コミュニティ 安全と自由の戦場 |
|
|
著者: ジグムント バウマン 定価: ¥ 2,730 | 悪文・散文 ![]() 不必要な比喩が多く、また論旨がハッキリしないため、非常に読みにくい。 日本語としておかしい部分も多々あり、訳も悪いと思われる。 内容は、著者が他人の主張を自分の都合の良いように切り抜いて貼り付けただけの酷いものである。 考え、議論するための糧として ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() コミュニティはつねにすでに失われた楽園である−−伝統的なコミュニティはそのメンバーと対象化不可能なほど完全に一体化していたハズであり、そのメンバーである限りそれ「について」考えることすらできないもののハズである、故にわれわれ自由ゆえに孤独で不安な現代人が安心・安全のいわばふるさととしてコミュニティを夢想するとき、定義上それはコミュニティから離脱することと同値になる、と著者バウマンはいいます。追い求める限り絶対に得られないという、近代/現代人の誰もが共有するこの逆説的な前提と、近代的な自由とコミューナルな安心の間にあるトレードオフの関係から出発し、著者は鮮やかな手並みで、古典的な共同体論から大雑把にフーコー以後と括れる現代のパラダイムまでの議論を俯瞰し、あわせて関連する様々な問題を一貫した視座から分析・批判していきます。 かつては強力だった権力が人々への関与をやめ自閉し、文字通りばらばらになった状況のなかで追い求められるいくつもの(擬似)コミュニティを批判的に検証していくなかで、バウマン自身の答えが明らかになっていきます。それは、自由を放棄して擬似コミュニティの幻想に身を委ねるのではなく、一定の自由を担保しつつ擬似コミュニティ間の政治的過程を通じて自由と安心のトレードオフの着地点を探っていくというものです。ある意味実に「近代的」な、常識的な結論といえなくもないですが、現実に地球上いたるところに「逃走の線」を描いているのは一握りの勝ち組、「グローバルズ」だけに見える現状では、砂に描かれた顔に賭けてみる、という選択も理解できないわけではありません。 小さな版型の割には読みでのある本ですが、訳者の苦労の賜物でしょうか、論旨を追うのに難渋することもなく、一読後、現代社会について一段高いところから見渡すような、霧が晴れたような気がします(問題がすっきり解決したという意味ではなく、一貫した理論的地図とでもいうべきものを手にした実感です)。 安全と自由はトレードオフである ![]() ![]() ![]() ![]() コミュニティにより人は安全(感)を得る、それは物理的にも心理的にも。ただし、コミュニティを成立させるために人は自由を差し出さなければならない。その安全と自由のバランスをどこでとることが可能かということを思想史を通観することで考える材料を本著は与えている。 近代というものが自由を極大化すべく、コミュニティを次々と解体した結果世は資本主義が覆った。しかも、権力はパノプティコン型(介入する=保護する)から、撤退する権力(人ではなく事物で管理する)へと変質しつつあり、誰がコミュニティの代替システム(セーフティーネット)を提供するのかという部分で空洞が広がりつつある。 かといってコミュニティを再建できるかという点で、ゲーテッドコミュニティとゲットーという裏表の関係にある例をあげているがそこで見て取れる姿は決して希望ではない。もしかしたら自由(欲望)をある程度制限するという思考錯誤の中には「安全」への欲望をもある程度制限するということが含まれているのかもしれないとそんなことを考えさせられる。 当著では明確な答えは与えられていないが、それでも多文化主義が単に「貧困」問題を看過するだけの知的怠惰のようなものだと舌鋒鋭く批判を展開するなど迫力ある論考が展開されている。 |
|
| |
コミュニティ グローバル化と社会理論の変容 |
|
|
著者: ジェラード・デランティ,山之内 靖,伊藤 茂 定価: 価格:→¥ 2,199 | |
|
| |
コミュニティ・オブ・プラクティス―ナレッジ社会の新たな知識形態の実践 (ハーバード・ビジネス・セレクション) |
|
|
著者: エティエンヌ・ウェンガー,リチャード・マクダーモット,ウィリアム・M・スナイダー,櫻井 祐子,野中 郁次郎,野村 恭彦 定価: ¥ 2,940 | 実践コミュニティのデザインと発達 ![]() ![]() ![]() ![]() この本は「実践コミュニティ」について述べたものだが、なかでも特に目を引くアイデアは、コミュニティを作り発展させる際に、「領域」「コミュニティ」「実践」という3つのトピックに分けて整理することで、具体的な考え方や手法を明らかにしている点と、「実践コミュニティ」の発達(心理)学を、エリク・エリクソンの発達図式の枠組みを取り入れながら、非常にうまく説明している点である。