サナギさん 6 (6) (少年チャンピオン・コミックス) |
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著者: 施川 ユウキ 定価: 価格:→¥ 295 | サナギさん、永遠に。 ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() 日々の何気ないところから、意外な線へと結びつける。 それは決して不自然なものではなく 「ああ、なるほど」と思えるものばかり。 日常生活で使われない不思議な感覚を心地よく刺激してくれる。 4コマ漫画で、各話完結型。どのページから開いても サナギさんワールドが展開される。 1巻から留まることを知らないその不思議な世界観は 最終巻である本巻まで一貫されていた。 そして、何か突飛なエピソードで〆るというわけではなく、 ごくごくありふれた日常が今日も過ぎ去るという最終話。 でも、どこかせつなさと同時に温かさも感じられる。 表紙もそれを見事体現している。 サナギさんは、数多に存在する漫画でも見事な作品といわざるを得ない。 サナギさんやその友達に会えないと思うとちょっとさみしいが、 同じ流れをくんだ新作12月生まれの少年が サナギさんDNAを受け継いだ良作。こちらもぜひチェックしてほしい。 四コマ、でも最後まで哲学 ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() この作者の作品は全て目を通している。 マンガというと、とかく文化的評価が低くなりがちだが、 この作者の思考力・言語感覚・哲学する力は群を抜いているように思う。 いちいち作品の素晴らしさは書ききれない。 ただ、日常も切り取り方によって様々な断面を見せる、 このことは一貫しているし、おそらくこの先もそういった作品を 作り続けていくのだろう。 作者がカバー裏に書いている文のとおり、 私の「完璧な休日」に間違いなく彼の本は必要だ。 最終回は唐突で、連載誌に目を通せない私には本当に衝撃だった。 あとがきも彼なりの思想を感じさせる。 私にとって、施川ユウキは最高のエンターテナーであり言語学者であり、 何より哲学者だ。 作者の才能が最も凝縮されてる? ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() 漫画の最終話で、こんだけ心に残るのはあんまり無いです。 あとがきでは、作者の満足のいく最終話が描けたとありますが、 まさにその通りで、本当にすばらしい締め方だったと思います。 ただ特別読み切りは、本っ当に非道い(笑)。 読者の心をほっこりさせながら、次のページからそれをブチ壊す。 そのブチ壊し加減が最高にクールな辺りが、この作者の凄いところです。 |
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サナギさん 1 (1) (少年チャンピオン・コミックス) |
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著者: 施川 ユウキ 定価: 価格:→¥ 1 | とても面白いです ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() 私は、漫画というジャンルではギャグ漫画が大好きです。色々な作品を読んできましたが、この作品、とても面白いです。 体当たり的なギャグはほとんど使わず、作者の言語センスと多角的な視点によって織りなされた、箱庭的なギャグ漫画です。基本的には4コマスタイルをとっていますが、形式を捨て自由に展開されたものの出来も素晴らしい。作者は絵が下手くそだと言われていますし、まあ否定できませんが(笑)、表情の付け方、活かし方に関しては流石プロだなと思います。 最終巻(第6巻)のそでに、作者自身が「誰かの休日に自分の漫画を滑り込ませたい」と述べていますが、まさにそういう漫画。笑えますが、落ち着けます。値段も良心的ですし、だまされたと思って手にとって見てください。クスッとしたら、はまった証拠ですよ? 脱力系脳トレ?ギャグ漫画 ![]() ![]() ![]() ![]() 中学生のサナギさんとフユちゃん、他ゆかいなクラスメイトらの織りなす日常風景から生まれでる脱力ギャグの数々が、気負わないトーンで描かれています。 誰もが一度はふと頭をよぎったことのあるような日常の疑問。 けれど皆がそれを考えずになんとなく流して生活してしまっているようなそんな疑問の数々を、 これでもかというほどまでに膨らませてギャグにしています。 くだらないことを真剣にどこまでも考えるとどうなるか。哲学は哲学しすぎるとむしろ笑いにかわってくるのだということを実践しています。 道ばたに転がる石ころ、外壁に寝そべる猫、近所に張られた防犯ポスター。 何の変哲も面白味もない日常のひとコマが、作者の脳内で哲学されるととんでもないことになってゆきます。 その徹底したアホらしさと、突き詰められた哲学的思考に、時に笑い、時に脱力し、あるいは癒され、そして感心し・・・ おそらくはマンガのネタを考えるとかそれ以前に、作者の頭の中では元々こういう思考回路が構築されているのでしょう。 常に考え続けていなければここまでのネタは産み出せまいと思います。 もうこうやって考えるのが趣味なんだろうな、と。 素晴らしいが使い道の難しい思考ですので(笑)、漫画家になられて才能発揮という感じがします。 ネタ自体は本当にくだらなくて、子どもっぽくて、日常的でありふれているのに 子どもの視点で見たものを、大人が真剣に考えるということに意味があるのですね。 