小説 真夜中の弥次さん喜多さん (河出文庫) |
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著者: しりあがり 寿 定価: 価格:→¥ 1 | 漫画を想像できるようで、想像できない ![]() ![]() ![]() ![]() 以前、NHKの「みんなのうた」で「とのさまガエル」という歌が放送されていた。<br>ボレロのリズムに乗った散文調の歌で、掛け合い的に入る語りは石坂浩二。<br>画像はしりあがり寿の描く「とのさまガエル」。<br>不思議なトランス状態へと導かれ、「とのさまガエル」と唱和する自分を発見する。<p>この小説、同名の漫画、映画の存在を知っていたのだが、何故か小説で読んでみようと思って手に取った(文庫本)。<br>初版一刷りが3月、5月に三刷りであるから、映画の影響で売れたのか。<br>ストーリー等、全く知らなかったのだが、こんなに暗い話なのか!と驚いた。<br>よく(娯楽?)映画として成立したよな、という感じ。<p>読んでいると、しりあがり寿のムンクみたいなキャラクターが頭の中をよぎる。<br>その意味で、まさに文章からあるイメージが想像できるのだが、そのキャラクター、上下左右に動くだけで、弥次さん喜多さんが何をするでもない。ストーリーを漫画として想像できない。<br>ましてや映画なんて???である。多分、違う話として描かれているんだろう。<p>続編、というのはないのだろうが、江戸で起きている外伝、とか読んでみたい。 象様 ![]() ![]() ![]() 映画のがちゃがちゃした感じが好きだったので<br>小説を読んでみましたが、予想外。<p>映画の明るい部分はほとんどなくダークな部分だけ。<br>少しグロイ表現もありますが、それが「リヤル」。<p>これを読んでから映画を観ると少し違う見方ができそうでした。<br>でも映画とは「別のストーリー」と考えた方が良いかも。<p>旅のはじまり、水の宿、唄の宿、夢の宿で構成されています。 |
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帰って来たどらン猫 (アクションコミックス) |
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著者: はるき 悦巳 定価: 価格:→ | 読み終えて感動!! ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() 「帰って来たどらン猫」すごく面白かったです!! 最後まで読み終えた時、何とも言えない感動があります。 ジュニアのプチ坊との話にも感動したし、小鉄の玉つぶしの嵐には声を出して笑ってしまいました。 「読んでよかった!!」読み終えてそう思える作品です。 はるきさん久々の新作 ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() 「じゃりン子チエ」終了から5年後に出版された作品。「どらン猫小鉄」はシリアスな作風でしたが、この「帰ってきたどらン猫小鉄」は少しギャグっぽい作風です。でも、はるき悦巳さんの作品らしくこの作品も何度読んでいても飽きません。この作品にハマッた人には、同じく双葉社から文庫で出ている「じゃりン子チエ番外篇」もおすすめします。 次作に期待。こんなもんじゃない筈。 ![]() ![]() ![]() ご存じ、小鉄とジュニアの活躍の物語。但し彼らにあまり見せ場はない。家庭の事情やら本人の事情やらでしばらく仕事をしていなかった作者の、ある意味でリハビリ目的の作品であるらしい。手慣れた題材を扱い、練達の作であるとはいえるが、あくまで作業療法の一環としての作品である。この人本来の実力を考えると、ようやく水準に達したかどうか、というところ。「じゃりン子チエ」の単行本よりやや大判であるが、画面の大きさに耐え切れていない。版型を合わせてくれた方が、整理するにもありがたかった。<br>気力が戻ったら、この作者にはまた傑作を書いて欲しい。大阪の雰囲気を自然に描き、懐かしい大阪弁を自在に使いこなせる貴重な作家である。気長に待ちたい。 |
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朝鮮民族を読み解く―北と南に共通するもの (ちくま学芸文庫) |
