トヨタ生産方式―脱規模の経営をめざして |
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著者: 大野 耐一 定価: 価格:→¥ 971 | トヨタの真髄は派遣の使い捨て ![]() ![]() ![]() ![]() トヨタは日本での生産ウェイトが高い珍しい企業です。 なぜなら米国でも欧州でも労働環境改善の動きが激しく、米国トヨタでは 工場の従業員に平均時給3000円程度が割り振られており、派遣社員への将来的な 正社員への雇用義務もあり、法律で厳しく遵守させられます。 一方日本では派遣は3年経てば正社員にしないといけない、とか正社員を派遣に置き換えては ならないという「ルール」がありますが、そのルールの裏をついて実質派遣社員を 使い捨てて成長してきたのがトヨタ自動車の正体だったりします。 トヨタの派遣の実態の面白い映像はYouTubeなどでゴロゴロころがっていて見ることができますが、 半年契約で毎日残業させて手取り20万、寮で5万引かれ部屋は3人部屋でプライベートもない なのに作業は正社員とまったく同じで20から30kgの荷物を一日1000箱組み上げる 仕事をさせられる・・そんな悲惨な生活をトヨタの期間工たちは毎日行っており、その血と汗で作られたのが プリウスとかカローラなのです。 トヨタはクーリングオフという手法で派遣期間を悪用し、法律の裏を突き社会保障の無い 派遣社員を増やし続けています。 http://jp.youtube.com/watch?v=cDCB_efZSDY この映像の中盤からそのトヨタの実態への答弁がありますが、こんなトヨタを手放しに 褒め称えることが果たして正しいのでしょうか? 私には自社の工員の誰もが自社の車が買えるようにと高給を与えたフォードの創業者と今のトヨタがえらく対比的に見えてしまうのです。 これは面白い! ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() トヨタ生産方式の実践者による解説本であるが、そこに受け継がれる歴史の重みと普遍性、メッセージを感じることができます。 日本人による日本人のためのトヨタ生産方式が、世界で大いに活躍していることは極めて奇妙であり、当然であり、誇らしいことだと思いました。 30年の時を経て、今なおおすすめの一冊です。 トヨタ生産方式の教科書 ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() トヨタ生産方式について、解りやすく説明している。トヨタ生産方式の教科書と呼べる本である。 「脱規模の経営をめざして」というのは、大企業病に罹らないための方策かもしれません。 なぜを5回繰り返すという話題があります。 なぜを5回繰り返せば、より本質的な問題に辿りつくか、より幅広い問題に辿り着くかもしれません。 |
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トヨタ式「改善」の進め方―最強の現場をつくり上げる! (PHPビジネス新書) |
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著者: 若松 義人 定価: 価格:→¥ 500 | 「改善」を生み出す組織のリーダに必要な技量、組織全体が身につけるべき姿勢と風土を簡潔明瞭にまとめている ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() 200ページ程度の量で、非常にうまくまとめられている本です。 一般的なかんばん方式やアンドンなどのトヨタでの改善の結果生まれたやりかたも簡単明瞭に説明されている上、そういったやりかたを生み出した力がどこから出てきたのか、またそれをわれわれが適応しようとした時にどうすればよいかがよくわかります。 特に役に立ったのは、改善を生み出す組織の作り方であり、組織の管理監督者が持つべき技量と、組織全体が身に着けるべき取り組み姿勢と風土についてしっかり説明されているので、表面的な改善提案などをまねるだけではなく、根本的に社員の意識を変えていく上で非常に参考になった。 厳しい競争の中で培われたトヨタの論理 ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() いわゆる「トヨタ式」の概略と、その周知徹底法が書かれた本。 世界一の自動車メーカーであるトヨタ自動車にも当然欠点がある(たとえば、下請けいじめ(この本では戒められているが)や、在庫がない場合の対応など)。この本に触れられた方法にもおそらく欠点があろう(だから、この本の方法論は1つの選択肢ぐらいに考えた方がいいかもしれない)。