どこまでも知的で、それゆえにくだらないです。 幼かった頃であれば決して気づけなかった、大人になった今だからこそ分かるシュールさや残酷さやおかしみが、この世の中には存在していることを教えてくれます。 その価値は、作者のあとがきでもかいま見る事ができて、非常に興味深いです。 ちなみに付け加えますと、ネタにありったけの力をそそいでいるせいか何なのか、絵は稚拙です。が、そんなことは些末な問題です。 初読ではあまりはまれなかったのに、幾度も読み返してしまって、いまや4巻そろってしまいました。 シュールな4コマギャグ ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() お手本的な「気軽に読めるギャグ漫画」です。 言葉遊びしたり架空の物を想像するシュールなギャグが主。 ただしかわいい絵柄に油断してはいけません。 ときどき意外なほどブラックなネタが含まれていますので苦手な方は避けた方が無難かと。 さすがは少年チャンピオンと言ったところですか。 ネタの種類を見るに、これをもっとも面白いと思えるのは中学生くらいの人でしょう。 キャラクターの歳もそれくらいですので。 もちろん高校生以上にも受ける作品なのは確かです。 すこしだけ暇なとき、気分転換にフッと肩の力を抜きたいときにお勧めです。 もし私が何かの漫画賞の選考委員なら、小さな賞でいいので、ぜひこの作品を受賞させたいと思います。 |
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サナギさん 4 (4) (少年チャンピオン・コミックス) |
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著者: 施川 ユウキ 定価: 価格:→¥ 138 | ただただ作者に脱帽 ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() 常人にはなかなか気がつかない目の付け所が満載。 ひざをうちたくなるようなネタ、素直に笑えるネタ、 理屈の空回りに苦笑するネタ…などなど全く読んでて飽きさせない。 作者自身ほのぼの日常漫画と書いてるが、 本当にほのぼのを謳っていいのかと思えるくらいの切れ味である。 時折挟むコラムもとても面白い。 余談だがこれだけの作風に癖があるのに、 マンネリズムにもおちいらずに、 むしろ作者の観察眼と感性が年々研ぎ澄まされている感があるのがすごい。 よしっ、ワリカンね ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() 3巻を読んだとき「・・・あれ?ちょっと(ネタが)減速した?」などと思いましたが、 今巻では連載開始当初の勢いを取り戻してくれています。 内容ですが、言葉遊びや、日常の小さな疑問など ツッコミ役のサナギさんと、中学生とは思えないほど冷めた目線で 世の中を見ているフユちゃんの二人を中心に、漫才のようなネタが展開されます。 今回はいままでと比べてキャラが前面に出てきたように感じました。 特にハルナさんとフユちゃんが可愛かった。 完全に使い捨て(?)だったキャラ達(山田さんとか)もちょっと出演しています。 あと、他の方も書いていましたが、サナギさんの 「しゃんしゃんしゃんしゃん!!」は反則。 新キャラも登場します。 イメージの中の学校に通っている『ハヤマくん』 人間観察に夢中になっている『ムトーさん』 隣のクラスのXさんに恋している『ミヤケくん』の3人です。 個人的にハヤマくんが結構好きです(もう出てこないと思いますが)。 星座、鍋、遊園地、赤い糸、内緒話、絵本などのネタを収録。 作者のコラムも充実していて、値段以上の価値がある作品。 スキマ ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ギャーー!!サナギさんかわいっ!しゃんしゃんしゃんしゃん反則!! フユちゃん最高!IFIFIFIFIF 単行本派なので久々に読んだのですがやはりスゴい漫画です。 この隙間を突かれる笑いは他にはない。 いかに日常は隙間だらけかということを思い知らされる。 隙間というか外される感覚にも似ている。そこか!的な。 そもそもこの世界の人物たちの妙に鋭い感覚。 大人より大人なようで、子供より子供のような両方を見渡しているような感覚。 中庸、サナギさんを中心に回る世界。 この漫画においてのサナギさんの的確すぎるツッコミ、オチは、 無限に思考する彼等においての一つの腑のように感じます。 |
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サナギさん 5 (5) (少年チャンピオン・コミックス) |
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著者: 施川 ユウキ 定価: 価格:→¥ 194 | サナギさん節、相も変わらず絶好調 ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() 連載がまもなく200回を突破しようとしているサナギさんだが、 相変わらずその独特な雰囲気は開始以来とどまることを知らない。 一時期、様々な新キャラクターが出てきたこともあったが、 今回「学ばぬ」マナブ君だけで、サナギさん&フユちゃんの 鉄板基本路線が確立された様に思える。 絵柄で愉しむより文字で遊ばせる作風も健在。 160ページの漫画なのにページ数以上のボリューム感がある。 巻末に「サナエと不思議な黒い猫」という短編が収録されているが、 こちらも短いながらサナギさんの流れを汲んだ面白シュールな作品。 ひねった笑いが少ない昨今、 是非サナギさんで軽い頭の体操をしつつ、癒されてもらいたい。 |
