セル〈上〉 (新潮文庫) |
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著者: スティーヴン キング 定価: 価格:→¥ 90 | この程度しか書けなくなったのか? ![]() この作品がスティーヴン・キングデビューだという方、そして「キングって大したことないじゃん」と思われた方には、Itやシャイニングを一読することをお勧めします(映画版ではありません、念のため)。これらの作品には、このセルという駄作とは比較にならない輝きがあります。文句なしの傑作です。 セルの中身に関しては他の方がレビューされておられるので、手間が省けて内心感謝しております。こんな気の抜けた作品を書くようになったキングは見たくなかった。 退屈 ![]() ![]() 僕の中でキングの最高傑作は「バトルランナー」だと思っています。 あの作品と、あの主人公に比べたら、これはただのドタバタアクションにしか思えませんし、登場人物にもまったく同化できません。 読んでいて「次はどうなるんだ!」と思わずページをめくる手が早くなる、なんてこともない。 でもそれがキングなのかもしれない。 とりあえず感想としては★2個ですね。 惹きこまれます ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() 導入から、日常身近な携帯使用によって一瞬の内に人間がグロテスクなゾンビと化していきます。 携帯狂人の狂乱にドキドキハラハラしますが、初めて会った人間同士が共に行動する内に深まっていく絆によって救われました。登場人物も魅力的でしたし。 「アイ・アム・レジェンド」では、主人公がたった一人正常人として残されてしまうので、読んでいて辛くなったので。 テレパシーまで使ってくる相手にどうやって立ち向かうのか真剣に考えてしまいましたが、「こう来たか!」と思いました。 おかしな奴らが跋扈する中必死に戦う姿を、臨場感溢れる表現で描くキングの力量は、相変わらずさすがです! |
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リーシーの物語 上 |
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著者: スティーヴン・キング 定価: 価格:→¥ 1,190 | |
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スケルトン・クルー〈1〉骸骨乗組員 (扶桑社ミステリー) |
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著者: スティーヴン キング 定価: 価格:→¥ 207 | 見えないものの恐怖!映画と小説の表現の違いを楽しむ。 ![]() ![]() ![]() ![]() 「今日の早川さん」の作者COCOさんのブログで紹介されていたので、読んでみました。とにかく「霧」が秀逸です。見えないことの恐怖、集団ヒステリー、そして驚きの現実。異形のものが何となく「マブラブ・オルタナテイブ」っぽい感じ。先日、映画を見てきました。見えないものの恐怖を、ダラボン監督がとてもうまく表現していました。特に宗教かぶれのおばさんがみんなを先導してゆく場面はとてもリアル。映画のラストは小説と異なり、強烈なインパクトを感じましたが、少々本編のストーリーとつじつまが合わなくなるような気がしました。「キャリー」もそうですが、小説の最後は静かにおわるのですが、映画はラスト勝負のため、原作と違ったものになっちゃうのですかね。わたしはどちらも、小説版の方が好きです。 観た方にもオススメします。 ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() 「ショーシャンク」、「グリーンマイル」と 原作に忠実に映画化し続けていたフランク・ダラボン。 今回はエンディングを大幅に変えることにより、 作品そのものの持つ性格をまるで変えてしまいました。 その評価は置いておいて、映画をご覧になられた方でも、 「霧」を含むこの短編集は十分に購入の価値があるかと思います。 「霧」は、物語に終え方により、 その深い魅力を獲得してると言えるかと思います。 (そのやり方には著者自身、本作品中でイイワケしちゃってますが) 読了後も、ずっと記憶に残るような作品で、 実際、映画化を十数年待ちわびてしまいました。 (映画を観終わった後は、先に原作を読んでいた幸福を感じてしまいましたが) 読み終えられた方にも、ちょっといいお話を。 どこで読んだか、作者の方も失念してしまいましたが、本作の素晴らしい評論を読んだことがあります。