だが、世界的なメーカー間の厳しい競争を勝ち抜いてきたトヨタのノウハウは、仕事にも、現代社会を考える上でも有益な本であり、新書ゆえか安いこともあるので、星5つ。 適用領域の広い、トヨタ式改善の手引き書。 ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() 改善というと、製造工場やものつくり職場といった見方が多いが、それだけではない。 製造部門、間接部門、設計部門、管理監督部門それぞれに改善の余地が見つけられる。 この本には、改善を行うにも手順があるんだよ、という事が明確に書かれている。 ここがシックスシグマなどでも研究され、取り入れられ、なおそれでも勝ち続けられる トヨタ式の強さの理由の一つだと思う。 新書むけらしく、読み易く、間口を広げた内容だが、十分に濃い、他書とは別の視点も みうけられる、経営術、生産管理術の導入書。 良書です。産業人とくに工業関係の方におすすめします。 |
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トヨタの闇 |
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著者: 渡邉 正裕,林 克明 定価: 価格:→¥ 289 | トヨタの闇は本書で伝わりきるのか!? ![]() ![]() 読後の感想として、純粋に感じたのは「言うほどヒドくないかな」ということだ。 大企業といわれるところであれば、多かれ少なかれ同じようなことがおきていると 思ってしまうのは私の感覚が麻痺しているのだろうか。 また本書の批判は基本まっとうだと思うのだが、一部違和感を感じるところもある。 例えば、年収の比較をトヨタと他の外資金融とか総合商社とか比較して、報酬が低い と言うが、メーカーとそれ以外を比較しても利益構造がそもそも異なるし、従業員数 も全然違っていて、むしろ一人当たりの利益額を考えれば当然なのではないだろうか。 また、リコール数についても、絶対数が自動車メーカーで最も多いというが、世界で一番の 生産台数であるから、その可能性は高く、むしろその割合が少ないことは褒められるべき ことである。 上記のような点でデータの使い方が本書は下手であると感じる。 また上記のようなデータ以外のところの多くは、被害者の方のインタビューを掲載しており、 極めて一方的であるため、トヨタ本社側の言い分と水掛け論的であり、イマイチ説得力に 欠けてしまう感が否めない。 そういった意味で本書はやや迫力に欠ける物足りなさが残る内容だった。 警鐘をならすという意味では評価できるが ![]() ![]() ![]() ![]() 渡邉氏は大企業の存在があってこそのアンチジャーナリストに成り下がろうとしていることを果たして自覚しているか、していないか。そもそも元からそういう性格なのか。 トヨタ礼賛に警鐘を鳴らす意味ではこれが世に出る事に意味はある。が、彼の運営するサイトの企画記事は半分以上がアンチ企画(事実に基づいた記事ではある)なので、どっぷり浸かると自分も不平屋になる可能性がある。自己を保てる自信があれば見ても良いが、1ヶ月1890円ははっきり言って高い。 闇があるのはトヨタだけなのか? ![]() ![]() ![]() 職業柄、多種多様な製造業の方々とお付き合いしており、当然トヨタとも、トヨタのティア ワンメーカーとも付き合いがあります。 確かに本書の指摘するとおり、トヨタは巷で言われているような洗練された企業像からは 程遠く、超がつく程の体育会体質、グループ各社ですら序列が決まっており、トヨタで 偉くなるには頭の中身は勿論、精神的にタフで無いとやっていけないのだろうと思います。 その強烈な社風故に、落伍していく人も多いと聞きます。 そういう知識を持って本書を読むと「そうだったのか!」というよりは「少しでもトヨタと 付き合いのある人には当たり前過ぎる話」としか感じられませんでした。 そのトヨタの社風とか仕事の進め方を100%肯定する訳ではありませんが、トヨタに限らず 私の付き合っている製造業のメーカーは、好業績で「優良企業」と言われるような会社ほど、 似たような体質を持っています。 プラスアルファでこの本でムカついたのは結論が無いこと。文句垂れるだけ垂れて、お飾り で最後チョコチョコっと触れてお終いか、みたいな。コバンザメですね。 |
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トヨタの上司は現場で何を伝えているのか (PHP新書) |