ただコミュニティを作ればいいというのではなくて、「学習」や「実践」を目的とするコミュニティをいかにデザインし、運営していったらいいのか? について、かなりまとまった見解を示している。 この点でさらに考えなくてはいけないのは、「学習」あるいは「教育」とはいったい何なのか? さらに言えば、企業の活動とはいったい何なのか? という点である。「学習」や「教育」あるいは「創造活動」といったものが、個人や二者関係に還元されるものではなく、グループの関係性のなかで実現するものであると考えるとき、まったく新しい教育実践や経営実践の可能性が開かれてくる。その基本概念に基づいて、従来のすべての知見や実践を再構築するという、非常にエキサイティングなテーマが浮かび上がってくるのである。 この本の終章は、まだぼんやりとしはいるが、全世界あるいは人類のあり方を根本から変えるものとして、この「実践コミュニティ」というアイデアの重要性を打ち出している。一見、夢物語にも見えるのだが、人類の経済活動や文化活動の全体をドラスティックに変換させてしまうような可能性を、このアイデアは内に秘めている。 知識ってマネージメント可能なんですね ![]() ![]() ![]() ![]() ビジネスにおいて、<br>「それは○○さんしか知らないからなぁ」<br>「未だにそんなやり方をしているの?」<br>「そんな事聞いていないよ」<br>などという会話を聞く事は大変多いと思います。<p>現代のIT社会においてすら、なぜこのような事になってしまうのか。<br>情報をどのように共有し、マネージメントしていくのか、はホワイトカラーを自認する人であれば一度ならず考えた事があるテーマでしょう。<p>本書はそれらを、「コミュニティ」という小集団の活動により、解決をしようと提唱するものです。<p>コミュニティーとは何か、それを行うとどのようなメリットが組織に起こるのか、を本書は独自の視点と、実践を通し詳細に解説しています。<p>この手の本にありがちな、「理論だけ述べて、あとは勝手にどうぞ」的な知識のひけらかしではなく、「実践にあたり、先人達はどのような障害にぶつかり、それをどう克服してきたのか」についても事細かに解説している点に好感を持ちました。<p>データベースが唯一の情報共有手段だと考えている人は本書を読むと眼からウロコが落ちるかも知れません。 自由なコミュニティーを用いたナレッジマネジメントの影響力 ![]() ![]() ![]() ![]() 組織の中で自由度の高いテーマを決めたコミュニティーを創り、そのコミュニティー内の実践(暗黙知を形式知に変える)により、有効な知識をコミュニティーに属している人々からその人々の属している部署に効果的に波及することがでる。それにより問題解決や組織の発展が可能であるという事を説明している本である。<p>すなわち、組織内に別の特化した、知識を形式化するコミュニティーを創ることの大切さを言っているのである。 これは、二重編み組織と表現しているがマトリックスと違うのは、より非公式的な組織としてコミュニティーを育てるということであり、非公式なのでメンバーの上下関係も無く自由にテーマについて討論や議論、経験を交わせる組織になるということである。そして、その中で形成された知識は会社の戦略に直結し実用性が高く、成果が上がるということである。<p>本書では、実践コミュニティーを如何に立ち上げ育てていくのか、コミュニティーリーダーの役割、またコミュニティーで形成された知を如何に全社的に波及していくかなどを説明している。<p>最後に触れた内容で、この実践コミュニティーが会社の組織のあり方を変えていくというところがあり、そのような観点で見ると新しい会社の組織のあり方を考えさせられる。著者は、マッキンゼーなどで働いていた経験や仕事の仕方などを説明しながら、実践コミュニティーがマッキンゼーで機能している話などもあり面白い。<p>本書を読むと、本来の組織というのは昔からあるような自由度の高いコミュニティー形式を用いながら、実践コミュニティーのようにテーマを中心に論議する中で獲得できる知識を組織の目的を成すために生かす事が出来る組織が理想的組織ではないかと感じさせられる。<p>組織論と組織改革に一石を投じるような内容である。星が4つの理由としては、実践コミュニティーの形成と育成に多くの説明を取っており、実践コミュニティーを通じての組織革命の内容にも触れながら、最後に少し説明するだけで余り深く説明がされていなかったからである。<p>しかし、ナッレジマネジメントを一段階高めた内容であることは確かであり、多くの人に読んでもらいたい本である。 |
|
| |
Webコミュニティでいちばん大切なこと。 CGMビジネス“成功請負人”たちの考え方 |
|
|
