[図解]「邪馬台国」の謎を解く 「地理と戦略」から見えてきた古代史の真相 |
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著者: 関 裕二 定価: 価格:→¥ 510 | |
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男たちは北へ (ハヤカワ文庫JA) |
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著者: 風間 一輝 定価: 価格:→¥ 500 | 爽やかさとリリシズム ![]() ![]() ![]() ![]() 主人公の桐沢はグラフィック・デザイナー。典型的なアル中症状に悩む四十男です。そんな彼が、旧友が漏らしたある言葉に触発され、自転車で東京から青森を目指すべく、汗と乳酸にまみれながら国道4号線を一路北へと向かう旅に乗り出します。 しかし、彼を待ち受けていたのは熱い陽射しや険しい坂道だけではありませんでした。ふとしたはずみで一部将校による陰謀を記した文書を手にした桐沢は、それとは知らずも、自衛隊の一部からも目を付けられ追い回されることとなります。 ヒッチハイクで青森を目指す少年や、桐沢を監視しつつも彼に「男」としての共感を抱いてしまう自衛隊将校の尾形など、桐沢は、さまざまな人を巻き込みながら、かつて生き方を共にした旧友の面影を胸に、ひたすらにクランクを回して北を目指すのでした。 酒と自転車をこよなく愛したグラフィック・デザイナー出身のハードボイルド作家・風間一輝は、平成11年の秋、惜しまれながら世を去りました。本書の主人公・桐沢は風間の分身であり、風間自身の思い入れとも相俟って、本書を彼の作品中の白眉とも言うべき位置に立たせています。全篇を通じて流れるリリシズムとピカレスク的な放縦を排した爽やかさが絶妙の塩梅でバランスしており、風間ならではの独特の味わいを醸しているように思います。 特に自転車に興味のある向きには、是非ともおススメしたい一冊です。 登場人物たちのその後がこんなに気になった小説は初めて ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() 防衛庁に籍を置いたことがある私にとって、この話は現実味がある。 決して荒唐無稽ではない。私自身も、北海道はその気になれば独立できると信じていた頃があるから。 与太話はやめにして、本書である。サイクルロードものという先入観があったが、この作品はそんな単純なものではない。ロバート・B・パーカーの「初秋」的な部分もあり、もちろん謎解きもある、いろいろなものを内包したある意味総合芸術である。 それにしても、主要な登場人物のその後がこんなに気になるなんて、自分自身ちょっと驚いている。それにも増して驚きなのは、さっき読み終えたばかりなのに、今また地図を手元において読み出していることだ。 中年が読むもよし、高校生が読むもよし。ただし、断っておくが、これは紛れもなく男の小説だ。 サイクル ロード小説 ![]() ![]() ![]() ![]() たしか映画には、ロードムービーという「ジャンル」があったろう。この小説は、サイクルロード物である。<br> 読む前は、かなりの先入観があったが、決してチャチなものではなかった。手元に地図でも広げて置くのを勧める。ひとつ条件がある。自転車に乗るのが気持ち良いと思える読者なら、数倍楽しみが増す。<p> 荷物をつけた自転車をこいで埼玉から青森へ国道を走って行く。夜は、野宿もあるがたいていは、安いところを見つける。<br> 主人公は、今様の理想タイプではない。アル中でタバコも吸う。<br>時代は、青函トンネルの運用前である。新幹線も通る今とは、国道の込み具合も違うだろうと思う。<br> 道々の旨いもの、酒もさりげなく紹介される。なれた文章ではないと思うが、読みやすくスピード感もある。<p> 自分もこのルートの一部でもなぞって走りたいと思った。 |
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Tokyo omnibus―一人で来た東京 |
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著者: 小林 紀雄 定価: 価格:→¥ 1 | 続編は十年後? ![]() ![]() ![]() ![]() 東京−人の夢をエネルギーに動く街<br>様々な感情を抱え込みこの街にやって来る上京一年生<br>そしてまた新しいドラマが始まろうとしている<br>自分が何者かはわからない、何者かになるためにやって来た街−東京<p>人間一人には、どんな小説よりも面白いドラマがある<br>彼らは文中で夢を語るそして十年後の自分を思い描く<br>十年後、この話の続きを読める時のため<p>十年間、本棚に入れておきたい一冊 |
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人間を描こう―誰でも・どこでも・何にでも |
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著者: きた としたか 定価: 価格:→¥ 1,385 | |