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著者: 若松 義人 定価: 価格:→¥ 79 | トヨタとGoogleの類似点 ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() 本書を拝見して思ったことは、 「トヨタとGoogle、そして一流経営コンサルティング・ファームは似ている」 ということである。 HBS等が80〜90年代にトヨタを勉強し、それを一流コンサルティング・ファームが世界中の企業に売り込んだ。その後に、大学ベンチャーで非常に優れたアイディアと技術を持った若者がオモローなシステムを開発し、その企業の拡大をコンサルティング・ファーム経験者やIT企業経験者が支援した。それがGoogleである。 本書に書かれており非常に重要なことで、Googleが実践している(らしい)ことは以下である。 1. 将来を予測するのは困難のため、とにかくやってみる(トライアンドエラー) 2. 手を汚すような現場の仕事をする Googleではシステム運営という地味な作業を一流のエンジニアが行い、実際に何が問題であるのかについて知るという現場主義である。成果が出るまでには時間がかかるため、少しでも早い段階で取り組むことが重要である。そのため、トライアンドエラーという文化が根付いている。ただ、Googleでは失敗に対してどのように扱っているのかは分からないが、トヨタでは失敗を共有するために、失敗に関するデータを残し、共有化を徹底している。ラインを止めてまで問題点を洗い出すというのもまさに失敗の共有化のひとつの方法である。 本書を「ふんふんと」読んだ後に、どれくらいのことをあなたは実践できるだろうか。おそらく、10%もできれば良い方ではないだろうか。なぜなら、多くの人が何気なく考えてしまう思考方法とは真逆だからである。 また、トヨタは小さな改善のチャンピョンとして言われることが多いが、根本的な改善を考えることを非常に重要視している。その発想はPanasonicでも同様であり、ある日突然「この製品の製造コストを3割カットね」と軽いノリで言われ、現場が既存の考え方を捨てて、新しい考え方で取り組み、気が付けば3割カット以上をサクッと実現するという結果を生んできたのである。 トヨタとPanasonicは似ており、Googleとも似ている。そして言えること。 トヨタはお金が全くない頃から、莫大な投資をしていたということ。つまり、あなたの企業で「うちはお金がないから投資なんてとても・・・、トヨタさんは別格ですから」と言うのは、単なる言い訳なのである。 人が人を引き上げ育てる トヨタ ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() 会社の強みは 何といっても 人材にあるのではないか 人材を ”財” にする言葉がいっぱい詰まっている。 言葉を発しても 相手に伝わっていなかったら ただの掛け声に過ぎない。 言葉と行動が実践されて 初めて現実となる。現実から また 言葉が生まれる。 アイデアの賞味期限は短い。しっかりやれではわからない。段取り八分ができるには・・など 若松氏がトヨタでの経験をもとに 人材が⇒人財に なる言葉をわかり易く説いた本です。 世界のトヨタの強さの秘密 ![]() ![]() ![]() ![]() トヨタ自動車工業の元副社長大野耐一氏のもとで「トヨタ生産方式」を身につけ、実践し、トヨタ以外の企業にも普及を図った若松義人氏による一冊。 トヨタは世界最大の自動車メーカーになろうとしている今でも、なぜ成長を続けられるのか? そこには始祖・豊田佐吉、創業者・豊田喜一郎の残した意思・言葉があり、それを受け継ぐ文化がある。 これだけ大きな会社になればどこにでもカネをかけてやっているんだろうと思われがちだが、その根底にあるのは「人を育てる」ことにあるという。 現場の社員が自分で考え、問題を改善できるようになること。問題があることは改善し、伸びる余地があるということ。など世界のトヨタの強さの秘密が地道な努力の積み重ねにあることがわかる。 |
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トヨタの正体―マスコミ最大のパトロン トヨタの前に赤信号はないのか |
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著者: 横田 一,佐高 信,『週刊金曜日』取材班 定価: 価格:→¥ 1 | 世界のトヨタも普通の企業 ![]() ![]() ![]() 本書は「週刊金曜日」というスポンサーや広告に頼らない雑誌から生まれた本である。 それゆえ日本最大のスポンサー企業であるトヨタ自動車についても堂々と批判的な記事 を書くことができる。 これは日本のマスコミとしては喜ばしいことであるように思える。 内容としては、トヨタの労働環境や企業体質などについて書いているものであるが、 サービス残業や過重労働、メンタルヘルス、労働組合の馴れ合いなどはどの企業でも 抱える問題ばかりでもあるような気はする。 