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サナギさん 3 (3) (少年チャンピオン・コミックス) |
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著者: 施川 ユウキ 定価: 価格:→¥ 1 | こいつはダモクレスの剣だ ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() 95話「サナギさんとカッコイイ言葉」で爆笑しました。私もいつか、日常生活で「ダモクレスの剣」とか使ってみたい。意味は分かりませんけど。 ほほえみ ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() サナギさんと初対面遊びしたい。 そしてほほえんでもらえたら、自分に、そして世界に光という光が溢れます。 まぶしいっ それぐらいあのほほえみの幸福感はすごい。 サナギさんの至上のほほえみを見るだけでもこの巻を読んでほしい。 サナギさんはやさしい。サナギさんには壁がない。 何でも素直に受け入れ、素直に疑問を持ちつっこむ。 常にフルオープンです。 そんな素直でかわいいサナギさんこそ天下一品の萌え娘です。 「半分大人で半分少年」頭脳が紡ぐ、ほんわか亜空間! ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() やっと3巻・・・・いや、待ち遠しいったらなかった。 今年中にもう1回会えるんかいな?と思っていた矢先に発売されたので、 嬉しさもひとしお。 とにかくこの世界に出来るだけ長く浸っていたくてたまらないのである。 四コマで読み終えるのが勿体無く思えるなんて、『サナギさん』で初めて経験した。 絵柄もそうだけども、何よりほのぼのサナギさんとぷちダークなフユちゃん。 メイン二人のこのキャラのバランス感覚は、施川ユウキ氏の独壇場としか言いようがない絶妙さだ。 ラディカルなのに、妙に説得力というか「うわ、確かに中学生なら考えてそーっ」的なバカバカしさに満ち溢れた台詞の数々。 サナギさんが笑うときの「げらげら」というオノマトぺの秀逸さを見よ! 黒田硫黄氏のセンスに勝るとも劣らない。 ちなみに半分大人で半分子供、とは江戸川乱歩やコナン・ドイルの言ったフレーズだが、 施川氏もまた自覚的にそういう人種なのだろう。 個人的にはメガネのモリカワさんが結構好きなんだけど、キャラ的に弱かったのかね、2巻以降 出番が激減。カンバーック、モリカワさん! あとは『もずくウォーキング』の2巻も早く拝みたいですねぇ。 |
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サナギさん 2 (2) (少年チャンピオン・コミックス) |
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著者: 施川 ユウキ 定価: 価格:→¥ 30 | ちょっとだけ ![]() ![]() ![]() ![]() 日常にちょっとだけ不思議な要素を混ぜた4コマ漫画。ちょっとシュールでちょっとほのぼの、くすっと笑える。さじ加減が絶妙で何度も読み返したくなる本です。 言葉の面白さ ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() 各話のタイトルページのサナギさんの一言からもうかがえるように、施川ユウキの笑いの中で特に「言葉による笑い」が多くなったのが「サナギさん」だと思う。誤字脱字だけでも十分笑えるように、日本語がおもしろいということを伝えてくれている。 「がんばれ酢めし疑獄」よりほのぼのしている分読みやすくなった。が、時折見せる辛辣なネタがこの作品の幅を広げている。フユちゃん最高。 今これに対抗できる4コマは吉田戦車の「殴るぞ」くらいか。 あと「サナギさん」しか読んでない人には「もずくウォーキング」もお薦めする。こっちは哲学的な話もあるが概ねほのぼのなので。 チャンピオン編集部恐るべし ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() 前作の酢めし疑獄は体に受けつけなかったけど、本作は素直に著者の世界観が染みいってしまいます。 この著者を認めて、連載し続けたチャンピオン編集部恐るべしです。 多分、他の出版社だったら潰されてたと思う (なワケないか) 内容は他のレビュー見て参考にしてね。 |
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ムシウタ 05.夢さまよう蛹 (角川スニーカー文庫) |