著者: 水波 桂,平尾 丈,片岡 俊行,斉藤 徹,古川 健介,伊藤 将雄,大迫 正治,原田 和英 定価: 価格:→¥ 1,730 | WEBに本気になれる本 ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() WEBを活用したビジネスを考える時、必ずコミュニティの存在が必要となってくる。 それはマーケットイン型の商品開発がウケることにも起因するし、もはやそれだけではユーザーが購買行動をしてくれないということからも、より一層のマーケットイン型を極めていく必要性が出てくる。 細かく深くユーザーの声を拾っていく、またそれを商品開発に生かしていくためにも、WEBコミュニティの存在は不可欠であるということを、この著書より感じた次第である。 これだけ著名な方が集まって綴られ、書籍化されることが少ないであろうことからも、☆5つ付けた。 よくぞ言ってくれました! ![]() ![]() ![]() ![]() Web制作を生業としてますが、言ってほしいことをグサリ!っとまではいえないかも知れないけど、ちゃんと言ってくれてます。広告代理店のみなさんに読んでもらいたいですね。 でも、それだけじゃなく、本当の依頼主である企業側もこんな側面もあるんだということを理解するために、この本を参考にしてみては?!という感じです。 コミュニケーションをデザインするということは、とても大きなことだと思いました。 コミュニティサイトを運営する人におすすめ ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() コミュニティサイトを運営するにあたっての情報をまとめた本。 技術的内容ではなく、概念的や事例紹介が多いです。 既に運営している人は、改善点や新しいアイデアが生まれることでしょう。 これから運営しようと思ってる人も、方向性が明確になるのではないかと思います。 この手の情報はセミナーやウェブでも入手しにくいと思われる分、貴重な情報が満載だと思いました。 |
|
| |
コミュニティ・イノベーション―魅力と活力のある地域をデザインする |
|
|
著者: NTTデータコミュニティプロデュース 定価: 価格:→¥ 539 | 理想とは現実の前触れ。 ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() くたくたになる職種に従事しております。 読み勧めるうちに、どこかサイエンスフィクションのように感じました。 居住環境を心地よくするには器が必要です。 空間を器と考えると、その器もティーカップとソーサーの関係+テーブルクロス+テーブル+床+壁+とパーツに認識できます。居住年数30年を超えればおそらくテーブルに置かれていたカップは、ご自慢のものだったり奥様がお母様にもらった大事な品だったりします。 居住空間を真上から撮影してご覧になったとき何人の方が「美しい。機能的だ。文化の香りがする」といえるでしょうか。同じく私たちが住む地域もグーグルマップのサテライトで見たとき「うっとり」するでしょうか。 思考的環境は結果として物的環境に表現されます。 多くの主張が混在する只今、多くの文化が生じ様々な環境が作り上げられてしまう。 この本を手にする前、私は町を歩くことに(平行移動することさえ)うんざりしていました。でも、読んだことによってちょっと気が楽になりました。 有志の意思を流す手段を現代のやり方にすればアット言う間に良好なインフラが構築されるのではなかろうかと期待することが出来す。「出来ないと思っていた結果、出来ていない環境になった」と思わざる得ない2005年の夏であります。 理論と実践の橋かけ ![]() ![]() ![]() ![]() NGOやNPO系の本の中では挑戦的な本として認めたい内容である。<br>挑戦的とは、タイトルにつけたように地域活動の発展と成功の為に主として、経営学で形成されている理論を地域活動にあてはめながら解こうとしているからである。また、理論だけではなく実際の成功例などもあげてあり、実感する内容も多いい。<p>しかしながら、この理論と実践はあくまでも本の中では橋によってむすばれようとしいるだけで、理論と実践が一つになって明確な答えを導いていない。このところが消化不良であった。この原因は、何人かによる分担の共同著書となっており理論の一貫性が無いからであろう。地域活動のためのヒントを得るには参考になる本であると言えよう。このような本がもっと完成度を高めて出てくれば、NGO,NPOの大きな発展もあるのではなかろうか、、 |
|
| |
アメリカン・コミュニティ―国家と個人が交差する場所 |
|
|