ただこれらの実態が中小零細企業ではなく、世界のトヨタであるがゆえにセンセーショナル であることは認められる。 ただそれ以上のものではないだろう。 結局のところ、多少の行きすぎはあるにしても、トヨタという企業が特殊で悪徳というわけ ではない。 企業とは利益を追求するものであるからである。 とはいえ、このような実態を続けることがイメージダウンにつながるとわかれば、おそらく 労働環境も企業体質も変えていかざるをえないだろう。 それもまた、企業というものだからだ。 ただ実質的に今のところそれを実感できる(もしくはうまく隠匿し続けられている)状態に なっていないから現状のままなのである。 その原因がどこにあるのかといえば、それは偏に、金さえもらえれば批判し、暴露すること を忘れてしまう日本のマスコミの不甲斐なさにあるのではないかと思われる。 本当に糾弾されるべきは、金に目が眩んだ日本の大マスコミなのでは?とも思うのだが、 いかがなものだろうか? 批判的で偏った見方だと思うが・・・ ![]() ![]() 率直な感想は、 「こういう視点もあるだろうが、あまりに偏った見方で批判的すぎる」 書かれている内容を思いつくまま箇条書きにすると、 1、内装が豪華なだけのうわべだけの自動車づくり 2、圧倒的な宣伝広告費でマスコミを押さえ込む 3、利益追求で周りのことや人の心も考えない企業体質 4、コスト一辺倒でおろそかにされる安全対策 5、表面だけの環境対策。消費者は宣伝広告にだまされている 一つ一つに反論はありますが、「あぁ、ただ出る杭を打つことだけにとらわれ ているなぁ」と感じたのが 4 の項目。 仕事柄、トヨタさんの安全対策には泣かされるほど安全対策に気を使われてい るのがトヨタ自動車さんです。 はっきり言って、他のメーカーさんとは比べも のになりませんし、「こんなの無駄でしょう」と思うぐらいの対策が施されてい ます。 それをある一つの死亡事故(これはこれで不幸なことですが・・・)を取り上 げて論ずるあたりが筆者の「偏った視点」と感じられる部分で、これだけで「読 むに値しない本」と思わせてしまうところが残念です。 5については一部参考になるというか、「おぃおぃ、トヨタさんの裏表が残念 だよ・・・」という内容がありました。 それが、 「全車種平均燃費の悪化」 と 「カルフォルニア州環境対策法律への反対表明」 プリウスなどハイブリッド車で環境対策をアピールしておきながら(ハイブリ ッド車に関する見解はイマイチの分析です)上記のようなテイタラクはないべ。 まぁ、本書が出版されてからすでに 年経過していることと、筆者の「偏った 視点(分析)」で書かれた本ですから現在はどのようになっているかは疑問です が・・・・ とにかく本書の筆者には、「悪いところは指摘し、良いところは誉める」とい う「中立的な立場」から本を書いていただければと思った書籍でした。 追求がまだたりない。 ![]() ![]() 自分は、20数年まえからトヨタに出入りしているが、昔は、今ほど、奢りの雰囲気を、みなかったが、最近は、工場内を歩いているだけで、その臭いがプンプンしてくる。また、工場内は、派遣ばかりで、それを指揮する正社員はわずか。装置などでいろいろ訪ねても、派遣ではわからない。下請けの社長さんは、購買の若いねーちゃんに文句をいわれ、泣きながら(実際は心のなかで泣いている)請求書をもってかえったとか、いじめとか言っているが、そんなにあまいものじゃない。トヨタの車を買ったが、2回続けて、初期不良、さらにひどいのは、自分で修理したり、サービスにトラブルシューティングを施したりとどっちが、車屋なのかわからないこともあった。とまあ、文句をあげればきりがないが、昔に比べれば、頭ばかりでかくなって、体がやせ細ってきている人間のような状態(ある意味宇宙人のような体型を連想させる)で、土台から崩れてきている気がするのは、自分だけではない。関わっている人の何割かは、そう思っている。 |
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元トヨタ基幹職が書いた 全図解トヨタ生産工場のしくみ |