(絶版になっているような、キング評論の本でした) その中で、本作のラスト、少し難解で、明言されない一文がありますが、 その「似通った2つの言葉」を、 "hope"と"home"と予想していました。 まさに、本作を貫くテーマです。傑作。 収録作品、霧は傑作。それ以外はイマイチかも ![]() ![]() ![]() ![]() 「霧」目当てに購入しました。 いやー、これは面白い! 極限状態に置かれた人間がどんどんおかしくなっていく様は流石キングといったところです。妻子持ちの主人公も、ありがちな聖人君子ではなく欲望に流されがちな人間臭いキャラで○です。 しかしそれ以外の短編・掌編はイマイチかも? キングは初期短編が傑作ぞろいと聞いていたので、ヤマなしオチなしのものが多いのにはちょっとがっかりしました。 まぁ、霧目当てに買う人にはオススメですけどね。 |
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キング牧師―人種の平等と人間愛を求めて (岩波ジュニア新書) |
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著者: 辻内 鏡人,中條 献 定価: 価格:→¥ 339 | ジュニア新書だけど、大人も読める(むべき)一冊だと思います。 ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() キング牧師はいうまでもなく有名な人物ですが、その人の 生涯と活躍と考えとを非常にわかりやすく教えてくれる本です。 これはジュニア新書に入っていますから中高生向けに書かれたものでしょうが、 しかし大人にとっても大変に感銘深く、決してレベルを下げた物語には していません。むしろ、大多数の日本人には知らない記述をたくさん 含んだ本だと思います。 キング牧師が活躍をしたのは、活躍したくてしたのではなく、活躍を せざるを得ない人種差別の実態があったからであり、いま2006年に 本書を通読すると、これが果たして50年もたたない頃の実際の出来事 なのだろうかと暗然とするものがあります。 わが国においては、音楽やスポーツなどの文化におけるアメリカの黒人たちの 活躍を当たり前のことのように受け止めていますが、それらのことも キング牧師らの活動がなければ違っていたんだろうかと思います。 また、おとなしい日本社会の中で、ありふれた生涯を送っているわたしに とっては、健全な怒りを覚えることもまた大切なことだと思い出させてくれました。 その意味では、このジュニア新書は、大人が読むとジュニアになれるという 効能もあるのかもしれません。 伝え続けなければいけないこと ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() この本は、キング牧師を語る単なる偉人伝として書いているのではなく、キング牧師の人間的な弱さ、過ちにも触れ、それを含みながらもキング牧師の人間像、及び当時のアメリカ社会から現代社会、更には私たちが生きて行く課題を非常に論理的に緻密に書き上げた作品である。更にここには、いつまでも伝え続けなければいけないことが書かれ、少年少女はもとより、どの世代の人にとっても読み応えのある内容であると思う。私はこの本を読んで、自分の人生に足りない物はなにか?自分は、何ができるのか?何をすべきなのか?と考えさせられてしまった。 絶対に忘れてはならないこと ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() アメリカにおける人種差別が、たった50年前の出来事であると思うべきか、それとももう50年も昔の出来事だったと思うべきか、人それぞれだろう。しかしその差はとてつもなく大きい。アメリカ人の中には(特に在米日本人の中には)人種差別など過去のことで、その改善は日々進んでいるとおっしゃる方々もいる。しかし制度上、外見上は改善されたように見えても、人々の心の中に潜む人種差別の底なしの暗さはなくなっていないように思えてならない。現代アメリカ社会における貧富の差の拡大化、人種間の対立の構図の広がりを見るとキング牧師の行ったこと、その精神をもう一度省みる必要があるのではないか?小中高生向きに書かれたものとはいえ、成人が読んでも牧師の業績は感動をよぶ。また師の業績をわかりやすい文章で紹介した共同作者の一人である辻内鏡人氏が非業の死を遂げられたのは残念でならない。 |
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幸運の25セント硬貨 (新潮文庫) |
