ![]() ![]() 某新聞の書評を見て、購入。初めてこの作者の作品を読んだ きれいな絵だけれど、突然入るギャグには、戸惑う人も多そう。ただ、どの作品も考えさせられるところはある。いまのままでは、将来、本当にこんな世の中になってしまうのではにか、と怖くなってくる。 人間が勝手に地球を壊しておきながら、その痕跡を残そうとする・・悲しいけれど、自分もそのような人間の一人であることは間違いない。 地球の今後について、考えてみたい人にお勧め。ただし、シリアスなだけではないのでご注意を。 この衝撃は嘘じゃない! ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() 表題作をモーニング誌上で読んだ時の「衝撃」…それは30年以上前にジャンプ誌上で読んだ「はるかなる朝」以来のものでした! 単行本化されることを、どれほど待ち望んだことか! 収録されている他の作品は、表題作に比べて、構想はともかく物語を持続させていく力が弱いように感じますが、画力が補って余りあります。 その中で「Stephanos」は、頭ひとつ抜き出た感があり、ラストの見開きページは「デビルマン」のラストを彷彿とさせてくれます。 現在、モーニング誌上で連載されている「キアラ」に通じる作品かも知れませんが、連載の方は原作は他の方に任されている辺りは、賢明だと想います。いずれにしても、近頃の描き手には少なくなってきた、描き込みの細かいタッチの作品が読めるのは嬉しいものです。 この調子で、往年のSFマンガの復刻してくれませんかね、御厨さんの「NORA」あたりなんか。 |
|
| |
CD付き ソロギターで弾く スタジオジブリ作品集 改訂版 「風の谷のナウシカ」から「崖の上のポニョ」まで 全25曲入り |
|
|
著者: なし 定価: 価格:→¥ 2,000 | あえて星3つ ![]() ![]() ![]() 選曲も、アレンジのレベルも、とても的を得ていて良いです。でも、もっと良いものを発売してほしいのであえて星3つ。というのはアレンジは、和音の付け方は無理なく、かつ、簡略すぎずでとても良いのですが、メロディーの割付が日本語の音をあまりにも拾いすぎていて、ギターに大切なシンコペーションとスピード感がまったくだめ。そして、演奏もそれを忠実に弾くことだけに終始していて、ジブリのまったり感もスピード感もだめ。ギターの音質もエコーが掛かっているから聞けるけど、ジブリの美しさにはマッチしない。でも、クラシックギター弾きにとってもすごく役に立つすばらしい楽譜なので、買う価値はあると思います。出版社さん、厳しい批評ですが、次はもっと良いものを期待しています。 ついに出た!ソロギターで弾く スタジオジブリ作品集 改訂版 ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() CD付き ソロギターで弾く スタジオジブリ作品集 改訂版 「風の谷のナウシカ」から「崖の上のポニョ」まで 全25曲入り 絶番だった、「ソロギターで弾くスタジオジブリ作品集」が改訂版で再販されました。 もちろん編曲は、江部賢一先生。CDの模範演奏(ギターソロ)は日渡奈那さんの師弟コンビ。 しかも前回22曲→今回25曲。うれしいお得感。今年の夏はジブリをギターソロで! それにしても、ジブリの曲は本当に癒し系です。 ====収録曲=== 1.風の谷のナウシカ(シンボルテーマソング) 2.風の谷のナウシカ〜オープニング〜 3.ナウシカ・レクイエム 4.君をのせて 5.さんぽ 6.となりのトトロ 7.風の通り道 8.海の見える街 9.やさしさに包まれたなら 10.愛は花・君はその種子(THE.ROSE) 11.時には昔の話を 12.いつでも誰かが 13.エンゲルス・ツィマー(天使の部屋) 14.カントリー・ロード 15.アシタカせっ記 16.もののけ姫 17.ひとりぼっちはやめた 18.いつも何度でも 19.あの日の川 20.風になる 21.世界の約束 22.人生のメリーゴーランド 23.テルーの唄 24.時の歌 25.崖の上のポニョ |
|
| |
藤田嗣治 作品をひらく |
|
|
著者: 林 洋子 定価: 価格:→¥ 4,350 | |
|
| |
サンビカ―本仁戻作品集 (ゼロコミックスデラックス) |
|
|
著者: 本仁 戻 定価: ¥ 860 | |
|
| |
新海誠美術作品集 空の記憶~The sky of thet longing for memories~ |
|
|
著者: 新海 誠 定価: 価格:→¥ 2,530 | キレイー! ![]() ![]() ![]() ![]() 私はアニメや絵画にはあまり詳しくないのですが、、、 以前見た映画で、あまりのアニメ映像のキレイさに 「この監督さんの作品はチェックしよう!!」と 覚えていて、たまたまこの画集を見つけて買ってみました。 やっぱりすごーくキレイ!! こんな絵が描けるなんて、本当に信じられない!って感じです。 どのページをめくっても、あの映画の1シーンにトリップできます。 日常を切り取っただけの風景が多いのに、「切なさ」が絵から 出てる感じなんですよね。 全部の絵をポスターにして部屋に貼りたいくらいです。 見たことのない作品もあったので、それも見てみたいなーと思いました。 ただ、問題はちょっとお値段が張ることでしょうか…。 画集ってあまり買ったことがないので相場がよく分からないのですが、 もう少し安ければなーと思ってしまいました。 本自体は本当にキレイな宝物みたいな絵がたくさんで、買ってよかったです。 本編が先かこれが先か ![]() ![]() ![]() ![]() 前々から新海監督の描く背景美術が非常に気になってたので、買ってみました。 