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著者: 青木 幹晴 定価: 価格:→¥ 1,599 | トヨタシステムの概要 ![]() ![]() ![]() ![]() トヨタ系で働いていますが、かんばんについてよくわからないので購入しました。 本の内容は、少々物足りなかったり、少々深かったり、まちまちです。 入門レベルというか、トヨタシステムの入門としては、十分満足できます。 他の入門書とは、実例が細かに入っている点、改善事例が多いことで かなり、違ったイメージを受けます。 ※個々の知識(工程管理、原価管理等)は、別途勉強しておくと より深く意味がわかるかも知れません。 トヨタの生産システム、改善活動がざっくりとわかるように書いてあります。 原価低減と流れ生産で、無駄を省き、利益を上げる。 常に付きまとうのは、地道な改善活動だということ。 原価に関しては、基礎知識が無いため、私には、少々難しかったです。 基本をしらないので、トヨタ方式の意味が判りませんでした。 本の趣旨からは外れますが、 特に知りたかった”かんばん”について、 少々歴史を踏まえながら説明がされていて、 あ〜なるほど、そうだったんだと素人ながらに感心しました。 トヨタ生産方式の入門書として最適です! ![]() ![]() ![]() ![]() これはおもしろいトヨタ生産方式の絵本です。 トヨタが素敵な会社であることと、日々の努力が大切だということを考えさせてくれます。 かんばんというかけ声の下に御輿をみんなで担いでいるようなイメージを持ちました。 部外者がトヨタ方式を理解するために必要なステップ ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() 本書がなければ、トヨタ生産方式の理解は関係者以外には難しいのは間違いない。本書は工場見学の際にも詳細に説明されない点を多く解説している点で類書と一線を画している(工場見学の機会があるならば、前に一読すべき最良の書である)。 例えば、藤本隆宏・門田らの著作群を読み込んでも、コストテーブルの実態やカンバン循環のルート設定の現実は分かりにくい。念のため、大学院などの教育現場で使われることの多い藤本の「生産マネジメント入門」を参考として読めば、MOT教育における現場知識の理解が本書なしには難しいと認識できるだろう。 ただ、本書の対象としている読者(製造業の概要説明を欲している人々)にとっては高品質の内容ではあっても、下のレビューで記述されているようにこれはあくまでトヨタ生産方式の基礎・導入説明でしかない。この点を念頭に置いて読めば、本書の価値を適切に理解できるだろう。 |
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トヨタの知識創造経営 |
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著者: 大薗 恵美,清水 紀彦,竹内 弘高 定価: 価格:→¥ 1,669 | あまり辛辣なことを言いたくはないが、、 ![]() あまり辛辣なことを言いたくはないが、この本の著者達は富を生み出すトヨタの本質が正確に理解できていない。 知識を創造していることには間違いないが、ちょっと書かれている内容が現実とずれている。内部にいないと分からないかも知れないし、三河はへんぴな土地なので学者の取材に限界があるのかも知れないが、3現主義でもう少し自分で調べてから本にしてもらいたい。 トヨタについて書かれた本はほとんどがジャーナリストか学者が書いているために富を生み出す仕組みがあまりきちんと一般の人に理解されていないのは残念なところだ。 矛盾を当然と考え、末端社員がツールを活用して解決するトヨタ ![]() ![]() ![]() 本書は、世界一の自動車企業に上り詰めたトヨタの経営を分析した研究書である。筆者達は、トヨタは「高い目標設定」「実験主義」「現地顧客対応」の3点によって拡張し、「価値観の共有」「密なコミュニケーション」「長期雇用」の3点によって統合されていると主張する。そして、この仕組みが、社内や市場で発生する(意図的に発生させることもある)矛盾を解消しているという。また、トヨタの経営の良い点だけでなく、リスクについても言及している。 本書は、6年に渡る長期調査から結論を導いており、情報量は豊富だ。また、トヨタの協力も得ているようで、経営陣のインタビューも多く、情報の質も良い。トヨタの経営の特徴が事例やエピソードを通してうまく表現されている。但し、6つの特徴に集約された分析については、納得はするが、目新しいさはない。本書は、アメリカで出版されているようで、アメリカ人にとってはインパクトがある内容なのだろう。 本書は、経営者はもちろんミドルマネジャーにとって役立つ内容だ。トヨタの経営の特徴がよく理解できるし、その特徴は参考になる点は多い。 野中郁次郎・竹内弘高著「知識創造企業」を読んだ方は、理解しやすいだろう。時間のない方は、1・2・9・10・11章だけ読めば内容は理解できる。ただ、事例やエピソードが面白いので、時間をかけて読んだ方が楽しめるだろう。 新しくない ![]() ![]() 「矛盾と衝突」という概念は新しくない。トヨタをちょっと観察すれば分かる話だ。6年間研究したというがそれにしては中身が薄い。ただ、学者が書いた本なので、本の厚さは厚い。 1昨年あたりからトヨタの行動基準に大きな変容が見られ、世間一般で言う大企業病が見られる。ハルバースタムの「覇者の奢り」がトヨタに迫っているように思えてならない。 |