著者: 渡辺 靖 定価: 価格:→¥ 822 | 渡米の前に読んでおきたい ![]() ![]() ![]() ![]() 自由と勇気に満ち溢れたアメリカ娯楽映画を見て、それがアメリカだと思って渡米するととんでもないことになる。アメリカ娯楽映画が徹底的に自由と勇気とにこだわるのは、彼ら自身、それらに飢えているからに他ならない。 コミュニティとは何か、アメリカとは何か ![]() ![]() ![]() ![]() 最近、日本ではコミュニティビジネスというのが流行だけれども、そのときのコミュニティとは何を指すのだろうか。少なくとも、本書で紹介される9つのコミュニティと同じものは日本にはまずないのではないだろうか。紹介されているコミュニティはまさに多様である。昨今の日本で一部に見られる監視社会を現実のものとしたゲーテッド・コミュニティ。メガチャーチと呼ばれる教会やアーミッシュのような宗派によるコミュニティもあれば、インナーシティ問題を自ら解決したコミュニティもある。日本の農家と変わらない貧しい牧畜業者のコミュニティもあれば、ディズニーが開発した金持ち向きのコミュニティもある。それらは多様であるけれど、自ら信じるものによって成り立っているという点で共通している。銃も自立の証なのだといわれればなるほどと思ってしまう。主に白人のコミュニティが紹介されているという点で物足りなさはあるが、たんにアメリカとは何かだけではなく、社会の有り様や個人の生き様を考えさせられる本である。 アメリカ人の欲望 ![]() ![]() ![]() ![]() アメリカという誰もが知っているつもりの場所を、外部からやってきた人間の目で淡々とつづっています。ディズニーランドからゲーテッドコミュニティまで、ユートピアを求めるあくなき欲望が透けて見えました。へえ、こういう世界があるのかと驚く反面、それに対してどう感じたのか著者の本音をもっと読みたい気もしました。「アメリカの眩暈」のような、ちょっぴり皮肉めいたルポを想像していたので…。でも、もちろん買って損な本ではありません! |
|
| |
コミュニティ・カフェをつくろう! |
|
|
著者: なし 定価: 価格:→¥ 1,359 | WACのコミュカフェ推進計画の一環としての出版物 ![]() ![]() ![]() ![]() 著者はWAC((社)長寿社会文化協会)。 あとがきに、「WACはコミュカフェを全国に増やすべく支援していきます。」と書かれているとおり、WACのこれからの社会を良きものに・・・という想いを伝えるという意味では、すばらしい一冊です。 ですが、私自身が失敗例なのですが、興味の対象がカフェをはじめたい!だけの人には向かない内容かと思います。 購入されるとよいかた・・・「お年寄りの集まる場として歌声喫茶を作りたい!」だとか、「子育てママの憩いの場としてカフェをやりたい。」なんていう「強い思い」のあるかた、です。まず、助けたい、支援したい対象者がいるってことがポイント。 カフェをやりたい!という思いがあって、まあ少しは社会に役立ちたいなんていう(私のような)かたでは、ボランティア要素が強く採算の取りづらいコミュカフェは向かないでしょう。 そんな中でも、カフェに関する、これから受けそうなアイデアってのは得られました。愛犬と一緒にサッカー観戦のできるドッグカフェ。TVでぜんじろうさんが科学を面白おかしく紹介しているが、あれのカフェ版、サイエンスカフェ。そして、ワンディ・シェフ・システムなどなど。 料理好きな主婦が開業したいも資金不足。そんな時、1日店長として試す場があるというのは、これからの時代、当たり前になっていくことでしょう。そうやって、低リスクで起業できるようになる、そういう社会は、もう始まっているようです! コミュニティ再生のキー ![]() ![]() ![]() ![]() 高齢社会、少子化社会を解決するポイントは地域コミュニティの再生だろう。だが、これは幅が広く、どこから手をつけたらよいのかわからない。ところが、現実がこの解決を教えてくれている。それが、コミュニティカフェだ。これが自然発生的に全国的に生まれてきている。小学校区単位に特徴あるコミュニティカフェができることが、地域コミュニティ創造のポイントだ。 本書では、コミュニティレストランから地域の居場所までを広くコミュニティカフェとしてとらえ、その紹介と作り方までを丁寧にまとめている。入門書としてよくできている。 |
|
| |
よくわかるコミュニティ心理学 (やわらかアカデミズム・わかるシリーズ) |
|
|
著者: なし 定価: ¥ 2,520 | 分かりやすく情報量満載 ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() 実験室から現場へ。およそすべての学問はこの流れに沿って進化してきている。心理学も例外ではない。1対1で精神分析を行うスタイルの専門家による心理学ではなく、一般市民のための心理学。それがコミュニティ心理学である。現在注目を集めている社会企業家と絡めて本書を読むと非常に参考になることがらが多く含まれている。一般市民のためのといっても理論的枠組みも納得のいくものである。 |
|
| |
格差不安時代のコミュニティ社会学―ソーシャル・キャピタルからの処方箋 (MINERVA社会学叢書) |
|
|
著者: 金子 勇 定価: 価格:→¥ 3,200 | |
|
| |
「サザエさん」的コミュニティの法則 (生活人新書) |
|
|
著者: 鳥越 皓之 定価: 価格:→¥ 397 | |
|
| |