本編はまだ見てなかったのですが、この本を買って見たら即レンタル屋さんへGO!!でした。 なんと言っても色彩が素晴らしい。 そして強調された陰影の表現や構図が、なんとも哀愁を誘う。 掲載枚数も多く、情景の移り変わりは見ていて楽しかったです。 本編では同じ場所を季節や時間帯を変え少しずつ映し出しているのですが、その見比べがじっくり出来るところが良いですね。 この本の欠点は一つ一つの背景が小さいことなのですが、掲載枚数のせいでしょうかね? 「ノートリミングで掲載」と謳っているだけあって、全景をたっぷり堪能出来るのは最高ですが。 それとも制作時の画像解像度が小さかったのでしょうか? 元から印刷することを考えずに、映像用の解像度で制作したなら、印刷時にかなり小さくなってしまいますし。 絵が小さいことと発行部数が需要に比べて少ないように思えるとこが、星−1ですが、内容的には思いっきり満足です。 映画見た人も、見てない人もこれは買いです。 この本見たら多分映画もきっと見たくなるはず。 映像へに入口として ![]() ![]() ![]() 正直版が小さすぎます。 倍の大きさが必要です。 印刷の方も月並みな色調整で、 新海氏の透明感ある色彩は 再現できていないと思います。 ただ 今までの作品を網羅的に並べることで 映像作品への入口としては よいのではないでしょうか ファンなので高いけど買ました。 |
|
| |
田中一村作品集 |
|
|
著者: 田中 一村,中野 惇夫,大矢 鞆音 定価: 価格:→¥ 2,100 | 是非、見て、感じてください ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() 奄美大島に行くまで、田中一村を知りませんでした。しかし、田中一村美術館に行って、その作品を見て、感動しました。この画集は、一村の素晴らしさを十分伝えていると思います。次は、奄美で、実物をご覧になることをお勧めします。まだの方は、是非!! 充実した画集 ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() 田中一村が好きで奄美の記念館を訪ねた。青い空の下、美しい空間に展示された作品に感動を新たにした。 一村の作品では、卓越した技巧による写実と優れた感覚による装飾性の融合が認められる。絶妙のバランスには比類がない。この画集は、おそらくは一村の生涯にわたる重要な作品を収め色調も良く画質もわかる。一村を知る人にも知らぬ人にも薦めたい。 素晴らしい画集です ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() 孤高の画家ともいわれ、日本のゴーギャンとも例えられる、<br>田中一村のとても素敵な作品集です。<br>寡作で知られてる一村なので、<br>作品数はさほど多くはないのですが、<br>そのどれもが、色鮮やかで美しく、今なお新しく感じる作品です。<p>いくつかある一村本のなかで、一番、見やすく、実物に近い色合いを保ち、<p>全体図と拡大図が表示されたりと、工夫があるのがこの作品集です。<br>我が家のお気に入りの一冊です。 |
|
| |
高島野十郎画集―作品と遺稿 |
|
|
著者: 高島 野十郎 定価: ¥ 5,040 | ずっと大切に、、、 ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() この絵画作品集、ずっと大切にしたい。 なぜなら、本物だから。 本気の本物の人が描いた作品だから。 これからもたびたび作品集を開いて描写からうかぶ野十郎さんという光景と会話したいと思う。 +++ しかし多くの画家はなぜもっと存命中に光が当たらないのだろう。 もちろん野十郎さんなら、脚光という名のシラジラしい光から来る邪魔なものどもを疎ましく思ったかも知れないけど、、、。 人間が築いた理屈など吹き飛ぶのが素晴らしい作品の価値だと思う。 ただ言葉を失い、ただ見る、ということでもある。 う〜ん、しかし、ホントいい作品集だ。 +++ PS: 作品集だけではなく、野十郎さんの生きザマを紹介した本もある。 なんだか野十郎さんの「唯一わが道」という人生の選択は、単純大衆迎合な現在の我々に多くの方向性や人生の選択の可能性を教えてくれている。 勇気をもらった。 感謝である。 孤高の蝋燭画家、待望の画集化 ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() これは貴重な画集。興味があれば迷わず買いです。 私は展覧会図録(2005年発行 没後30年 高島野十郎展)を持っているのですが、過去に発行された展覧会図録は現在どれも入手困難になっています。 かく言うその図録も、3年の月日の間にかなり痛んでしまいました。 ・・・・酷使し過ぎた・・・・(涙目) そんな折だったこともあり、この画集の発売はとても朗報でした。 とにもかくにも、野十郎の絵を家で一人で鑑賞できる幸せ。これはいい。非常にいい。 野十郎の絵は、展覧会場のような場所で周囲に人の気配を感じながら観るよりも、やはり人気の無い場所で一人じっくり向き合いたいという人が、正直な話かなり多いのではないかと思います。 そして、夜な夜な一人画集を開いては、いつの日か自分も蝋燭の絵の1つを手に入れたい(絵につり合うだけの人間になりたい)という野心に静かに火を灯すのでしょう。 そういった意味で、高島野十郎ほど画集と相性のよい画家もなかなかいない気がします。 是非この機会をお見逃し無く・・・・ 夜の暗闇と静けさの中、月明りや蝋燭一本の明かりの下、一人孤独に・・・ 心のゆくまで高島野十郎の絵を御鑑賞ください。 |
|
| |