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著者: スティーヴン キング 定価: 価格:→¥ 262 | 趣の違う7作品が楽しませてくれる ![]() ![]() ![]() ![]() 趣の違う7編が収めれたスティーヴン・キングの短編集です。 「ゴーサム・カフェで昼食を」の様に血なまぐさい惨劇の物語もあれば、この短編集のタイトルとなっている「幸福の25セント硬貨」の様なほんのりした温かいものを感じさせる物語もあり、種種様々です。 それだけに、好みでない作品もあるかも知れませんが、心にぴたっとフィットする作品があるかも知れません。 そのくらいジャンルの離れた作品を含んだ短編集です。 個人的には、冒頭の「なにもかもが究極的」が気に入りました。 もう一つは今度映画が公開される「幸福の25セント硬貨」で、ラストで途中の数作の索漠とした気持ちを和ませてくれて、気持ちよく読み終わることができました。 幸運の25セント硬貨はいい ![]() ![]() ![]() スティーブン・キングの短編7編。 作者が頭に浮かんだイメージを掘り起こすといっているのが分かるような作品。 文章や、プロットが練りに練られてというよりも、生のイメージをそのまま取り出してきたような感じ。 7作品の中でも好き好きが分かれそう。 もう少し文章が小説的に円くなっているほうが好きだなぁ。 スティーブン・キングのもっと昔の作品のほうが好きです。 その中でも比較的、小説的にまとまっている表題作「幸運の25セント硬貨」が一番肌に合いました。 次が「なにもかもが究極的」。あとはうーん、微妙です。 期待はずれ ![]() ![]() 新聞広告か何かで見て、「おもしろそうだな」と思って購入した。まず、文章が読みづらい。翻訳本特有の回りくどい表現のオンパレードで、何が言いたいのかダイレクトに伝わってこない。筆者の責任なのか、翻訳がまずいのかはわからないが、何とかならないものだろうかと思った。話の落ちはそれなりにおもしろいのかもしれないが、裏表紙にあるうたい文句ほどたいしたことはないように思う。あと、表現(言葉遣い)の品のなさにも閉口した。 |
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トム・ゴードンに恋した少女 (新潮文庫) |
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著者: スティーヴン キング 定価: 価格:→¥ 291 | キングの真骨頂 ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() 主人公は9歳の少女トリシア。 離婚したばかりの両親、母と口喧嘩ばかりの兄。 週末には必ず連れ出されるハイキングにもうんざりしていた。 トリシアは、喧嘩中の母と兄を残し、トイレを済まして、すぐ戻るつもりで遊歩道を離れたが、 その選択がトリシアを9日間苦しめる事になる。 群がる蚊の大群や蜂、崖からの転落、食料不足。 暗い森の中、ただ一人であるという、不安と孤独。 そんな中、彼女の心のよりどころとなるのは、大好きなレッドソックスの野球選手、 トム・ゴードンの幻影だった。 その幻影に励まされ、導かれ、彼女はアパラチア山脈の深い森の中、必死に出口を探すのである。 と、文章に書くと、ただ、9歳の少女が森に迷っただけ。という話なのだが、 そこは、さすがキング。道に迷った少女の不安や絶望、希望を巧みな展開で盛り上げている。 そして、タイトルにもなっている、少女が大好きなトム・ゴードン選手が、 疲れきっている少女の前に幻影として現れだし、 いつしか、その幻影は現実味を帯びて、少女を導き、励ましていくのであるが、 このあたりも、 さすがキングっ!と唸ってしまうほど、自然で説得力がある。 ラストはとても感動的で、ホラーは苦手、キングは苦手という人にはぜひ読んで欲しい一冊である。 自然は怖い! ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() 9歳の女の子が森で迷子になるサバイバルものだ。 森で迷子になるったって、自分が来た道を戻れば良いんで無いのかい? まっすぐ歩いていればいつか出口に出るだろうよ。 とか、思ったりしていたが、自然を甘く見るんじゃねえ!!と、そんな事を思っていた自分を殴ってやりたい。 人の管理が入ってない森って、恐ろしいね、気味悪いね。 とげが生えたり、ツルが絡み合っている植物だとか、気持の悪い虫虫虫。爬虫類両生類、なんでもござれだ。 ヘドロの浮いた沼とか水たまりとかさ、そういう所をただのスニーカーで歩くのって、やだ。 それと、夜。電気なんかないんだぜ。恐い!虫がいそうな地面に直に寝たりとか、ゾワーッとするね。 裸足で芝生を歩いたりするのも苦手な現代っ子の私には、森での遭難はかなり厳しい。 この主人公は9歳の女の子で、しかも舞台はアメリカだ。 