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トヨタの口ぐせ |
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著者: OJTソリューションズ 定価: 価格:→¥ 76 | トヨタの慣用句。 ![]() ![]() ![]() トヨタの主に現場での「会社内慣用句31」を解説したもの。 一つ一つ味のある言葉ではあるが、かといって特別驚くような内容ではない。 「者に聞くな、物に聞け」「あなたは、誰から給料もらうの?」「横展しよう」「モグラがよく出るところからまず手をつけなさい」などなど。 トヨタの強さは、これらの言葉を確実に実践していることにあるのか。失敗しても責められない(本当でしょうか?)社風にあるのか。勉強になりました。 読みやすく、説得力が強く、活用しやすいトヨタ式の一冊 ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() 生産・経営の方式としてのトヨタ式。トヨタが瞠目の業績を上げる中、注目を集め、数多くの書籍も出版されている。 そのような中で、この一冊は、トヨタ流を勤め上げ、現在、他社にトヨタ式を指導する人々が、現場での改善経験と、それを導き出す、自分たちが上司や先輩から教え込まれ、行動に駆り立てる洞察の結晶のような言葉が、口ぐせとして31掲げられている。 それぞれの口ぐせ、その背景にある考え方、そして、現場での経験が生きた言葉で記されている。31の言葉である。座右に置き、日々一つずつ反芻し、自分の持ち場で実行できることを実行に移してみる。そうしてみることで、トヨタ式のDNAを読者の実践の場で継承することにつながるのではないかと思う。 読みやすく、活用しやすい一冊である。 名古屋での、辛く厳しかった日々がよみがえる。 ![]() ![]() ![]() ![]() 最近、本を読むことが少なくなった私でも、東京から新大阪へ向かう新幹線の中で一気に読むことができた。 そういう意味では、よくできた本だろうと思う。 トヨタがあそこまで大きくなった要因の一つに人を育ててる風土があるが、 それがどういったことなのかということを、お手軽に教えてくれる。 昔、愛知県で働いていた頃、関連会社の方から厳しい指導を受けたことがあるが、 それがとても大事な事であると、再認識した。 自分でも知らず知らずのうちに、今の職場で後輩や部下たちへの接し方が、 その人から教えられたこと、叱られたりしたのと同じ事に驚かされる。 その人は(その会社では大変有名な方だったらしいが)、 この本の中に出てきた人とも面識があったと思うのだが、 会社が変わってしまった今となっては、確認する術が無い。 もし確認することができれば、この本の内容が如何に正しいかということを、 証明することができるのだが。 ただ、本の価格の割には、内容が少ないような気がした事、 実践の中身について、詳細に書いていないケースがある事、が気になった。 また、この本の書いていることを、そのまま『口で言った』ところで、 個人の行動として実践できなければ、全く役に立たず、 むしろ自分にとっても、周りにとっても毒になることを、忠告しておく。 本当の意味での実践は、非常に難しい。 併せて、大野耐一氏の書籍も読んでおくことと良いだろう。 |
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なぜトヨタは人を育てるのがうまいのか (PHP新書) |
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著者: 若松 義人 定価: 価格:→¥ 49 | 日本を代表する企業組織論を現在も実行中。 ![]() ![]() ![]() ![]() 独自手法が国際標準になりうる数少ない日本企業、トヨタ。私の父はかつてトヨタの関連企業に勤務していましたが、国内で日産とシェアでしのぎを削っていた頃(30-40年程前)より『トヨタ本社の人間はちがう!社風が違う!』と口癖のように言っておりました。当時は関連企業の自慢話かと思って聞いていましたが、ほんとにすごい企業になってしまいました...一番大事なのは人づくりであり、人は組織を構成しているだけのものではなく、その組織をよくも悪くも変えうるのは人そのものであるという極めて基本的であるが忘れがちな事実に気づかされます。どの成長企業にも成長するには謎があると思いますが、謎が解けてもそれを実行に移す事は並大抵の意識の持続では難しいことを十分に認識させられました。凄い! トヨタが全てなのか ![]() ![]() ![]() 書いてあることは正論。