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ヤング・ギタープラクティス 2 (2) (シンコー・ミュージックMOOK) |
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著者: なし 定価: 価格:→¥ 500 | マティアス・エクルンドファン必見 ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ヤング・ギターに連載されていた、有名ギタリストのワークショップを再編集したムック。<p>目玉は、マティアス・エクルンドの奏法解説でしょう。紙面と連動したDVDが付属しているので、彼独特の特殊奏法が映像で確認出来ます。<p>他にもスコット・ヘンダーソンや、ダーレン・ハウスホルダー等、ヤング・ギターでの露出が少ない人達のワークショップを読めて、楽しめます。<p>故ショーン・レインの記事も収録されているので、貴重な一冊です。 |
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がばい伝説―佐賀北高初優勝 73イニングの熱戦譜 甲子園2007夏 |
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著者: なし 定価: ¥ 500 | |
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隠された子どもの叡知―北ドイツの治療教育施設での記録 |
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著者: 川手 鷹彦 定価: 価格:→¥ 1,698 | |
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魔王と呼ばれた男・北一輝 |
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著者: 藤巻 一保 定価: 価格:→¥ 1,934 | 「魔王」の正体がようやく見えてきた ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() 思想家としての北一輝を解明しようとする試みは、田中惣五郎を最初とし て、松本健一ら多数の研究者、評論家によってなされてきた。特に、松本健 一の研究成果は、藤巻の論考にも大きな影響を与えている。 ところが、『霊告日記』に示された、降霊術(と仮に理解する)を行って いたという側面についての解明は、ほとんどなされてこなかった。『霊告日 記』の行方が長らくわからなかったことや、近代合理主義に立脚した研究ス タイルでは、どうしても扱いにくいことが、そうした偏りの原因なのであろ う。ただ、二・二六事件に至るまでの十年程度、降霊術を繰り返していると いう事実を考えると、こうした側面にアプローチせずに、北一輝を完全に解 明することはできない。その意味で、藤巻の試みは、「魔王」の正体に近づ くための非常に重要なものなのである。 北一輝がなぜ「魔王」と言われるのか。それは、合理主義と非合理主義が 同じぐらい強力に同居している複雑さに由来するのであろう。強力な合理主 義を持つ者は、たいていは福沢諭吉のように迷信を疑ったり、中江兆民のよ うに無神論に至ることが少なくない。ところが、北一輝の場合は、合理主義 的思考を持つにもかかわらず、霊の存在をまじめに信じ、降霊術は本物であ ると信じていた。他方で、非合理主義が合理主義を圧迫することもなく、合 理主義的な思考は最後まで生き続けていた(二・二六事件の尋問調書を見 よ)。こうした思考は、近代社会では非常に特異であり、我々一般人にはな かなか理解しがたいものがある。藤巻の試みによって、ようやくそのことが 明らかになったのではないか。 魔王 ![]() ![]() ![]() ![]() 時代背景をわからないと本書は理解しづらい分、説明の箇所が長いが、これは仕方ない。<p>霊能者にありがちな、霊界と現界がごちゃ混ぜなところを北一輝もあったんだと、本書でわかった。<p>「生霊が尋ねてきた」というコメントを、理解できない社会学者とのコメントの対比が面白い。 誤解されがちだが我が最も尊敬する日本ファシスト ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() いわゆる彼は神憑りである。そしてその理論はブルジョワデモクラシーにもソ連を我が祖国などという社会主義にも飽き足らない貧困層出身軍人をひきつけ2.26事件クーデターの引き金ともなった。彼は法華経信奉者で霊験記もあるシャーマン。そして辛亥革命に飛び込んでアジア開放に命をかけた。そして日本ファシズムを集大成させた。彼を極めるという事は国家主義を極めるという事である。一読して欲しい。 |
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にせニッポン人探訪記―帰ってきた南米日系人たち |