アメリカの森なんか、ますます恐そうじゃないか。ワニとかも出そうだよ。 ジェイソンとかも。 この本のおかげで、少しサバイバル知識が身についたので、万が一遭難するような目にあったら、まずは川を探す事にする。 なぜ川を探すかは、読んだり調べたりするといい。 単純な話なのに、めっちゃ面白いっ! ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() 六月初めの土曜日、メイン州西部のアパラチア自然遊歩道の道から外れた9歳の少女トリシアが迷子になって、森の奥深くへと入り込んでいく話。虫の群れに襲われたり、飢えと喉の渇きに苦しむトリシアが、必死のサバイバルを繰り広げるってそれだけの話なんだけれど、いつの間にかこの、恐怖に襟首を捕まれながらも決して絶望しない主人公の少女に、強く共感を覚えていました。 最初は不安と怯えから泣くことの多かったトリシアが、孤独なサバイバルの時を過ごすうちに、精神的に次第にタフになっていくところ。リュックサックに入っていたラジオで、ひいきの野球チーム、ボストン・レッドソックスの試合の実況解説に耳を傾け、彼らの戦いぶりに励まされるところ。レッドソックスのリリーフピッチャー、トム・ゴードンの姿をトリシアが心の中に創り出し、彼と対話をしながら、前へ、前へとひたすら歩いていくところ。そうした描写の積み重ねがあるからこそ、終盤の緊迫感とラストの感動が胸に迫ってくるんだろうなあ。 生き生きとした訳文が素晴らしかった! 翻訳の名手、浅倉久志の訳文を彷彿させる、自然で、頭にすっと入ってくる日本語の文章。芯の強い、大人びた少女(サイン入りのレッドソックスの野球帽をかぶり、ジーンズをはいた)の姿が、瞼に浮かぶようでしたね。映画『ペーパー・ムーン』に出てきたテイタム・オニール(9歳の孤児アディを演じてた)をイメージしながら、「ヤー、ベイビー。あきらめんなよ、トリシア」と声援を送りながら、読んでいきましたよ。 読み終えた後味は清々しく、心地よかったです。人差し指を天井に向けて、「やったね!」と、ガッツポーズしたくなりました。 |
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メイプル・ストリートの家 (文春文庫) |
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著者: スティーヴン キング 定価: 価格:→¥ 88 | |
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KING (キング) 2008年 05月号 [雑誌] |
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著者: なし 定価: 価格:→ | |
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IT〈1〉 (文春文庫) |
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著者: スティーヴン キング 定価: 価格:→¥ 1 | キング最高傑作 ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() モダンホラーの最高傑作。 「IT」は最初ドラマで知りました。 そのドラマに出てくるピエロが子供心に強烈なトラウマを刻んでくれたんですが、原作は主人公たちの少年時代のエピソードと成長してからの生活の対比などがさらに詳細に描写されてます。 キングは本当文章が上手い。こんな比喩や表現があったのか!と目からぽろぽろ鱗が落ちます。心理描写も秀逸。軽やかなユーモアを交えた筆致が深層にひそむ恐怖をじわじわ炙り出します。 ピエロの不気味な存在感は勿論なんですが、本書一番の見所はやはり郷愁誘う少年時代の夏休みの描写。大人に秘密の河原の隠れ家、映画館でやりたい放題のいじめっ子、淡い初恋、吃音癖もちの頼れるリーダー、はみだしっ子たちの集まり、初めて吸う煙草の味…… 読んでて胸がきゅんとするほど懐かしい。 ああ、友達っていいなあ、仲間っていいなあと思います。 子供たちの日常が光に溢れているからこそ、デリーの裏にひそむ悪意の脅威も際立つ。 煙穴の場面と最後のチュードの儀式の場面は過去と現在が交錯しサスペンスを盛り上げる。 人の恐怖に付け込みさまざまに形をかえるITの正体とは? 六人は二十七年の歳月をこえてITと決着をつけることができるのか? この本を好きな方へ。 ![]() ![]() ディーン・R・クーンツの『ファントム』を読んでもらいたい。 そして、どちらが先か確認してもらいたい。 他のキング作品は大好きですが、これはちょっと・・・。 