継続して成果を出している企業にふさわしい考え方 と思われる。人間の力を会した自働化そして人を育てる。 重要だが難しい仕事をどうこなしているかが良くわかる。 が、実際はうまく行っていないものもあるはず(ニュースになっているもの)それについてどう対応しているかも知りたかった 悩力が能力 ![]() ![]() ![]() 「わしの言うとおりやるやつはバカで,やらんやつはもっとバカ.もっとうまくやるやつが,利口」は,トヨタ生産方式の生みの親である大野耐一氏の言葉. 言われたとおりしかできないマニュアル人間ではなく, 一を聞いて十を知る,一をやれと言われて十の結果を出す人間になる/を育てる ためにはどうすればよいのか. 冒頭で著者は,人間の能力の差は,悩む力,すなわち「悩力」であると述べている. 「悩力」のある人間になるためには,「悩力」がある人間を育てる環境とは, といったことを著者の経験と見聞に基づき,分かりやすく解説されている. 目に見える問題を解決し,物事を改善していくためには, 対症療法ではなく「環境を変えていくこと」が最も重要であると書かれている. 現場であろうと,管理部であろうと,上司でも,部下でも 誰でも何かを得ることができる一冊だと思う. |
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あなたの知らないトヨタ―利益1兆円のもとで何がおきているのか |
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著者: 伊藤 欽次 定価: 価格:→¥ 526 | トヨタの真髄は派遣の使い捨て ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() トヨタは日本での生産ウェイトが高い珍しい企業です。 なぜなら米国でも欧州でも労働環境改善の動きが激しく、米国トヨタでは 工場の従業員に平均時給3000円程度が割り振られており、派遣社員への将来的な 正社員への雇用義務もあり、法律で厳しく遵守させられます。 一方日本では派遣は3年経てば正社員にしないといけない、とか正社員を派遣に置き換えては ならないという「ルール」がありますが、そのルールの裏をついて実質派遣社員を 使い捨てて成長してきたのがトヨタ自動車の正体だったりします。 トヨタの派遣の実態の面白い映像はYouTubeなどでゴロゴロころがっていて見ることができますが、 半年契約で毎日残業させて手取り20万、寮で5万引かれ部屋は3人部屋でプライベートもない なのに作業は正社員とまったく同じで20から30kgの荷物を一日1000箱組み上げる 仕事をさせられる・・そんな悲惨な生活をトヨタの期間工たちは毎日行っており、その血と汗で作られたのが プリウスとかカローラなのです。 トヨタはクーリングオフという手法で派遣期間を悪用し、法律の裏を突き社会保障の無い 派遣社員を増やし続けています。 http://jp.youtube.com/watch?v=cDCB_efZSDY この映像の中盤からそのトヨタの実態への答弁がありますが、こんなトヨタを手放しに 褒め称えることが果たして正しいのでしょうか? 私には自社の工員の誰もが自社の車が買えるようにと高給を与えたフォードの創業者と今のトヨタがえらく対比的に見えてしまうのです。 トヨタ高収益の秘密 ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() トヨタが空前の高収益を上げている。 よく聞かれる話は下請けイジメのおかげでもたらされた利益などなど・・・ 実は輸出にかぎってのカラクリがあることはほとんど知られていない。 ある工業製品がある国では安く買えて、ある国では高くなってしまう。これは購買力平価という為替相場によって左右されるのであるが、日本が政策的に円安を維持しようとしているとなるとどうなるか? トヨタ車を含む国産車は外国においては安く買えてしまうことになる。では国内ではどうなるのかというと、外国よりも不当に高い買い物をさせられていることになってしまうのだ。これによりさらに国内の景気を低迷させる要因になっている。 諸外国においてはトヨタ車は安くて品質が良いという理屈は実は日本の円安政策がそうさせていたことになる。 しかも輸出に関しては消費税をかけられないから血税でもってトヨタに補填されている。輸出すればするほどトヨタは儲かってしかたがないわけだ。これが高収益のカラクリである。 このような政治主導の大企業優遇税制は昨今の法人税率低減と庶民の高負担が物語っている。 下請けのみならず国民を食いものにしている会社がトヨタなのだ。 |
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