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著者: 高橋 秀実 定価: 価格:→¥ 580 | 「平成の大失策」=日系人導入政策が生み出した「現実」 ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() 本書は、1990年の入管法改正により、「日系人」であれば、入国・就労が可能となる措置が導入されたことに伴って、来日し主に単純労働に従事する日系人に対する、インタビューを行い、特に、日系人であることを装って来日していると思われる者に関する事柄を中心に取りまとめたものである。 「日系人」に関する調査などは、社会学者によって実に好んで行われてきたが、本書は、単に「にせニッポン人」に関するルポであるのみならず、送出側のさまざまな事情、そして制度が意図することと、それを活用する個人の意図とのズレ、さらにはさまざまな現場の現実が明らかにされている。この意味で、社会学者による問題意識や方法論が極めて陳腐な「調査」と比較して、その意義は十分に大きい。 さて、「にせニッポン人」というのは、明らかに、安易に日本で就労・送金・蓄財するために、全く日系人でないにも関わらず、書類を偽造して、入国・就労している者であり、著者はそうした人々を明らかにしようとするのだが、そもそも「日系である」ということが、本人自身から判明できることでも何でもなく、単に祖父や父が「日本人であった」ということしか基準でしかないため、その境界は極めて曖昧であるということだ。さらに、これは他の途上国でも全く同様であるが、官僚機構が腐敗していることから、平然と、虚偽であるが、本物の偽造文書が発行されるという事情が、こうした状況にさらに拍車をかけている。 また、実際に日本に来ている者には、母国でも十分に生活が可能な者が多く、高学歴な者も少なくない。しかし、極めて安易な「実質的単純労働者導入政策」によって、為替レートの格差を利用して、「一攫千金」を夢想して来日する者を多数生み出したことも明らかとなっており、人的資源の適切な活用という意味で、母国、そして日本に与えた影響は実は破壊的であったことも指摘できるだろう。 |
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日本語はどこからきたのか―ことばと文明のつながりを考える (中公文庫) |
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著者: 大野 晋 定価: 価格:→¥ 247 | タミル語 ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() タミル語と日本語の類似点をあげている。 日本語とアイヌ語の2つの言語の起源を辿ろうと思ったら、膠着語という日本語の性格を理解していることが大切。 文化の背景を理解するのに役立っている部分がある。 知的興奮度100%の日本語起源説 ! ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() 著者は「日本語練習帳」等で御馴染みの国語学者。その著者が放つ画期的な日本語起源説。日本語は一応アルタイ語族に入れられているが、著者は次の点で不満があると言う。 (1) アルタイ語族の中で、日本語と基本単語が数多く対応する言語が見当たらない。 (2) 古代の文献で、同族である事を示すものが存在しない。 研究の果て、著者が辿り着いたのがタミル(インドの南部地方)語である。タミル語と日本語には多くの基本単語の対応があり、しかもタミル地方には「サンガム」という紀元前の文献が残っており、その文法構成は「万葉集」のそれと対応するという。基本単語の対応の例を挙げよう。まずは「辛い(カレー)」である。英語の「curry」の語源を大英和辞典(研究社)で見ると「Tamil kari sauce」とある。カレーの語源はタミル語の「kari」なのだ。日本語との関係で示すと以下のようになる。 [日本語]kar-asi(辛し) [タミル語]kar-i(辛い) 驚くべし、日本語で「カレーは辛い」と言うのは、「辛いは辛い」と言っているのと同じ事なのだ。次は日本独特の感覚だと思われる「あはれ」である(タミル語でfとvは同じ発音)。 [日本語]af-are(哀れ) [タミル語]av-alam(悲哀) 「av-alam」には「哀愁に満ちた情趣」という意味もあるそうである。まさに日本古典文学の中心的情緒の「もののあはれ」。これには衝撃を受けた。遥か昔、稲作技術を携えてインドの南洋からはるばる日本にやって来た人々。夢とロマンを掻き立ててくれる知的興奮度100%の日本語起源説。 日本語の起源に興味があるなら必読 ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() もともとこども向きに書かれたものが文庫化されたようです。そのため、難解な専門語も極力やさしいことばにひらいてありますが、内容はこどものみならず大人が入門書として読むにも耐える話の運びです。言語(の起源)の研究の手順や意義についても手を抜くことなく説明しており、また歴史や文化など周辺領域との関わりも分かりやすくとりこまれており、氏が長年主張し続けているタミル語=日本語研究が決して突飛なトンデモ研究でないことがよく理解できるはずです。 |
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