S.キング作品のマイ・ベスト ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() S.キングのファンで長編・短編ほぼすべて読んでいます。その中でも一番好きなのがこの「イット」。出版されてから20年ほど経ちますが、この20年間、何度となく読み返し、表紙が破けてくるとまた買い換えるということを繰り返しています。 少年時代と大人の時代が交互に描かれているわけですが、少年時代は「スタンド・バイ・ミー」のようなノスタルジックな雰囲気、大人の時代はストレートなホラータッチで描かれています。また、文章がキングの小説の中でも一番勢いがある感じがします。自分のスタイルに自信を持った作家が思いっきり書いているような印象を受けます。キングが一番輝いていたのは80年代だったと思いますし、その中で一番中核をなす作品だと思います。 本を手に取ったらその厚さに驚くかもしれませんが、まったく飽きない作品です。楽しんでください。 |
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セル 下巻 (新潮文庫 キ 3-57) |
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著者: スティーヴン キング 定価: 価格:→¥ 187 | 泣かセル ![]() ![]() ![]() ![]() 上巻のゾンビチックな勢いからすると下巻はパワーに欠けるが、ラストに向かう盛り上げ方はやはりキング調。ドキドキしつつ次々とページをめくり、いつの間にか、知らぬ間に物語が終わってしまったことに気づいた。キングとなれば回りくどいマニアックな描写と口調でラストも説明過多なとこも多いが、今回はちょっと尻切れトンボで、若干落胆。携帯人のメカニズムと生き残った人たちの安否、そして息子の回復、知りたかったよぉ。映画化になるそうだから期待する。 デヂタルバイオハザード ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() スティーブンキングの本職が今あなたの手にっ! 今や誰もが持つモバイルが原因の 人間のぞんび化がはじまる主人公は無事に子供と再会できるのか? 出だしから誰も置いて行くことの無い猛スピードな展開 彼らしい書き口ですね 停まることなく読んじゃいますので 時間のあるときに表紙をめくってください スタンドバイミー で少年達の淡い青春を描き ショーシャンクの空に で狡猾でモダンな脱出劇を 日本人の持つ彼のイメージを変えてくれる作品ですがこれが彼の本業 読んでみてください ネタバレあるので未読の方はスルーして下さい ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() 個人的なass-u-meですが、緊急発信番号911番(日本の119番か110番?)にかけたとたんにアホになってしまう場面で、キングは911番と9月11日をダブらせているかな?と思いました。 つまり、「9.11テロはアメリカの自作自演である」として被害者の遺族400家族がブッシュらを訴えているというのに、テロ以来いっさいの思考を停止して見ざる聞かざるで済まそうとする現実の人たちの方が携帯人より余程怖い、とキングは感じているのではないかと。 そう仮定すると、最初のパニック場面で助けを求めて911番にかけ、携帯狂人になり破壊活動に走った人も多いだろうと連想できるし、それは9.11テロに怒り狂ってイラク攻撃を支持した人々を思わせます。 最後の結末が尻切れトンボなのは、「読んだ後に少しでも自分で考えてほしい」というキングのメッセージと受け止めました。 すなわち、しょーもないプログラムの言いなりになって思考停止や破壊活動に至る携帯人のようにジョニー(または全ての子供たち)をしたいのか? それとも愛らしく人間らしい、元のジョニーのように育てたいのか? それはオレたち大人の行動にかかっているんだぜ、とキングは言いたいのではと思いました。 また、ハーバードのスウェットを着た携帯人が初めて登場する場面では吹き出してしまいました。 アメリカで最も優秀な大学の一つと言われるハーバード大学への、キングの痛烈な皮肉と感じたからです。 アメリカの政・官・財の要人にハーバード卒が少なくないだろうことは想像がつくし、その成果としてのアメリカの現状を見れば、ハーバードのお里も知れています。 2005年1月、ハーバードの学長が公の場で大変幼稚な女性蔑視発言をしたのをニュースで読んでいたので、携帯人の親玉がハーバード卒なのも至極納得が行きました。 |
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