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著者: 岩井 恭平 定価: 価格:→¥ 1 | 最高で最悪のバースデイ・ソング ![]() ![]() ![]() ![]() "かっこう"こと薬屋大助が"虫憑き"になった理由、その秘話が解き明かされます それに伴って"始まりの三匹"―今回は特に"アリア・ヴァレィ"に関して、その秘密も徐々に…… 物語の鍵を握るのは大助の実姉・千晴の記憶! 戻るはずのなかった彼女の記憶が戻る時、物語は劇的に苛烈に変化していきます♪ 現代と過去の入り混じったストーリー展開で、現代では"かっこう"の厳しい逃亡と戦いが、過去では大助の少年時代についてが描かれています 初っ端と終盤で繰り広げられる"大喰い"とのバトルは見所です♪ 最高で最悪のバースデイ・ソング……"かっこう"薬屋大助の戦いの始まりを是非、読んでみてください やっぱり姉弟、似てるかも ![]() ![]() ![]() ![]() 人の夢を喰う代わりに宿主に超常の力を与える"虫"。"虫"に憑かれた少年少女、"虫憑き”は、その能力ゆえに追われることとなる。過去を思い出し、茶深と行動を共にする千春は、大助の姉だった。「大助を虫憑きにしたのはあたし」という千春は、大助のもとへ向かう。殺されるために。そして大助は姉の書置きと失踪を知ると、特環からも身を隠し、ある場所目指して疾走する... 今回で結構でかい秘密が明らかになってきます。前回でてきた虫の"王"については今回はお預けですが、始まりの三匹の話が結構出てきて、おおおおおぉ!!!!大助の過去が出てきておおおおおおぉおおぉお!!!という感じです。しかし、大食いは詩歌、アリアはかっこうとすると、浸父にも王候補がいるような気がするんですけどねー。次が楽しみです。 戦闘シーンがかっこいい! ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() 私はこのムシウタシリーズは全部買っているんですけどいつも次巻が楽しみです。 今回は迫力ある戦闘シーンが気に入りました。細かい描写で今どんな状況なのかを表しているので、自分もその場にいるような感覚を味わうことが出来ました。 前巻からの伏線や、キャラの関係などが複雑で手に汗握る展開がとてもよかったと思います。 |
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炎蛹 (カッパ・ノベルス―新宿鮫) |
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著者: 大沢 在昌 定価: 価格:→¥ 1 | 今度は社会派小説 ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() 今回の事件は、いわばありふれた事件を並行させることにより、 エンターテインメントというより社会派小説の趣を強くしている。 クライムノベルという観点もあり、 さまざまな読み方が出来る小説に仕上がっている。 今までは、事件そのものが派手であり、 鮫島にもスーパーヒーロー的な感じを受けていたが、 今回は、事件が地味なことと、 甲屋はじめ、警察外の人とのやり取りから、 鮫島が長幼の序を身につけた常識人であることが 強く浮き彫りにされている。 新宿鮫のシリーズにしては、地味という方もいらっしゃるのだろうが、 鮫島の人間性が出ている、隠れた名作であると思う。 奥付きを見ると、あまり売れていないようだが、 未読の方は、ぜひ読まれることをおすすめする。 リアリティという面から見れば、シリーズ最高傑作ともいえよう。 面白い! ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() 私にとって、大沢先生の作品は、「魔女の〜」が初めて読んだ作品であり、 大変楽しく読めました。 でも、それらの書評を読むと、新宿鮫シリーズには及ばないと書いてありました。 魔女でこれだけ引き込まれたのに、新宿鮫シリーズってどんだけ面白いのだろう?という 高い期待のハードルをもって読みましたが、十分クリアーです。 毎巻、毎巻面白い。。。 この巻は農水省の役人が脇役として登場します。 刑事小説にどうやって入り込むのか?楽しみにお読み下さい。。。 今ひとつパンチに欠ける ![]() ![]() ![]() 本作には農水省の植物防疫官である甲屋(かぶとや)と、東京消防庁の 吾妻という公務員が登場します。 なんだか、真保 裕一の小役人シリーズみたいですね。 今回の作品が過去の新宿鮫シリーズと違うのは、単独捜査を常としていた 鮫島が、植物防疫官の甲屋とコンビを組む事です。 甲屋というオッサンもなかなか良い味を出しています。 第二作の毒猿、第三作の屍蘭では魅力ある敵役作りに腐心していた作者が、 今回は鮫島のパートナーとして魅力あるキャラを出そうとしたようです。 このあたり、シリーズ物として読者を飽きさせない工夫をしているようです。 物語りの内容は、複数の事件が同時多発的に発生する中、鮫島と甲屋が 日本に持ち込まれた稲の害虫「フラメウス・プーパ」を探すと言う物です。 だけど、一つ一つの事件が小さく、盛り上がりに欠ける。 マネー・ロンダリングに関しては全貌が明らかにならず、主犯の男は影しか 出てこないなど消化不良気味です。 安定したストーリー運びで安心して読めるのだが、今ひとつパンチに欠ける と感じた。 |
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さなぎ (ハヤカワ文庫 SF 325) |
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著者: ジョン・ウィンダム 定価: 価格:→ | |
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サナギさん (少年チャンピオン・コミックス) [コミックセット] |
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著者: 施川 ユウキ 定価: | |
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