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著者: 古田 博司 定価: 価格:→¥ 492 | もっと早く読みたかった。大学生の必読書にすべきほどの内容 ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() 病身舞という民族舞踊があるのを知ったのは、そう遠いことではない。価値の逆転としての「差別」への祝祭は、文化人類学的に認められるが、これほど、「差別」を露骨にする民俗というものが、何故、儒礼の国「朝鮮」で行われているのかが、分からなかった。しかし、著者は見事に朝鮮における「野」というものを明らかにした。 今まで、「恨」とはなどと話してきたが、レビュアー自身もどうもモヤモヤする部分があり、理解していなかったことを告白せざるを得ない。 しかし、このうような社会では、資本主義が芽ばえる筈もない。 明治初期に、勝海舟は、「いずれ朝鮮にも西郷の如き人物が現れ、近代化するだろう」と予測していたが、明治が中期になってもそのような動きはなく、不思議がっていたが、朝鮮経済は古代レベルであり、貨幣経済にもなっていなかったのである。 ウエーバーの論を借りて、東アジアの資本主義のエートスは「儒教」であるなどという論があったが、この書物は全てを顕わにしてくれた。それにしても、大韓民国国宝第一二一号の何と下品であることか。 南北に通底するもの ![]() ![]() ![]() ![]() 朝鮮思想をわかりやすく説いた本 (本書では北朝鮮と韓国を主軸にしており、その他の地域にに分散しておる朝鮮族は登場しておりません。) 朝鮮における思想のプライドとコンプレックスの源、悩みの源がなんなのか? それを北、南のそれぞれ指導者達があの手、この手、様々な論をもってエネルギーの源に切り替えていく課程について、非常に詳しく、わかりやすく書いてあります。 一見すると全く異なる(正反対の?)北朝鮮と韓国の、底でつながる共通性を見事に説明していて、読んでいて、うなったり、なるほどと膝を叩いたりすることが何度もあった。 ただし、書籍のあちこちで、ちょっと北へのシンパシーのようなものを感じてしまい(私だけでしょうか?) ちょっとこの人危ないのでは?と思ってしまったので、★4つ 近くて遠い隣人 ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() 評論家三浦雅士氏(「大航海」編集長)が推薦していたので読んでみた。硬い理論にとどまらず、著者の豊富な実体験を交えた朝鮮民族論であり、まるで面白い小説を読むがごとく一気に読了。仕事上わずかに接した韓国人のふるまいに対する疑問も得心した。 韓国の思想の脊髄は中国から来た朱子学であり、本家中国で廃れた後、なおいっそう精鋭化していく。異民族の支配下に置かれた屈辱を「礼の伝統を堅持する」プライドで跳ね返す一方、劣等感にも苛まれる。 そして「ウリ」と「ナム」、すなわち身内と他人を厳しく分ける文化。身内にはとことん甘え、他人には冷たく接する。しかし会食の際には打ち解ける。これは日本人には理解しがたいことだろう。 特に興味深かったのは北朝鮮の分析だ。共産主義として出発したはずが、「ウリ式社会主義」として、金日成を父とする大家族になぞらえる。身内が一番で国家意識の希薄な国民には、恐らくそうするするのが一番わかりやすかったのであろう。そして、それは明治時代の日本にも似ている。というより、日本統治下にあった北朝鮮は大日本帝国のスタイルを真似たのだ。 |
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ガンマナイフの臨床 |
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著者: なし 定価: ¥ 12,600 | |
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北の狩人〈上〉 (幻冬舎文庫) |
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著者: 大沢 在昌 定価: 価格:→¥ 1 | 最高傑作とすらいえる素晴らしい作品 ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() 設定が凝ってれば傑作だと思ってるような読解力のないレビュアが低い点数をつけているようですが気にせずに。この作品は癖のない素晴らしいアクション大作です。作者の作品は多数刊行されていますがこれはその中でもトップクラスの傑作です。とっつきにくいシリーズものを犬猿されている方もこの作品はオススメです。 カッペのマッポが都会で大暴れ ![]() ![]() ![]() ![]() きゃっこいい!この一言です!! 主役のかっぺよりも、脇の連中が良かったです。新宿著4課の佐江と、人情味豊かなやーさん幹部の宮元。特に宮元は泣ける・・。こういったやーさんが実際いるなら僕も盃かわしたいっす!!あと、キャッチバーのバイトしてたヤンキー娘も、最初はぐれてましたがかっぺに祝されて、どんどんピュアになっていくのまずまずっしょかね!さすがにさいごのかっぺと山で・・・という締めに関しましては、なんだか処女漫画みたいでアホかと思いましたけどね。恐るべし秋田県警! 「あの国」の話じゃなかったんですね。 ![]() ![]() ![]() ![]() 北の国と言うと、どうしても「あの国」を想像してしまいます。 最初は北朝鮮の秘密工作員が新宿に潜入して何かしようと しているのかと思ってました。 ところが、北の秘密工作員じゃなかったんですね。 強い者が弱い者を喰い、それをさらに強い者が喰う。 やや類型的ではあるが、新宿という街の、弱肉強食、食物連鎖の 非情な世界が物語の基底に流れています。 そこにやって来た謎の男が12年前に潰れた暴力団の事を聞きまわる。 その結果明らかになる過去の事件の真相とは? 主人公も田舎者の良いキャラを出しています。 同じ新宿を舞台にした、キャリア崩れの、名前負けしてるような 軟弱男の物語よりは面白かったです。 |
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ヤァ!ヤァ!ヤァ!ビートルズがやって来た―伝説の呼び屋・永島達司の生涯 |
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著者: 野地 秩嘉 定価: 価格:→¥ 625 | |
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ギター譜 ザ・ビートルズ ギター弾き語り名曲集 Vol.4 (ギター弾き語り) |
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著者: なし 定価: 価格:→¥ 699 | |
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京都洛北の原風景―写真で見る暮らしの百年 |
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著者: 中村 治 定価: ¥ 1,995 | |
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お前はうちの子ではない橋の下から拾って来た子だ |
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著者: 武内 徹 定価: 価格:→¥ 977 | |
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マンボウ雑学記 (岩波新書 黄版 167) |
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著者: 北 杜夫 定価: 価格:→¥ 1 | アタオコロイノナのスピリット ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() 左翼の牙城ともいえる岩波書店から本を出すにあたり、いきなり日本神話から話を始めるところが北杜夫氏らしい。岩波の本に皇国史観の大元の解説が載ることに、生真面目な人は眉をひそめるかもしれない。しかし楡家のなかに、こういう一節があった。「XXは並外れて悠々とのんびりとした人生をおくってきた。だからこの時代にあって誰からも失われた最も大切なもの「常識」があった。」硬直した精神から生まれるバランスを欠いた集団狂気(右であれ左でれ)こそ、北杜夫氏が最も倦厭したものなのである。本書は、優秀だがいくらか「硬直」の気があるこの出版社に対し精神医学的治療を試みたものでもある。それにしても、この出版社に限らず、私を含めて一体どれだけ多くの視野狭窄に陥った人々を、すばらしいエッセイで癒してきてくれたのだろう。この作者に対しては心から感謝の念を抱くばかりだ。 岩波新書を改革した。 ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() どうも昨今の新書ブームの前の新書のなかで、「岩波」はお高い、高尚な印象を与えていた。私の記憶では、文庫=軽いもの、新書=難解なものと言う住み分けがあったように思う。 そこにわれらが北杜夫が役に立つのか立たないのかわからないような知識をふんだんに綴ったと言うだけで事件であった。 内容的には、従前あちこちで論じていたものをまとめたもので、極端な新規制はないが、上記のとおり、天下の岩波新書の「ユーモア」を持ち込んだ功績は偉大である。 それにしても、岩波も良く出したものだ。 |
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